盛岡市地域おこし協力隊活動報告(令和6年6月・杉田隊員)

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広報ID1048243  更新日 令和6年7月26日 印刷 

 こんにちは!盛岡市地域おこし協力隊の杉田有衣(すぎたゆい)です。

 令和5年2月より、「まちなかの賑わい創出による中心市街地活性化」というテーマで活動しています。

 盛岡に移住してから、2度目の夏を迎えようとしています。今年の冬はずいぶんと暖かく、雪のない風景が不思議に寂しく感じられました。あの極寒の、凍てつく北風のなかで春を待ちわびる感覚をもう一度味わいたかった!そう思うのはまだまだ移住したてだからでしょうか。あっという間に訪れた春、そして気づけば、新緑が青々と生い茂る夏が、再びやってきています。

青々とした新緑が眩い中津川

 盛岡で暮らしはじめて1年半が経ち、協力隊の活動も2年目に突入しました。移住前、そして移住して間もない頃とは、また違った目線で盛岡のまちを見つめられるようになってきたと感じています。それはきっと、ここに暮らし働くさまざまな人たちと出会い、対話することができたからだと思います。

 対話を通して多様な視点を得るなかで、自分自身の変化に気づくことがたくさんありました。もしかしたら、こうした体験こそが、盛岡のこれからを考える上で大切なことなのかもしれません。

盛岡の街並みと虹

 今年の2月に、ひとつの雑誌を発行しました。

 タイトルは『ÉTRANGER(エトランジェ)』。フランス語で「よそもの(見知らぬ人、異邦人)」という意味の言葉です。第1号となる今号では、「文化を考える」という特集を組みました。写真、批評、エッセイ、風刺、小説など、それぞれの表現方法で、多様な視点を記事にしています。

雑誌『ETRANGER』

 誰かと出会い、フラットに話をすることは意外に難しいことかもしれません。この雑誌を通じて、読者同士が出会い、自由に考えをふくらませながら話をしてほしい、そしてこの雑誌が、新たな可能性を探る対話のきっかけになればと願っています。

岩山展望台からの風景

 私がはじめて盛岡を訪れたのは12年前です。その後、毎年訪れるようになったのは、この街に何か特別な魅力を感じていたからだと思います。

 私の活動テーマは「まちなかの賑わい創出による中心市街地活性化」というものですが、本当の意味の賑わいとは一体何なのか、活性化とは何なのかを問い続けながら、変わりゆく盛岡を見つめていきたいです。短絡的で急ぎすぎた結論に飛びつくことなく、今年度もじっくりと対話を通して、盛岡のアイデンティティを大切にした活動を行っていきたいと思います。

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