地域農業マスタープラン(人・農地プラン)

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広報ID1037330  更新日 令和6年4月15日 印刷 

地域農業マスタープラン(人・農地プラン)とは

「地域農業マスタープラン(人・農地プラン)」は、地域が抱える「人と農地の問題」を解決するための「未来の設計図」です。

全国では、高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加などで、5年後、10年後の展望が描けない地域が増えています。

こうした中、平成24年度から各地域の「人と農地の問題」を解決するため、集落、地域の関係者が徹底的な話合いを行い、今後の中心となる経営体はどこか、そこへどうやって農地を集積するか、中心経営体以外を含めた地域農業のあり方をどうしていくかなどを明確にした「地域農業マスタープラン」の作成が各地で進められてきました。

盛岡市では、平成24年度から平成25年度にかけ、市街化区域を除く全域で10地区のプランが作成されています。

その10地区は、「巻堀地区」、「渋民地区」、「玉山地区」、「薮川地区」、「(盛岡)東部地区」、「厨川地区」、「太田地区」、「本三地区」、「越場・下鹿妻地区」、「都南地区」です。

中心経営体の追加等があった場合は、定期的に見直しを行っています。

見直しを行う場合は、地域での話合いを通じ、その内容をもとに関係者や有識者等による地域農業マスタープラン検討会を経て見直しを行います。

地域農業マスタープラン(人・農地プラン)の実質化について(令和元年度~4年度)

農地の集積・集約化のさらなる推進に向けては、地域の農地を将来に渡りどのように利用していくかを、それぞれの地域において議論を深めながら、取組を強化していくことが重要となります。

そこで、令和1年度から令和2年度までを集中取組期間として、アンケート調査により地域の農地利用の意向を把握のうえ、地図などを活用し、集落での活発な話合いを行いながら、地域農業の将来像を描いた地域農業マスタープラン(人・農地プラン)に内容を反映させていく「プランの実質化」の取組を進めてきました。

実質化された人・農地プランについて

実質化に向けた工程表に基づいて、「地域農業マスタープラン(実質化された人・農地プラン)」を作成しました。

令和2年3月に作成したのは、「厨川地区」、「太田地区」、「本三地区」、「越場・下鹿妻地区」の4地区です。

令和3年3月に作成したのは、「東部地区」、「都南地区」、「渋民地区」、「玉山地区」、「巻堀地区」、「薮川地区」の6地区です。必要に応じて見直しを行っています。

農地中間管理事業の推進に関する法律(平成25年法律第101号)第26条第1項に基づき、公表します。

地域農業マスタープランから地域計画へ(令和5年度~)

これまで、地域での話合いにより、「地域農業マスタープラン(人・農地プラン)」を作成・実践してきましたが、令和4年5月の農業経営基盤強化促進法等の改正により、令和6年度末までに、将来の農地の効率的・総合的な利用の目標(目標地図)等を盛り込んだ「地域農業経営基盤強化促進計画(地域計画)」を策定することとなりました。

盛岡市では、令和6年度末までに市内全10地区において地域計画を策定することとしております。令和5年度は、「都南地区」及び「太田地区」において、盛岡市農業委員会事務局が実施したアンケート調査(農業経営意向に関する調査)の結果に基づき、概ね10年後の農地利用方法について地域での話合い(座談会)を開催しました。この結果に基づき既存のプランを更新し、目標地図と併せて令和6年度初旬に2地区分の地域計画として公表する予定です。

なお、「都南地区」及び「太田地区」を除く、他8地区については、令和6年度中に地域での話合い(座談会)を開催し、同年度内に地域計画を策定します。

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