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マイマイガ〜今できる防除方法〜

昨年の夏,大発生したマイマイガとカシワマイマイ。これらのガは,葉を食害する森林害虫です。成虫になると駆除が難しいため,卵や幼虫の段階で防除することが重要です。生態について正しい知識と防除方法を身に付けましょう。担当は環境企画課。

マイマイガとは

写真:カイワマイマイ成虫(メス)

マイマイガやカシワマイマイは,ドクガ科に分類されるガで,草花や樹木の葉を食べ尽くす森林害虫です。

マイマイガの幼虫はケムシで,体長60ミリ程度まで成長します。いろいろな樹木の葉を食べますが,特にカラマツの葉を好みます。成虫はオスが茶褐色で体長は20〜30ミリ,メスが白色で体長は30〜40ミリ程度です。

カシワマイマイの幼虫もケムシで,サクラやリンゴなどさまざまな樹木の葉を食べます。成虫はオスが灰褐色に黒い紋様が散りばめられていて体長は20〜30ミリ,メスが灰白色で黒い波形模様があり体長は30〜40ミリ程度です。

写真:マイマイガ成虫(オス)

マイマイガとカシワマイマイはドクガ科に属しますが,毒性はありません。ただし,素手で直接幼虫に触れると皮膚炎を起こしたり,成虫の羽にある「りん粉」が皮膚に付着すると,発疹が出たりすることがあります

昨年の夏,大発生!

マイマイガは,約10年周期で大発生を繰り返す性質があり,大発生はおおむね2〜3年で収まります。昨年,県内各地でマイマイガの大発生が記録され,盛岡市内でも街路灯などの夜間照明にマイマイガが集まり,不快感や不衛生など,さまざまな被害が発生しました。大発生の原因については分かっていませんが,今年も大発生する可能性があります。

被害を最小限に抑える

マイマイガが大発生するのは自然現象です。広大な森林で産卵するため,発生そのものを防ぐことは困難です。

しかし,被害が拡大する前に,マイマイガの生態に合わせて,今からできる対策を実行することが大切です。最も有効なのは,ふ化する前に卵を除去することです。右の防除方法を参考にしましょう。

盛岡市は,マイマイガなどの幼虫を駆除するため,薬剤散布の器具を表の25カ所に配置しています。どうぞ利用ください。

なお,成虫の市街地への飛来を減少させるためには,次のような方法が有効です。

  • 消灯などで光の量を抑える
  • ガは青い光(短い波長)に集まる習性があるので,電灯を赤い色(長い波長)に替える

薬剤散布の器具の設置場所

配置場所(管理人) 連絡先
松園地区活動センター 019-661-8231
緑が丘老人福祉センター 019-661-8236
上田公民館 019-654-2333
青山地区活動センター 019-646-1593
厨川老人福祉センター 019-647-1982
安倍館町14-7阿部時男さん宅 019-643-5025
上堂老人福祉センター 019-643-0330
中屋敷町1-14吉田茂雄さん宅 019-646-2036
西厨川老人福祉センター 019-647-2446
桜城河北地区市民センター 019-654-6067
仁王老人福祉センター 019-654-6187
山岸地区活動センター 019-663-2505
山王老人福祉センター 019-654-6269
配置場所(管理人) 連絡先
杜陵老人福祉センター 019-654-9155
大慈寺老人福祉センター 019-623-0218
加賀野老人福祉センター 019-623-0407
仙北地区活動センター 019-635-9356
本宮老人福祉センター 019-635-4595
中野地区活動センター 019-652-3288
みたけ地区活動センター 019-641-7817
太田地区活動センター 019-658-1330
土淵地区活動センター 019-645-1630
盛岡市役所別館6階公園みどり課 019-651-4111
都南総合支所地域支援係 019-651-4111
玉山総合事務所税務住民課 019-651-4111
写真:殺虫剤の容器

薬剤散布の際は,薬剤の原液などが口に入らないよう,また,薬剤が風に流されて近くの農作物などにかからないように十分気を付けましょう

殺虫剤は園芸専門店やホームセンターなどで購入できます


生態と防除方法〜マイマイガを例に生態と防除方法を紹介します〜

[春]ふ化幼虫

写真:体長5ミリ程度のふ化幼虫

4月〜5月に卵から幼虫がはい出します。初期の幼虫は,糸を吐いてぶら下がり,風に乗って分散します。

殺虫剤の使用は,幼虫が小さいうちが効果的。大きくなると薬が効きにくくなります。また,成虫は翌年の大発生や死骸による悪臭の原因になるので,できるだけ卵を生む前に殺虫し,死骸はすみやかに取り除きましょう。

[初夏]終齢幼虫

写真:体長60ミリ程度の終齢幼虫

分散した幼虫は,広葉樹などの葉を食べて成長。6月〜7月ごろにサナギになります。

[夏]成虫

写真:産卵中のメス成虫

サナギは7月中旬〜8月上旬に羽化し,数日中に産卵して死亡します。

*卵は塊(卵塊)で産み付けられます

[秋・冬]卵塊

写真:コンクリートに産み付けられた卵塊

一つの卵の塊(卵塊)には300〜500個の卵が入っています。産み付けられた卵塊はそのまま越冬します。

今できる防除方法

写真:下部を切り取った角型ペットボトルでの採集方法

ふ化する前の卵を除去するのが,最も有効な方法です。卵塊を見つけたら,ヘラのようなものではぎ取って処分します。写真のように角型のペットボトルの下部を切り取って使えば,手を汚さずに効率的にはぎ取ることができます。

採集した卵塊は,「ゴミの日に燃えるごみとして出す」または「地中(10センチ以上の深さ)へ埋める」

*卵塊が飛散した場合に備えて,マスクや手袋をしましょう


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盛岡市市長公室広聴広報課
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