秋冬季の施設栽培葉菜類における農薬の適正使用について
岩手県内産の施設栽培葉菜類において,残留基準の超過事案が相次いで発生しています。農作物を生産・出荷してる生産者の皆さまにおかれましては,農薬を適正に使用するよう十分にご注意ください。
農薬の適正使用の徹底を
平成22年以降,県内における農薬残留基準の超過事案は,いずれも冬場に栽培される施設栽培葉菜類において発生しております。
超過の要因には,農薬をほかの容器に移し替えたことや,農薬ラベルの記載内容の確認不十分による不適正使用,使用時期の誤りなどが報告されています。
農薬の不適正使用などにより残留基準を超過した場合,農産物の出荷停止や回収を求められるだけでなく,消費者からの産地への信頼を大きく損なうことになります。
農薬を使用する方は,下記の事項に留意し,農薬を適切に使用するようお願いします。
- 農薬のラベルに記載されている適用作物,使用時期,使用方法などを十分に確認し,農薬の使用記録を残しておく。特に,適用のない作物に誤って農薬を使用することのないよう,注意する。
- 農薬散布器具,収穫容器,農作業用具などの洗浄不足がないか点検する。
- 農業生産工程管理(GAP)により,食の安全・安心確保の取組を一層強化する。
- そのほか,農薬の飛散防止や土壌残留などにも十分に注意する。
農薬の残留基準値は随時改正されており,適用のない作物においては残留基準値が削除となる場合もあることから,最新情報を下記のホームページよりご確認ください。
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このページに関するお問い合わせ
農林部 農政課
〒020-0878 盛岡市肴町2-29 盛岡市役所肴町分庁舎3階
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