流行性角結膜炎(はやり目)について
広報ID1021994 更新日 平成30年1月16日 印刷
流行性角結膜炎(はやり目)とは
感染力が強く、家庭や施設で集団感染を起こします。
主にアデノウイルスによって起こる目の病気で、手や物を介した接触によって感染します。
感染力が強く、家庭内や職場、保育園や幼稚園、その他社会福祉施設や医療機関内で集団発生を起こすことがあるため、注意が必要です。
また、学校保健安全法では、医師において感染のおそれがないと認めるまで出席停止と規定されています。
症状
重症化すると視力低下も
感染すると、1週間から2週間の潜伏期間の後、目の充血、目やに、涙、かゆみ、ゴロゴロする、まぶしい感じ等が現れます。
また、耳の前のリンパ腺やまぶたが腫れたり、発熱やのどの痛みが見られることもあります。
症状が強くなると、黒目(角膜)の表面に濁りが残って視力低下を起こすことがあるので、このような症状が見られた場合は最後まできちんと治療を受けることが大切です。
感染を防ぐために
目の症状が良くなった後も感染力が残ります
アデノウイルスには特効薬がないうえに、目の症状が消失した後も感染力が残る場合があるため、予防対策が重要です。
特に便には1か月程度排出されることもあるので、オムツ交換等においても注意が必要です。
1 症状が見られたら早めに受診しましょう。
2 診断された場合は、医師が認めるまで学校、幼稚園、保育園、プール等の習いごと等はお休みしましょう。
3 流水と石けんでこまめに手を洗いましょう。
4 タオルや目薬の共有はやめましょう。
5 保育園や学校、その他社会福祉施設等においては、職員、児童生徒、利用者等の健康観察を実施するとともに、よく
さわる場所、共有する器具や物品、トイレ周り等は、次亜塩素酸ナトリウム希釈液やアルコール消毒薬で消毒する等
施設内の感染予防対策を徹底しましょう。
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保健所 指導予防課 感染症対策担当
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