市長定例記者会見(平成28年9月30日)

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広報ID1017301  更新日 平成28年10月5日 印刷 

1 台風第10号被災自治体への対応と盛岡市内の取り組みについて

記者:

台風第10号で被災した市町村への支援状況と、今回の被害を受け、盛岡市内の備えを再点検する考えがあるかという点についてお聞きします。

市長:

被災自治体への支援状況については、盛岡市は、被害が発生した直後から、被災した市町村の状況や必要な支援の内容などをお聴きしながら、給水支援、物資支援などの支援を継続的に行っています。
また9月10日からは、岩手県社会福祉協議会と連携を図りながら、岩泉町小川地区などで泥出し作業を行うボランティアを募るとともに、集まっていただいたボランティアの方々を送迎するためのバスの運行を行ってきたところです。9月29日現在でバス41台、延べ748人が参加されています。

他にも、岩泉町と宮古市から家庭ごみや災害廃棄物の受け入れ要請があり、岩泉町では本市のごみ収集車が出動するなどして、これまで約35トンを市のクリーンセンターやリサイクルセンターで受け入れて処理しています。
人的支援としては、岩泉町に対し、9月13日から9月30日まで、健康被害調査や被災住宅の調査、避難所運営などに当たるため、延べ55人の職員の派遣を行っています。

被災した市町村の被害状況は、私自身、9月15日に宮古市、久慈市、そして岩泉町を訪問し、盛岡市職員からのお見舞金と支援物資を届るとともに、現地の状況を確認し、今回の災害による被害の甚大さを実感してきました。
市としては、被災した市町村が早期に復旧・復興することができるよう、今後も、各般の支援を全力で行っていきます。

次に、市内の備えの再点検についてです。今回の災害では、河川の水位が急激に上昇し浸水被害が発生したことや、避難準備情報の意味が十分に理解されていなかったことなどが指摘されています。

市では、気象警報が発表された場合などは、災害警戒本部を設置して、警戒監視に当たるとともに、盛岡地方気象台や県などから入手した降雨、河川の水位、土砂災害警戒判定メッシュなどの情報を一元的に管理し、状況に応じて、避難準備情報や避難勧告などを発令します。また併せて避難所を開設し、地域の皆さんに早めに避難していただくよう呼び掛けるなどの対応をとっています。

今回の災害を踏まえて、平時からこれら避難情報の入手方法や、入手した情報によりどのように行動するべきかなどの留意点について、市民の皆さんに理解を深めていただくための取り組みを強化するとともに、国・県などの関係機関や市民の皆さんからの意見も伺いながら、必要な点検を行い、安全・安心なまちづくりを、さらに推し進めていきます。

記者:

岩泉で孤立集落という問題がありましたが、盛岡市の場合、砂子沢や玉山区などで、孤立や浸水の可能性があるかどうかを再点検する考えはありますか。

総務部長:

確かに盛岡市内でも,いくつか孤立が予想される地域がありますので、どの辺が土砂崩れなどで最も影響があるかや、孤立する世帯がどの位か、どう対応する必要があるかなど、点検していきたいと考えています。

記者:

平常時から、避難情報などについて市民に理解してもらう取り組みを強化していくというお話でしたが、何か想定する対策はありますか。

総務部長:

6月30日に国から浸水想定区域の見直しについて発表があり、盛岡市内で該当する区域が19コミュニティありました。8月10日から12月5日までの予定で、国土交通省岩手河川国道事務所の協力をいただきながら、1カ箇所ずつ説明会を行っているところです。その際に、今回の浸水想定区域の見直しの意味や避難情報,準備情報とはどのようなものか、またどう行動をとっていただきたいかというお話をしました。地域の方々から避難所に対する要望も伺っており、それも含め、洪水・災害防災マップを新しく作成する予定です。

記者:

防災マップの作成時期はいつ頃を予定していますか。

総務部長:

国の浸水想定区域の発表に基づく、県が管理している河川の取りまとめが、本年度中と伺っており、その情報も併せて作成したいと考えています。その時期にもよりますが、来年度には作成して、全戸に配布したいと考えています。

記者:

堤防や橋の対策などハード面の整備はどう進めますか。

建設部長:

堤防や橋は、それぞれの計画に従って対策をとっています。それとは別に、橋の老朽化の点検などを行って、災害に備えています。また急傾斜地については、今回の豪雨を受けて通常時の雨量に合わせて点検していて、しっかりと対策していきたいと思います。

記者:

岩泉町から一般廃棄物を受け入れたということですが、今後、内陸の自治体などで災害廃棄物の受け入れをお願いしたいという動きも出てくると思います。盛岡市に今、そのような話は来ていますか。

総務部長:

今のところ要請は来てません。今後そのような要請があれば、周辺の市町村とも連携しながら対応を考えていきたいと思います。

市長:

道路が寸断され、限られたエリアにしか廃棄物を搬出できないということがあり、被災地から近い、盛岡で処理させていただきました。道路もだいぶ接続されてきたこともあり、従来の処理施設に搬入できるようになってきました。ただ相当な量の廃棄物が出ていますので、処理しきれない場合には、市でも対応を考えていきたいと思っています。

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2 国体開催前日の意気込みについて

記者:

希望郷いわて国体への意気込みについてお聞きします。

市長:

いよいよ明日から始まる希望郷いわて国体への意気込みについてですが、1月に開催した冬季大会、先ごろ終了した水泳競技会がいずれも大変な盛り上がりをみせ、成功裏に終了したところであり、完全国体の集大成となる本大会がいよいよ始まるということで身が引き締まる思いです。

希望郷いわて国体・希望郷いわて大会は、東日本大震災の被災地として初めて開催される大会ですので、全国からいただいたご支援に感謝の気持ちを伝えるため、選手・監督をはじめ盛岡を訪れる皆さんを30万市民の総力を結集して、盛岡ならではの心の込もったおもてなしでお迎えしたいと存じます。

さらに、この機会に盛岡の良さを知っていただき、またぜひ盛岡を訪れていただけるよう、盛岡駅前滝の広場に開設する「いわてまるごとおもてなしパビリオンin盛岡」や各競技会場において、盛岡の魅力を発信していきます。

冬季大会、水泳競技会の大成功は、市民の皆さんのボランティア活動をはじめさまざまな場面でのご協力があって成し遂げることができたものと存じます。本大会におきましてもなお一層のご協力をお願い申し上げますとともに、ぜひ、会場にお出かけいただき、選手に声援を送り、競技を盛り上げていただきたいと存じます。

なお、会場には、延べ約7万5000人の方が訪れるものと見込んでいますが、会場や会場周辺に準備した駐車場の駐車台数には限りがありますので、盛岡駅西口などから会場まで運行する無料シャトルバスや公共交通機関の積極的な利用をお願いしたいと存じます。
特にも高等学校野球につきましては、会場である県営野球場内に一般観覧者用の駐車場はありませんので、ご留意ください。

本大会の開催に向け、会場の設営や運営に関し、競技団体や関係機関などとの連携により準備を整えており、万全の体制で競技会を開催し、必ずや成功に導いてまいりたいと存じますので、市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

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3 盛岡バスセンター廃止について

記者:

今日で盛岡バスセンターが閉鎖を迎えますが、それに対する市長の今のお気持ちと、今の建物を存続してほしいという話がありますが、市としてそれを解体して更地にした上で購入するという考えに変わりはないのかという点をお聞かせください。

市長:

長年、多くの皆さんに愛され親しまれてきた盛岡バスセンターですが、だいぶ老朽化も進んできたということもあって、運営してきた株式会社盛岡バスセンターの判断によって閉鎖するということになった訳です。
非常に味わいのある建物でもあり、いろいろな声もあると思いますが、市としてはバスセンターの機能を盛岡駅と併せて両極にしっかり確保していくということが重要なことであります。その意味で、一時マンション業者で取得の動きがありましたが、バスセンター機能を確保する必要があると考え、用地を確保するという判断をした訳です。
バスセンターの施設は非常に歴史があるわけですが、当初は2層建てだったものを3層に上積みしたり、繰り返し増築を行いながら、運営されてきた施設です。老朽化や,震災の被害が出るなどの状況、また埋設物の関係がありましたので、安全性確保という視点から、株式会社盛岡バスセンターとしては、自分たちの責任においてきちんと対応するという判断をされたという訳です。
基本的にはその考え方を尊重したいと思っていますが、いろいろ思いの方々がおられますので、思い出に残るようなもの、意匠など活用できるものを考えていく必要があると思います。いろいろな要望もいただいていますので、検討しつつ、また河南地区のにぎわいを生み出していくという、新たな展開も見据えていく必要もあるか考えています。

記者:

明日から、バスセンターの場所が向かい側に変わり、人の流れや、利用する人の使い方が少し変わるかもしれません。国体が始まりバスの運行が増えたりもします。期待や懸念など、今どのようなことが考えられ、想定されるかお聞きします。

建設部長:

バスセンター自体の機能は向かい側に移るという形になりますが、一部バス路線が「ななっく」前に移ります。基本的には今の位置でバスセンター機能を維持することになりますので、人の大きな流れは,例えば今までバスセンターに来ていた人が全然違うところに行くようなことはあまりなく、使い勝手に大きな違いはないかと思っています。
ただ、バス乗り場にとまどう人もいらっしゃると考え、案内の職員を市の委託で配置することにしています。また周辺には簡単な地図、案内図なども設置しており、利用者に不便をかけないように努めていきたいと思っています。

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