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盛岡石割ザクラ〔もりおかいしわりざくら〕

盛岡石割ザクラの写真

指定・区分

国指定 天然記念物

名称・員数

盛岡石割もりおかいしわりザクラ 1本

所在地

内丸9-1 〔盛岡地方裁判所〕

所有者・管理者名

盛岡地方裁判所

指定年月日

1923年(大正12年)3月7日

概要

当所は,江戸時代に南部家なんぶけの分家,きた氏の邸宅があったところといわれています。邸宅が作られたのは,盛岡城下完成期直後(約360年前)と考えられ,サクラは岩の割れ目に自然に生えたもののようです。

1876年(明治9年),明治天皇の東北巡幸の際,県庁吏員田代俊二が,このサクラを岩と共に「桜雲石」と命名して陛下に御覧にいれ,それから有名になったといわれています。

大きさは1995年の測定で,岩上の根元周囲が4.3メートル,枝張りが東8.8メートル,西8.4メートル,南5.5メートル,北7.3メートル,樹高が10.8メートルあり,推定樹齢約350年の,エドヒガンです。別名アズマヒガン又はタチヒガンといわれ,花色からシロヒガンといわれることもあります。エドヒガンは,元来本州・四国・九州に野生し,岩手県が北限の自生地帯にあたります。エドヒガンは,サクラの中で最も長命で樹齢500年以上のものも知られています。

1932年(昭和7年)に裁判所火災の際,枝の一部が焼けましたが,被害の拡大もなく回復し,現在に至っています。


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