第21回全国藩校サミット盛岡大会
広報ID1047983 更新日 令和6年11月14日 印刷
江戸時代に設置された「藩校」の伝統や精神を現代の視点で見直し、次代に活かすため、将軍家や全国の大名家(旧藩主)の末裔が一同に会する全国藩校サミットを盛岡で開催します。当日は、全国から40を超える旧藩当主が参加予定です。入場無料、地域の歴史や文化を深く学ぶことができる貴重な機会ですので、ぜひご来場ください。
藩校とは
藩校は、江戸時代の各藩が藩士の子弟を教育するために設立した学校で、儒学を主とする漢学を中心に教育が行われました。江戸時代の初期は一部の藩に設けられているのみでしたが、中期から幕末にかけて、藩政改革の一環として急速に普及しました。
盛岡藩では、1840年にそれまでの武芸稽古場を「明義堂」と命名し、初めて藩校として整備しました。その後、1865年に「作人館」に改称し、1872年の廃止までの間に、後に首相となる原敬、岩手県初の文化勲章受章者で物理学者の田中舘愛橘、北海道大学初代総長となる佐藤昌介といった多くの先人を輩出しています。
作人館跡は学制公布により現在の盛岡市立仁王小学校となりましたが、仁王小学校の「仁王歴史館」には現在もその扁額等が保管され、藩校時代の精神と歴史を伝えています。
全国藩校サミット盛岡大会開催概要
※以下の内容は予定であり予告なく変更する場合があります。
開催日
令和6年11月23日(土曜日)
開催場所
盛岡市民文化ホール大ホール
開催時間
藩校サミット本大会 午後1時30分から午後5時30分
入退場自由
当日の主なプログラム(予定順)
オープニングアクト(15分)
- 南部藩古武道保存会による演武
開会の辞・来賓あいさつ
仁王小学校児童による発表(20分)
記念講演(60分)
- タイトル「東大よりもスゴかった?!藩校から学ぶこれからの人づくり」
- 講師 歴史コメンテーター 金谷 俊一郎 氏
トークセッション「将軍×殿様座談会」(40分)
- 出演 徳川宗家第19代当主 徳川家広、水戸徳川家第15代当主 徳川斉正、南部家第46代当主 南部利文
出席旧藩主紹介(15分)
「盛岡宣言」の発表
次期開催地引継
閉会の辞
申込
不要
費用
不要
主催
第21回全国藩校サミット盛岡大会実行委員会、(一財)漢字文化振興協会
共催
盛岡市、盛岡市教育委員会
問い合わせ
第21回全国藩校サミット盛岡大会実行委員会事務局
盛岡市内丸12番2号 盛岡市役所別館8階(盛岡市市長公室企画調整課内)
電話 019-626-7534
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このページに関するお問い合わせ
市長公室 企画調整課
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