陽性と診断された方へ
広報ID1039017 更新日 令和4年5月12日 印刷
陽性と診断された方へ
陽性と診断された方へのお願い
(1)自宅待機(外出自粛)
陽性と診断された方は、速やかに自宅での待機をお願いいたします。外出は厳禁です。
- 同居のご家族がいらっしゃる場合は、家庭内での感染対策を行ってください。自宅内での行動も最小限にしましょう。
- 陽性判明日の当日又は翌日までに、保健所からご連絡を差し上げますので、お待ちください。
- 食糧品や生活必需品の購入が必要な場合は、濃厚接触者ではない別居のご家族や知人にお願いしましょう。また、インターネット通販なども活用しましょう。(受け渡しは非対面、宅配ボックスの利用不可。)
(2)濃厚接触者の方への連絡
濃厚接触者の判断と連絡は、陽性者ご自身で行っていただきます。
ご自身が陽性だとわかったら、濃厚接触者だと思う方にすぐに連絡をし、外出自粛を依頼してください。
濃厚接触者とは
陽性者の感染可能期間(陽性者の発症日(無症状の場合は検体採取日)2日前から入院(または宿泊療養等)するまでの期間)に接触のあった人のうち、以下の範囲に該当する方
- 同居家族
- 必要な感染予防策(※)なしで陽性者と会話、食事、カラオケ、喫煙等をした方
- 長時間、車内で過ごした方
- 適切な感染防護(マスクの着用など)なしに患者を診察、看護もしくは介護をした方
- 患者の唾、鼻水などに直接触れた又は、それらが付着したものに触れた可能性のある方で、その後手洗いやアルコール手指消毒をしなかった又は、不十分だった方。
※必要な感染予防策とは、不織布マスク(または同程度以上の効果があるもの)を正しく着用している状態をいいます。鼻出しマスクやあごマスクは不適切な状態となります。
(3)所属先(勤務先や学校等)への連絡
ご自身が陽性になったこと、ご自身が所属先で濃厚接触者であると思う方を、所属に伝えてください。
療養に関すること(陽性の判明から療養終了までの流れ)
陽性と診断された方は、医療機関への入院、宿泊施設での療養、ご自宅での療養の、いずれかとなります。
療養先は、症状や重症化リスク感染拡大リスク等を考慮して決定します。
決定後、保健所から連絡いたします。
入院・宿泊療養施設入所の方へ
療養期間の目安は発症日から約10日間となりますので、療養期間中に足りるように次の持ち物をご準備ください。
なお、症状等の軽快状況により、早期退院・早期退所となる場合もあります。
持参物品
- 下着類
- タオル、バスタオル
- パジャマ(病院から借用しない方)
- シャンプー、コンディショナー、ボディソープ
- 歯ブラシ、歯磨き粉
- プラスチック製コップ(飲料用、歯磨き用に2つ)
- ドライヤー
- つめきり、耳かき
- 踵を覆うタイプの靴(病院内での内履き用)※スリッパやサンダルのような踵が覆われていない履物は転びやすく危険です。
- お薬、お薬手帳 ※療養期間中に薬が不足しそうな場合は要調整
- スマートフォン、充電器
- 箱ティッシュ
- マスク
必要時
- 義歯、洗浄剤
- 化粧品類
- 生理用ナプキン
- 飲料水
自宅療養の方へ
自宅療養中の生活
- 陽性者本人は療養が終了するまでの間、外出厳禁です。また、自宅内でも家庭内における感染拡大防止のため必要最小限の行動としましょう。
- 家庭内でも全員が不織布マスク(または同程度以上の効果があるもの)を着用しましょう。
- 同居のご家族とは、可能な範囲で別の部屋で過ごしましょう(自己隔離)
- 同居のご家族とは、食事は別々に食べましょう。
- 共有部分(スイッチ、ドアノブ、トイレなど)はこまめにアルコール等で消毒しましょう。
- 換気はこまめに行いましょう。
- タオルや食器の共有は避けましょう。
- お風呂は最後に入りましょう。
- 療養ですので、飲酒や喫煙は厳禁です。
- 外部からの不要不急の訪問者は受け入れないようにしましょう。
- ごみは療養期間(自宅待機期間)終了後、3日以上経ってからごみ集積場所に出しましょう。
自宅療養者のサポート
自宅療養者の一般相談窓口(盛岡市)
- 電話番号:080-7090-4311
- 受付時間:9時から17時まで
自宅療養者のしおり
岩手県のホームページに「自宅療養者のしおり」が掲載されています。ご確認ください。
体調が悪化した場合
- かかりつけ医や診断を受けた医療機関へ相談の上受診してください。
- 緊急時の連絡先は個別にお知らせしておりますが、体調の相談はできるだけ日中にお願いします。
- 基礎疾患のある方で、定期的な薬の処方や予定していた治療、出産を控えている場合には、かかりつけ医に電話連絡のうえ指示を受けるようにしましょう。
陽性者の健康観察について
陽性と診断された方は、療養終了となるまで、毎日健康観察を行います。
入院の場合は医療機関が、宿泊療養の場合は看護師が健康観察を行います。
自宅療養の方は、「My HER-SYS(マイハーシス)」を活用し、いわて健康観察サポートセンターや医療機関で健康観察を行います。
HER-SYS(ハーシス)とは
厚生労働省が開発した、新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理システムです。
保健所や医療機関などの関係者間で情報共有・把握の迅速化を図るために2020年5月末から運用しています。
療養中の方はこのシステムを活用し、毎日の健康状態をスマホ等で簡単に報告をすることができます。
My HER-SYS(マイハーシス)への登録と健康観察
- 自宅療養となった方に保健所が御本人のスマートフォンにSMSでURLとHER-SYS(ハーシス) IDを送付します。御利用ガイドを参考に登録をしてください。
- 登録の翌日から療養終了当日まで1日1回、体温、体調を入力してください。
※電話による健康観察を希望される方はお申し出ください。
My HER-SYS(マイハーシス)のシステムについての問い合わせ
- 名称:一般の方専用相談窓口(厚生労働省)
- 電話番号:03-6812-7818
- 受付時間:午前9時30分から午後6時15分(土日祝日除く)
陽性者の療養期間の目安について
陽性者の療養終了の目安は以下のとおりです。陽性判明後、保健所から連絡した際に療養終了日の目安をお伝えします。
症状の経過によっては療養期間が延長される場合があります。その場合は個別にご連絡差し上げます。
対象者 | 終了の目安 |
---|---|
有症状者 |
以下の(1)~(3)の全てに該当した場合療養を終了する。 (1)発症日を0日目とし、10日間経過している (2)解熱剤を使用せずに解熱し、かつ、呼吸器症状が軽快している (3)症状軽快から72時間経過している |
無症状者 | 検体採取日を0日目とし、7日間経過すること。ただし、療養途中で発症した場合は、上記有症状者のとおり切り替わる。 |
陽性者の療養終了について
医療機関による健康観察の方
医療機関から療養終了の連絡が入ります。
My HER-SYS(マイハーシス)に登録している方
療養期間の目安通りに療養終了となる方は、My HER-SYS(マイハーシス)から療養終了のお知らせがメールで配信されます。
メール受信時点で就業制限が解除となりますので、職場や学校等に復帰についてご相談ください。
療養終了後の生活について
療養終了後は通常通りの生活に戻っていただきます。
ただし、療養終了後も、さらに1週間から2週間は、ご自身で健康観察を行い、人ごみなどの感染リスクの高い場所の利用や会食等を避け、マスクを正しく着用する等の感染対策を引き続き行って下さい。
療養終了後も症状が継続する場合は、出勤・登校等を控えることをお勧めします(療養期間証明書の対象外となります。)
なお、療養終了後に改めてPCR検査等を受ける必要はありません。
陽性者の同居家族の方へ
同居家族の過ごし方について
(1)外出を控えましょう
- 陽性者の同居家族は濃厚接触者となります。できる限り外出はお控えください。
- 食糧品や生活必需品の購入が必要な場合は、濃厚接触者ではない別居のご家族や知人にお願いしましょう。また、インターネット通販なども活用しましょう。(受け渡しは非対面、宅配ボックスの利用不可。)
- 頼れる人がいない等の理由で濃厚接触者ご自身が外出する場合は、必ず不織布マスク(または同程度以上の効果があるもの)を着用し、人の少ない時間帯に、短時間で、感染対策を徹底してお出かけください。(公共交通機関はご使用できません。)
(2)家庭内でも感染対策を行いましょう
- 家庭内でも全員が不織布マスク(または同程度以上の効果があるもの)を着用しましょう。
- 可能な範囲で別の部屋で過ごしましょう(自己隔離)
- 食事は別々に食べましょう。
- 共有部分(スイッチ、ドアノブ、トイレなど)はこまめにアルコール等で消毒しましょう。
- 換気はこまめに行いましょう。
- タオルや食器の共有は避けましょう。
- お風呂は最後に入りましょう。
- 外部からの不要不急の訪問者は受け入れないようにしましょう。
- ごみは療養期間(自宅待機期間)終了後、3日以上経ってからみ集積場所に出しましょう。
家庭内での感染対策は、以下の資料を参考にしてください。
(3)毎日、健康観察を行いましょう
毎日体温を測り、記録しましょう。また、普段と違う体調の変化がないか、新型コロナを疑う症状がないかなど、いつも以上にご自身の体調変化に気を配りましょう。
自宅待機中に症状が出た場合は、かかりつけ医や診療・検査医療機関に相談の上受診してください。
相談の際は、必ず、濃厚接触者として自宅待機中であることを伝えましょう。
(4)陽性者の看病について
- お世話はできる限り、限られた方で対応しましょう。
- お世話は不織布マスク(または同程度以上の効果があるもの)を着用し、飛沫を浴びた場合は着替えましょう。
- お世話のあとは、必ず手を洗い、着用したマスクは新しいものに交換しましょう。
- 陽性者が使用したものをゴミに捨てる時は、すぐにビニール袋に入れ、袋の口をしっかりと閉じ、密閉してから捨てましょう。
- ゴミ袋の口を縛るときはごみに触れないように、ウイルスが舞わないようにそっと縛りましょう。(気になる場合は二重にしましょう。)
- ごみは療養期間(自宅待機期間)終了後、3日以上経ってからごみ集積場所に出しましょう。
- ゴミ出し後は手を洗いましょう。
陽性者の同居家族の自宅待機期間について
国が示している、濃厚接触者である同居家族の待機期間は以下の期間です。
※同居家族の誰かが自宅待機期間中に発症した場合は、同居家族の発症日を0日目とするため、待機期間が延長となります。陽性者が無症状病原体保有者であり、その後発症した場合も同様です。
(1)陽性者の発症日(無症状病原体保有者の場合は検体採取日)
(2)家庭内で感染対策を取った日
(1)と(2)のいずれか遅いほうを0日目とし、7日間(8日目に解除)とする。
※又は4日目と5日目の検査で陰性が確認できれば5日目に解除とされています。
※家庭内で感染対策を取ることが難しい場合、保健所では陽性者の療養終了日を0日目として、7日間の待機をお勧めしています。
<住居内での感染対策とは、日常生活を送るうえで可能な範囲で行う以下の対応です>
- 同居家族全員が家庭内でも正しくマスクを着用する(鼻出しマスクやあごマスクは不適切な状態です。)
- 食事を別々にとる(時間をずらす、別室で食べるなど)
- こまめな手洗いや部屋の換気をする
- 物資等の共有を避ける(タオルや食器など)
- 共有部分をこまめに消毒する(スイッチ、ドアノブ、トイレなど)
- 陽性者が自宅療養をする場合は、部屋を分ける
自宅待機中に同居家族が発症した場合
かかりつけ医や診療・検査医療機関に相談の上、受診してください。
陽性者の同居家族の自宅待機期間終了後の生活について
7日間の自宅待機期間が終了した後も、さらに7日間は、ご自身での健康観察を続け、人ごみなどの感染リスクの高い場所の利用や会食等を避け、マスクを正しく着用する等の感染対策を引き続き行って下さい。
各種通知書等の発行について
新型コロナウイルス感染症と診断された方の証明書発行については、こちらのページからご確認ください。
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このページに関するお問い合わせ
保健所 企画総務課
〒020-0884 盛岡市神明町3‐29 盛岡市保健所6階
電話番号:019-603-8301 ファクス番号:019-654-5665
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