平成29年度市税収納率向上対策推進状況

平成29年度市税等収納率向上対策取組状況について

1.はじめに

平成29年度の市税等収納率向上対策については、平成29年7月30日の本部会議で決定した基本方針に基づき、対策項目を定め、収納率向上対策に取り組みました。

2.平成29年度市税等の納付状況

• 市税収納率は現年度分99.05％、滞納繰越分38.35％、現年度・滞納繰越合計で97.36％でした。
• 国民健康保険税の収納率は、現年度分90.74％、滞納繰越分24.92％でした。
• 保育所保育料の収納率は、現年度分99.14％、滞納繰越分28.31％でした。
• 住宅使用料の収納率は、現年度分98.18％、滞納繰越分20.75％でした。

3.各対策項目の状況及び収納状況

• 休日納付相談は、毎月第4日曜日（12月は第3日曜日）に実施、夜間納付相談は、第2週の火曜日・木曜日に実施しました。
• 軽自動車税について行ってきたコンビニエンスストア収納について、対象となる税目を拡大し市県民税や固定資産税など合計9科目で実施しました。
• 公売の落札実績は、不動産が4件で14794千円、動産が2件で35千円となりました。また、債権の取立金額は、293971千円となりました。
• 差押件数の目標値を1250件として取り組んだ結果、差押処分件数は1616件となり、達成率は129.2％でした。
• 納税推進センター（コールセンター）を引き続き運営し、現年度課税分の早期収納を計りました。
• 「岩手県地方税特別滞納整理機構」に職員1人を派遣し、機構を活用した徴税を実施しました。平成29年度の機構効果による徴収金額は12509千円となり、機構発足時からの累計額は123344千円になりました。なお、岩手県地方税特別滞納整理機構とは、市町村税の徴収を専門に行う組織です。

4.口座振替及び納税貯蓄組合の状況

• 口座振替利用率は、一部の科目で件数比が減少しているものの、金額比では概ね増加しています。
• 納税貯蓄組合の平成29年度収納実績は241088千円で、収納率は100.5％でした。