市長定例記者会見(平成28年1月5日)

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広報ID1008888  更新日 平成28年8月21日 印刷 

1 新年を迎えての市長あいさつ

市長:

謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
昨年を振り返りますと、人口減少への対応が、国や地方の課題としてクローズアップされ、その取り組みが注目された年でした。そうした中で、本市では、「新しい総合計画」による新たなまちづくりをスタートさせた年でした。
また、7月には「盛岡・北上川ゴムボート川下り大会の世界記録達成」がありました。一昨年の盛岡さんさ踊り和太鼓同時演奏に続いて、2年続けての世界記録達成となり、盛岡の魅力を国内外に情報発信できたものと思っています。
さて、本年は、昨年の市長選挙で市民の皆さんと約束した公約の実現に向けて全力で取り組んでいきたいと思っています。
新たにスタートした総合計画の着実な推進を図り、特にも、市民の皆さんからの要望が多かった子育て支援について、待機児童の解消に取り組むとともに、安心して医療が受けられるように、小学生の医療費助成を通院まで拡充するほか、医療費助成の対象を中学生まで拡大することについても、できるだけ早期の実現を目指していきます。
本年は、いよいよ「希望郷いわて国体・希望郷いわて大会」が開催されます。
本市では、大会成功に向けて、つなぎ地区に多目的運動場の整備や太田テニスコートの改修、通年型スケートリンクなどの施設整備を行うとともに、全国から訪れる多くの関係者などを温かく迎えるため、開運橋のライトアップの充実、盛岡駅東西広場や木伏緑地の整備などを進めています。また、国体時の移動の効率化などを図るため国が整備を進めている「国道4号盛岡北道路」の4車線化工事が3月に完了する見通しとなっています。
「希望郷いわて国体」冬季大会は、今月27日から31日までの日程で開催されますし、9月、10月には本大会と「希望郷いわて大会」が開催されますので、心の込もったおもてなしができるよう、市民の皆さんと共に、万全の体制で臨み、必ずや成功に導きたいと思っています。
また、本年は盛岡市と玉山村が合併し、新しい盛岡市として歩み始めてから、ちょうど10年になります。1月9日に合併10周年記念式典および祝賀会を開催し、10年の歩みを振り返るとともに、市民の皆さんと共に感謝と喜びの気持ちを表したいと考えています。また、さまざまなイベントに趣向をこらしながら記念事業を実施していきます。
広域連携については、連携中枢都市圏の形成に向け、昨年10月に連携中枢都市宣言を行い、12月には連携協約の協議に係る議決をいただいています。今月15日には、盛岡広域8市町で連携協約の締結式を行う予定としており、3月末までに連携中枢都市圏ビジョンを策定していきたいと思っています。
先般、2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場について、木材を多用する案が採用されていますので、本市産材の活用を提案することも検討していきたいと思っています。
私は、本市の魅力を全国へ向けて情報発信しながら、これまで築いてきた市民の皆さんとの信頼と絆の下、総合計画を着実に推進し、本市が北東北の要となり、仙台に次ぐ東北の拠点都市となるよう努力していきます。
市政記者クラブの皆さんには、本年も、盛岡市勢発展のため、御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げまして、新年のあいさつとします。

記者:

あいさつの中で国立競技場へ市産材の活用を提案したいということでしたが、具体的に何か話が来ているのでしょうか。

市長:

具体に話が来ているものではありませんが、新国立競技場のみならず、他の施設についても、国産材も含めた多くの木材の活用が検討されているとの報道がなされていることから、農林水産省や林野庁など、いろいろなラインを通じて盛岡の木材をいろいろな場所に有効に活用してもらえればという思いを伝えたいと思っています。

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2 ネーミングライツ事業の開始について

市長:

市は、公共施設などへの愛称を付与する権利、いわゆるネーミングライツを与えることで得られる対価を施設などの運営に活用する、ネーミングライツ事業を始めます。
この事業は、新たな自主財源を確保することによって、施設の良好な運営や、民間のノウハウを活用することによる施設の魅力向上を図ることを目的とするものです。
ネーミングライツの対象は、体育施設や文化施設、道路や公園などの市有施設のほか、市が行うイベントも対象とします。ただし、施設名が公募で決められたものであるなど、特別な経緯があるものについては対象外となります。
今月の15日から、盛岡市永井にある「盛岡南公園球技場」、盛岡市本宮にある「盛岡市アイスリンク」、また例年8月に開催している「全国高校生短歌大会」について、契約希望の事業者を募集する予定です。
市で選んだこれらの施設について募集するほか、事業者の皆さんからの提案を受け付ける提案募集型のネーミングライツ事業も予定しており、ぜひ、提案を寄せていただきたいと思っています。
この事業を通じて、民間事業者の皆さんの力もいただきながら、施設などの一層の魅力向上と、地域の活性化を通じて、「元気な街もりおか」の推進が図られることを期待しています。

記者:

本年度の募集は、この3件のみになるのでしょうか。それとも今後増えていくものなのでしょうか。

財政部長:

現時点ではこの3件です。今後対象施設が出てくれば、随時対応していきたいと考えています。

記者:

希望金額については、担当部署と調整中ということですが、市で想定している額は、この3施設でどのくらいの収入を見込んでいるのでしょうか。

財政部長:

具体的には、これからの募集の段階で明らかにしていこうと考えています。

記者:

資料には「他都市等の類似施設の状況を参考に」と書いてありますが、参考にしている施設と額を教えてください。

財政部長:

東北の県庁所在都市を参考にしています。県内では例がなく、東北の県庁所在都市では青森市、秋田市、仙台市で実際に例があるので、それらの状況についても参考にしていきたいと思っています。

記者:

何か1つ、例を教えていただけると参考になりますが。

財政部長:

例えば、仙台市の泉岳に自然ふれあい館がありますが、そこは年間で120万円です。100万円以上という希望で、実際に決定した額は120万円ということです。

記者:

募集にあたっての決定の仕方は、入札のような形になるのでしょうか。

財政部長:

公募してきたものを見ながら、市としてふさわしいものかどうかを検討する必要がありますので、入札という形にはならないと思います。

記者:

決定方式については、選考という形で総合的に判断されるということですね。

財政部長:

施設としてふさわしい名前か、企業かということもありますし、総合的に判断する必要があると思っています。

記者:

岩手県でも以前募集しましたが、なかなか決まらない状況です。その中で、かつてブームになったネーミングライツを、なぜ今始めるのかという理由を教えてください。

財政部長:

今年は国体の年ということもあり、盛岡をアピールしていく必要があると思っています。特に盛岡南公園球技場やアイスリンクは、国体の開催会場となっていますので、情報発信につながるものと考え、今回、始めることとしました。

記者:

募集は、盛岡市に本社があるとかではなく、全国的に募集するのでしょうか。

財政部長:

盛岡市ということにはこだわりません。

記者:

どこの事業者でもいいということでしょうか。

財政部長:

そうです。

記者:

選考という話がありましたが、選考委員会を設けて、そこで審議することになるのでしょうか。

財政課長:

決定については、内部での選考会という形で、公募委員などは現在想定していません。

記者:

金額については調整中ということでしたが、1月15日から募集するにあたって、ある程度の金額の目途を提示したりしないのでしょうか。

市民部長:

金額的には、ご存じのとおり県でもネーミングライツにトライして応募に至らなかったということですので、現実的な金額がどれくらいかというのを、最終検討している状況です。先ほど財政部長からも話があった金額も参考にしますし、例えば、盛岡南公園球技場で言いますと、同じライバルチームのガイナーレ鳥取のホームタウンスタジアムが300万円です。こちらも1つの参考になるのではないかと思っています。

記者:

具体的に金額を示してこの幅でということではなく、あくまでも提案された金額で検討することなのでしょうか。

市民部長:

県などは最低額がいくら、そしてその中身、ということで総合的に選考していくものになっています。

記者:

15日にはその最低額は出すということでよろしいですか。

市長:

はい。

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3 JR山田線脱線事故に関する所感および復旧に向けた要望などの予定について

記者:

JR山田線の脱線事故について、盛岡市と宮古市を結ぶ鉄路への影響が出ていますが、市として復旧に向けた要望などの取り組みは予定していますか。事故への所感を含めてお聞かせください。

市長:

今回の脱線事故については、乗員乗客の中には、骨折などの負傷をされた人もおり、心からお見舞い申し上げます。
山田線は、言うまでもなく、内陸と沿岸を結ぶ重要な路線であり、帰省や観光面などで影響が出ているものとは思いますが、市内では、事故直後から、盛岡駅・上米内駅間での折り返し運転などで通勤通学手段が確保されていることについて、感謝申し上げます。
復旧については、現在実施しているボーリング調査結果などを踏まえて、安全に十分注意しながら、一日も早い復旧が望まれるところです。
なお、JRに対しては、昨年末に、宮古市と共にJR盛岡支社を訪問し、早期復旧のお願いをしたところです。

記者:

JRに対し、今後の工事の進捗状況を踏まえ、あらためてまた要望に行かれる予定はありますか。

市長:

今のところ予定はありません。 JRとは常に連絡を取り合いながら状況を把握していますが、盛岡のみならず宮古との関係もあり、必要と思われる状況になれば要望することもあると思います。

記者:

例えば今後、市長会で要望する動きがありますか。

市長:

今は特に、そういう具体の動きはありません。

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4 玉山村との合併10周年を迎えての成果と課題について

記者:

玉山村との合併から1月9日で10年を迎えますが、この10年の成果と課題についてお聞かせください。

市長:

玉山村との合併以来、新市建設計画の推進に鋭意取り組み、玉山区では、IGR好摩駅周辺の整備や、学校やコミュニティ施設の整備、また、産業振興として、有機物資源活用施設「ひめかみ有機センター」や薮川地区農村交流センター「ばっちゃん亭」の整備など、本市の北部の拠点として発展するよう取り組むとともに、合併協定に基づく行政サービスの調整を図ってきました。
その結果、生活環境や教育環境などの改善が図られ、一体的なまちづくりや住民サービスの向上などについて一定の成果があったものと思っています。
一方で、人口減少・高齢化への対応や、農業・工業、観光など基幹となる産業の振興が課題であり、企業誘致も含め、玉山区の特性や資源を生かした振興を図ることが今後も必要であると思っています。
このことから、玉山歴史民俗資料館・石川啄木記念館の再整備や道の駅の整備、生出エコタウン、桜の里の整備、企業誘致の推進などにより、玉山区の拠点性を高めることで、定住人口や交流人口の維持・増加を図っていきたいと思っています。

記者:

この10年の人口だけでみると玉山区は旧盛岡市と比べて減少率が高くなっています。共に発展していく中で、大事にしていく視点をあらためてお聞かせください。

市長:

玉山区の高齢化率が高い状況ですが、旧盛岡市内にはないものや魅力がたくさん玉山にはあり、まだまだ掘り起こせば素晴らしいものがあると思っています。一体感の醸成と併せて、魅力の発掘も含め、今後とも取り組みを進めていきたいと思っています。

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5 県が示した野球場共同整備についての受け止めおよび南公園に整備する野球場への影響について

記者:

県議会12月定例会で、野球場整備を市と共同で進めたいとの考えが県から示されましたが、市としてどう受け止めているのか。また、市が進めてきた南公園への整備について変更はあるのかお聞かせください。

市長:

県に対しては、昨年8月に平成28年度県予算に対する統一要望で、スポーツ推進施策の充実強化について要望しており、その中で「新たなスポーツ推進計画の策定」や「市が行うスポーツ施設の高規格化整備に対する新たな財政支援策」について要望しました。
また、事務レベルでは、これまで何度か新市営野球場の整備計画について県との意見交換を行ってきたところです。
希望郷いわて国体終了後に県営体育施設の総合的な方向付けをしていく中で、老朽化した施設の整備の在り方について、市町村との連携協働や役割分担を考慮しながら検討するものと伺っています。今回、県が示した野球場の共同整備検討の考えは、県営体育施設の具体的な整備計画や共同整備の制度設計まで踏み込んだ内容となることを期待しています。
市しては、市単独であれば収容人員1万人規模の野球場の建設を計画していますが、県との連携が実現すれば、高校野球の決勝戦やプロ野球の1軍戦が開催できるさらに高規格な野球場の建設が可能になると考えています。
県都として岩手県全体のスポーツ振興を牽引していく立場からも、今回の野球場の共同整備が実現し、先駆的なモデルとなって、今後、県内の体育施設が計画的かつ効率的に整備されることを期待しています。

記者:

以前の市議会では、市営球場については、スポーツ推進計画の期間である2022年度内の整備を目指していたと思います。今回、県との共同との話が出てきたことで、この計画自体が一旦ストップしたり、先延ばしになるということがありますか。

市長:

県の予算や進み方など、今のところ具体には把握していませんが、場合によってはそういうこともあり得るかもしれません。しかし、できるだけ当初のとおり進められるよう、県とも調整を図っていければと思います。

記者:

建設場所が盛岡南公園から移るという可能性もあるということでしょうか。

市長:

盛岡南公園を中心に検討を進めていることは変わりません。

記者:

共同で造る場合も盛岡南公園に、ある程度規模を大きくして造りたいということでしょうか。

市長:

そのように考えています。

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6 橋の表記について

記者:

今、盛岡市にある「中の橋」や「上の橋」や「下の橋」という橋の表記が、盛岡市内の部署内で異なっている現状がありますが、今年国体も控え、表記を統一する考えはありますか。

建設部長:

橋の名前については、今までいろいろな経過があり、ひらがなに統一した形だと思います。また、地名や町内会の名前などもそれぞれ今までの経過があり、経過を踏まえながら長い目で考えていくことだと思います。また、この話は、今に始まったことではなくて、かつてもそのような話があったと記憶しています。そんな中で今は定着していますので、今後の状況を見ながらではないかなと思っています。

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