感染性胃腸炎(ノロウイルスなど)について

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広報ID1006623  更新日 令和5年6月7日 印刷 

感染性胃腸炎(冬季に多い「おなかの風邪」)

「感染性胃腸炎(おなかの風邪)」の発生は1年中見られますが、中でもノロウイルスなどによる感染性胃腸炎は秋から春にかけて多く発生します。このウイルスは、感染力が強いため、集団生活や家庭などでの感染症予防対策が重要です。

感染性胃腸炎の主な症状

  • 潜伏期間は24時間から48時間程度まで
  • 主な症状は、吐き気、嘔吐(おうと)、下痢、腹痛、発熱などで、一般的には数日で軽快しますが、症状が消失してもウイルスが1週間以上便に排出されることがあります。
  • 感染しても発症しない場合や、軽い風邪症状のみの場合もあります。

感染を予防するには

手洗い

食事の前、トイレの後、おむつ交換の後などに、石けんと流水でよく手を洗いましょう。

85度以上でかつ1分以上のしっかりした加熱

食品(特にカキなどの二枚貝)を調理するときは、中心部まで十分に加熱しましょう。

家庭や施設で発症した場合は

  • ふん便や嘔吐した物を処理するときは、使い捨てのマスクと手袋を着用し、飛び散らないように注意する。
  • ふん便や嘔吐した物で汚れた衣類、便器、手すりなどは塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)で消毒する。
  • 手拭きタオルなどは共有しない。
  • 保育園、学校、その他社会福祉施設などで、有症者が10人以上(または通常より多く)発生した場合や重症者が出た場合は、保健所に連絡する。

感染性胃腸炎の集団発生における報告について

保育所や高齢者入所・通所施設等で感染性胃腸炎の集団発生があった場合、保健所まで報告をお願いします。

〈報告の基準〉

  1. 同一の感染症もしくは食中毒によるまたはそれらによると疑われる死亡者が発生した場合
  2. 同一の感染症もしくは食中毒によるまたはそれらによると疑われる入院患者が7日間に2名以上発生した場合
  3. 同一の感染症もしくは食中毒によるまたはそれらによると疑われる患者が7日間に10名以上または全利用者の半数以上発生した場合
  4. 通常の発生動向を上回る感染症などの発生が疑われ、特に施設長が報告を必要と認めた場合

※平成17年2月22日厚生労働省通知「社会福祉施設等における感染症等発生時に係る報告について」に基づく。但し、高齢者入所・通所施設等においては、岩手県の実施要領に基づき、(3)については、罹患者数が施設利用者数(入所または通所)のおおむね1割を超えた場合とする。

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このページに関するお問い合わせ

保健所 指導予防課 感染症対策担当
〒020-0884 盛岡市神明町3-29 盛岡市保健所6階
電話番号:019-603-8244 ファクス番号:019-654-5665
保健所 指導予防課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。