デング熱について

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広報ID1006588  更新日 平成31年2月18日 印刷 

デング熱は、主に東南アジア、南アジア、中南米、アフリカなど、熱帯・亜熱帯地域で多く発生しており、国内でも、海外において感染し帰国後に発症する輸入症例が、年間200例程度報告されています。
近年では、平成26年に、東京都内の公園等を利用した人を中心に、160人以上の国内感染が起きました。
海外の流行地へ渡航する場合は、蚊にさされないよう注意しましょう。
また、市内においても、自宅や施設の周りを点検し不要な水を捨てるなど、蚊の発生防止対策に御協力ください。

デング熱とは

デングウイルスによる感染症で、ヒトから蚊、蚊からヒトへと蚊を介して感染します。
媒介する蚊は、日本に常在していないネッタイシマカや、盛岡市内にも生息しているヒトスジシマカなどと言われています。
ヒトからヒトへ直接感染することはないと言われています。
 

潜伏期間と症状

潜伏期間は2日から15日(通常3日から7日)で、突然の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛に続いて発疹などが見られます。
多くの場合、発症しても一週間程度で改善しますが、まれに重症化して出血やショックを引き起こすデング出血熱などに移行することがあります。

治療方法と予防接種

現状として、デングウイルスに有効な薬がないため、治療は対症療法が中心となります。
また、有効なワクチンもありませんので、感染を予防することが大切です。

感染予防方法

海外の流行地へ出かける場合は、蚊に刺されない対策が必要です。
部屋の中に蚊が入り込まないようにしたり、長袖、長ズボンなどを着用し、皮膚の露出をさけることをお勧めします。
また、虫よけ剤などを活用しましょう。
その他、国内での感染を予防するため、家庭や職場などにおいても、蚊の発生予防対策に御協力ください。

医療機関の方へ

デング熱は、感染症法の届出疾患ですので、診断した際は発生届の提出に御協力ください。
また、デング熱に係る検査等については、保健所まで御連絡ください。

デング熱に関する問い合わせ

盛岡市保健所 保健予防課 感染症対策担当

  1. 平日日中
    電話 019-603-8308 感染症対策丹担当直通
  2. 夜間及び休日
    電話 019-651-4111 盛岡市役所代表(担当が折り返し連絡します。)

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このページに関するお問い合わせ

保健所 指導予防課 感染症対策担当
〒020-0884 盛岡市神明町3-29 盛岡市保健所6階
電話番号:019-603-8244 ファクス番号:019-654-5665
保健所 指導予防課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。