大規模盛土造成地マップ

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広報ID1022090  更新日 令和3年6月1日 印刷 

はじめに

阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などにおいて、谷や沢を埋めた造成宅地や、傾斜地盤上に腹付けした大規模な造成宅地において地滑り的変動(滑動崩落)が生じ、多くの宅地被害が発生しました。これを受け、国土交通省は平成18年に「宅地耐震化推進事業」を創設し、大規模盛土造成地の調査について推進を図るとともに、東日本大震災の被災実態に基づき滑動崩落対策推進ガイドラインを改訂し、より一層の事業推進を図ることとしております。

盛岡市においても「宅地耐震化推進事業」を実施し、大規模盛土造成地マップを作成しました。このマップは、市民の皆さまに大規模盛土造成地が身近に存在することを知っていただき、日頃から宅地や擁壁などの点検を行っていただくなど、災害の未然防止や被害の軽減につながるよう、防災意識を高めていただくことを目的としております。

大規模盛土造成地とは

盛土造成地のうち、以下のいずれかの要件を満たすものを大規模盛土造成地と呼びます。

谷埋め型大規模盛土造成地

谷埋め型盛土
(大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン及び同解説より)

谷や沢を埋めたもので、盛土の面積が3,000平方メートル以上のもの

腹付け型大規模盛土造成地

腹付け型盛土
(大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン及び同解説より)

盛土をする前の地盤面の水平面に対する角度が20度以上で、かつ、盛土の高さが5メートル以上のもの

大規模盛土造成地の滑動崩落とは

滑動崩落
(大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン及び同解説より)

地震時に造成宅地において、盛土全体又は大部分が、主として盛土底面部を滑り面にして、旧地形に沿って流動、変動又は崩落する現象のことを滑動崩落と呼びます。

大規模盛土造成地の抽出方法

調査方法
(大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン及び同解説より)

「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン及び同解説」に基づき調査を行いました。

造成前と造成後の地形データ(地形図、航空写真等)を重ね合わせ、造成前後の標高差や地形の変化を読み取り、大規模盛土造成地を抽出しました。

なお、造成前の地形データは標高や地形情報の精度が低く、地形データの重ね合わせの際に誤差が生じる可能性があるため、抽出された大規模盛土造成地は概ねの位置と規模をあらわしたものとなっております。

盛岡市大規模盛土造成地マップ

大規模盛土造成地マップ位置図

大規模盛土造成地マップは、大規模盛土造成地の概ねの位置と規模を示したものであり、マップに示された箇所が地震時に必ずしも危険ということではありません。

また、マップに示された位置と規模には誤差を含んでいる可能性があります。

(令和3年5月更新)マップにランドマークを追加しました。

 

大規模盛土造成地に関するQ&A

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都市整備部 都市計画課
〒020-8532 盛岡市津志田14-37-2 盛岡市役所都南分庁舎2階
電話番号:019-639-9051(業務係)、019-601-2117(宅地開発係)、019-601-2718(土地利用計画係)
ファクス番号:019-637-1919
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