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平成20年の夏に市街地に大発生した蛾は,マイマイガとカシワマイマイで,葉を食害する森林害虫です。マイマイガの幼虫は広い食性を持っていますが,特にカラマツの葉を食べる害虫であり,カシワマイマイはクリ,ナラ類のほかサクラやリンゴなどの広葉樹の葉を食べます。大発生により,時に樹木の葉が食い尽くされたり,(食害で樹木が枯れることは稀です),夏に大量の成虫が市街地に飛来することがあります。 県内では10年周期での大発生が記録されており,大発生から2〜3年で終息します(*ウイルスや菌類による流行病が主な要因といわれています)。 1年の生態についてマイマイガを例に,その1年を見ると・・・ <夏>
*卵はかたまり(卵塊)で産み落とされ,一つの卵塊に300個〜500個の卵が入っています。 <秋・冬>
<春・初夏>
*人に対する害は? → 肌の敏感な方は,幼虫で皮膚炎をおこしたり,成虫の鱗粉により発疹が出る場合があります。
防除についてマイマイガの大発生は時々起る自然現象であり,広大な森林を産卵場所としているため,発生を防止することは困難です。 生活環境の保全や衛生面から防除を実施する場合の方法は次のとおりです。マイマイガの生態に合わせた対応をすることに努めましょう。 <秋から冬>
【焼却】集めた卵塊は,燃えるゴミとしてゴミの日に出します。 【土中】集めた卵塊を深さ10センチメートル以上に埋めます。 *卵塊が飛散した場合に備えて,マスクや手袋をすることをおすすめします。
<春から初夏>
殺虫剤は,幼虫が小さいうちが高い効果が得られます(4〜5月頃)。 (幼虫が大きくなると薬剤が効きにくくなります。)
<夏>
なお,成虫については,「翌年の大量発生」や「死骸の悪臭」を抑制するためにも,できる限り卵を産む前の駆除や死骸の除去に努めましょう。
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