盛岡信用金庫との産業振興の連携に関する協定

盛岡市と盛岡信用金庫との産業振興の連携に関する協定

　盛岡市と盛岡信用金庫は、産業振興に関する事項に連携して取り組むことにより、地域経済の持続的発展に資することを目的に「盛岡市と盛岡信用金庫との産業振興に関する連携協定書」を締結しました。

　連携・協力する事項は、「新規創業や新事業への支援に関すること」、「販路開拓に関すること」、「事業承継に関すること」など9項目。
　地域密着型金融を推進し、地域経済の発展に大きく貢献してきた盛岡信用金庫と盛岡市がそれぞれの「強み」や「特色」を生かし、連携を図ることとしています。

　具体的な取組は、今後の協議によって決定されますが、想定される取組としては、新規創業や新分野等の創業に取り組む企業への各種補助金に関する情報提供や、市内空き店舗への出展者情報の共有と空き店舗補助金活用による空き店舗活用の促進、全国の信用金庫ネットワークを活用した市内の工場団地情報や研究者情報、人材育成助成制度等を紹介し、立地の促進を図るほか、市内の企業に対し、「先端技術等の導入の促進に関する基本的な計画」に基く設備や工場の新設、更新を図る企業に対する固定資産税の課税標準の軽減制度や、工場等新設拡充奨励補助制度を活用し、企業の設備投資を促進することが挙げられます。また、事業承継を希望する企業に対する情報交換を相互に行い、事業承継の悩みを抱えた企業に対する情報提供やコンサルティング、支援機関の紹介などを行うことも想定されます。

盛岡信用金庫との産業振興の連携に関する協定締結式（平成31年2月6日（水曜日））

　盛岡市（谷藤裕明市長）と盛岡信用金庫（浅沼晃理事長）は2月6日、産業振興の連携に関する協定を締結しました。

　締結式には、市からは市長、商工観光部長等が、盛岡信用金庫からは理事長、常務理事等が出席し、協定の締結を機に、今後の取組の具現化に向け、一層の連携・協力を深めることを確認しました。