市長定例記者会見(平成30年7月31日)

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広報ID1024511  更新日 平成30年9月27日 印刷 

1 防災マップの配布について

市長:

市は、「防災マップ」について、都南地域を含む盛岡市版を平成16年11月に、当時の玉山区版を平成26年3月に作成し、それぞれの地域の全世帯に配布していますが、東日本大震災を教訓に、避難場所が災害ごとに区分されたことや、近年の大雨災害を踏まえ、主要な河川の洪水浸水想定区域等が見直されるなど、防災に関する情報が大きく改められていますことから、今回、全面更新することとしたものです。
特徴としては、従来の「地図面」に加え、「情報学習面」の充実を図っており、「備える」、「学ぶ」、「考える」の3つのステップにより、平時の準備から災害時における避難まで、段階的に学習いただけるような構成としています。特に、「考える」のステップでは、お住まいの場所やお勤め先等の災害リスクを確認し、その人に合わせた避難行動等をイメージできるよう工夫しています。
普段から災害に対する準備を行うとともに、災害に関する知識を正しく理解し、適切かつ安全に避難行動をとるための手引きとして、多くの市民の皆様に活用していただきたいと考えています。
なお、「防災マップ」は、盛岡版と玉山版を作成し、8月から、順次、それぞれの地域の全世帯に配布いたします。
平成30年7月豪雨の被災地においては、自治体が配布したハザードマップが十分に活かされず、被害が拡大した例もあったと伺っており、その周知活用を図ることが重要と認識していることから、配布後は、概ねコミュニティ地区ごとに「使い方説明会」を実施し、防災マップの周知と活用を図ってまいります。

記者:

防災マップは、昨年度に作るということで、もう少し早く配布する予定だったと思うのですが、今時期までずれ込んだ理由はどういうことでしょうか。

市長:

防災マップについては、県の河川洪水浸水想定区域等の整備との調整を図る必要がありましたので、その関係でずれこんだということです。

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2 平成30年度盛岡市総合防災訓練の実施について

市長:

市は、9月1日、土曜日に、総合防災訓練を実施します。
この訓練は、防災関係機関と地域の皆様が一体となって、災害時に迅速かつ的確な応急対策活動ができるよう、併せて、防災意識の高揚を図ることを目的として、毎年、実施しているものです。30年度は、城北小学校をメイン会場として、震度6弱の大規模地震が発生した想定のもと、地域の皆様や、城北小学校の児童・職員のほか、気象台、消防、警察、自衛隊、電気・ガス・通信・運輸等の企業や医療機関など、41の関係機関が参加し、初動対応や応急対策に関する訓練を実施します。
市民の皆様は、避難訓練、避難所生活体験訓練、災害救助犬による捜索訓練、ヘリコプターや はしご車による救出訓練など、さまざまな訓練への参加又は見学をすることができます。
なお、当日、訓練開始の合図として、午前8時に市全域のスマートフォンや携帯電話等に向けて「緊急速報メール」を送信します。この「緊急速報メール」は、大規模な災害発生時における情報伝達手段の一つとして活用するもので、災害関連情報の配信訓練として行います。
6月18日の大阪府北部の地震、そして、平成30年7月豪雨災害では、多数の尊い人命が失われる甚大な被害がもたらされ、防災の重要性をより一層強く感じております。
今後も、このような訓練を通じ、より多くの皆様に防災意識を持っていただくよう取り組んでまいります。
 

記者:

防災訓練については、今年は何か例年と違う取り組みや、何か西日本豪雨などの災害を受けて新たに加えたものや強化する内容があれば教えてください。

総務部長:

防災訓練については、新たに加えたものは特にありません。想定しているものは地震を想定しています。大きな災害の後ですので、伝達とか避難所の運営などの部分も重視していきたいと思います。

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3 西日本豪雨の支援について

記者:

西日本豪雨の支援について、今月始めの集中豪雨による西日本広域の甚大な被害の復旧・復興のため,盛岡市ではどのような支援を考えているか、現時点での状況を教えてください。
また、温暖化などの影響による豪雨被害は本県でも発生しています。今回の大規模災害を受けて、盛岡市の洪水や土砂災害への対策や今後見直しが必要な取り組みなどがあれば教えてください。

市長:

このたびの西日本から東海地方を襲った災害は、甚大で広範囲にわたり、21府県で2万人を超える方が避難され、避難者への対応を中心とした応急的な救助と復旧に向けた人員確保が必要となり、倉敷市から「中核市災害相互応援協定」に基づき、人的支援の要請がありましたことから、7月26日から8月31日までの間、職員2名、交代を含めますと、延べ3名を派遣し、災害廃棄物の受入誘導業務に当たっています。
今後、時間の経過とともに、支援の規模やニーズも変わってくると思いますので、東日本大震災の経験を活かしながら、被災地からの要請に迅速に対応してまいります。
また、盛岡市は、北上川など、大きな河川が市街地を貫流し、山間には多くの土砂災害危険箇所が点在しており、今回のような災害は、本市においても起こり得る災害と認識しています。
今回の災害においては、避難情報等の伝達の適時性や、ダムの防災情報が避難に結びつかなかったなどの課題が見られたことから、これらに対する国や専門家からの様々な教訓を参考に、気象台やダム・河川管理者、警察、消防、自衛隊との連携や適時・的確な情報発信など、災害対策本部の対応力強化を図るとともに、ため池で決壊等が多発したことを踏まえ、毎年実施している31か所の一斉点検を早期に実施することとしたほか、玉山地域にある「防災重点ため池」1か所のハザードマップについて、当初の予定を前倒しし、10月に関係住民に配布できるよう取り組んでいるところです。
このような取組に合わせ、地域における防災訓練等の積み重ねにより、地域防災力の更なる強化に取り組んでまいります。

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4 大規模災害時の行方不明者の氏名公表について

記者:

大規模災害時の行方不明者の氏名公表について伺います。
西日本豪雨では、行方不明者の氏名公表の対応が自治体によって、岡山県では全て公表、広島県は非公表、愛媛県は条件付き公表など分かれました。
非公表の理由は、「個人情報保護のため」が大半でしたが、岡山県の場合は、公表することで生存していた行方不明者の情報提供につながり、より正確な行方不明者数を確認することができたそうです。
盛岡市は現時点で同様の災害が発生した場合、行方不明者の氏名公表についてどのような対応をされる方針でしょうか。現時点での考えを教えてください。
 

市長:

災害時における行方不明者の氏名公表については、個人情報保護条例に基づいて判断することとなりますが、条例では、「個人の生命、身体又は財産を保護するため、緊急かつやむを得ないと認められるとき」は、例外として個人情報を利用及び提供できると規定しています。
氏名等を公表することにより、住所や居所を明らかにできない方の場合、その方に危険が及ぶおそれがあるなどの課題がある一方、新たな情報が寄せられて安否確認が進むなどの利点があるものと存じます。
災害発生時には、人命救助が最優先であり、個人のプライバシーに十分配慮したうえで、条例の規定に基づき、個別に判断してまいります。
 

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5 県央ブロックごみ処理施設のスケジュールについて

記者:

県央ブロックごみ処理施設のスケジュールについて伺います。
7月20日に都南工業団地付近を対象にした県央ブロックごみ処理施設の住民説明会が開かれましたが、他の候補地で説明会を実施する予定があれば教えてください。
現状のペースでは期限として設定していた本年度前半のうちの候補地選定は難しいように感じますが、更なる選定期間延長の可能性もあるのでしょうか。
 

市長:

県央ブロックごみ処理施設に関する「他の候補地で説明会を実施する予定」についてでありますが、「都南工業団地付近」では、7月20日に候補地周辺の田の沢、沢目両町内会を対象とする説明会を行ったところであり、今後におきましても、各町内会や関係者の皆様と協議し、説明会の開催について、調整を進めていきたいと考えています。
また、「盛岡インターチェンジ付近」では、整備候補地周辺を含む土淵地区からごみ焼却施設の整備を含めたまちづくりの要望を受けていることを踏まえ、土淵地域活動推進協議会との間で、説明会や懇談会の開催について調整を進めているところであります。
「盛岡市クリーンセンター敷地」、「盛岡南インターチェンジ付近」についても、引き続き、今後の対応について、関係町内会と調整してまいります。
次に、「選定期間延長の可能性」についてですが、これまでの各整備候補地の町内会・自治会、関係者との協議の状況を踏まえて、整備予定地1ヶ所の選定時期についても調整すべきかどうかを慎重に判断してまいります。

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6 学校現場での熱中症対策について

記者:

学校現場での熱中症対策について伺います。
現在は夏休み期間中ですが、全国各地で子どもや高齢者が熱中症で救急搬送されるニュースが続いています。現行、現場での対策も急がれるところですが、盛岡市の熱中症対策について、改めて冷房や扇風機などの設置状況、他にも何か実施している取り組みがあれば教えてください。また、岩手県の小中学校の冷房設置率(2017年4月1日時点)は、5.1%と全国平均の41.7%を大きく下回る状況です。全国的に平均気温は上昇傾向にあり、特に子どもは症状が重篤化しやすいこともあって対策は急務かと思われますが、盛岡市としての考えを教えてください。

 

市長:

市の小中学校における熱中症対策についてですが、冷房については、30年度は、既に小学校 11校 の保健室に設置を終えており、既設の学校と合わせ、小学校 42校中 13校、中学校 23校中 4校の保健室に設置済みとなっています。
扇風機については、30年度は、既に小学校 51教室、中学校 11教室に設置を終えており、既設の学校と合わせ、小学校 596教室中 342教室、中学校 266教室中 115教室に設置済みとなっています。
また、各学校におきましては、高温の日における活動注意の呼びかけ、帽子の着用や衣類の調節、体育の授業や部活動の時間に、随時、水分補給の時間を設けるなどの対応を行っています。
今年は、市内でも最高気温が30度を超える日が続いていることから、影響を受けやすい児童・生徒の状況の把握に努めながら、計画的に教室の扇風機と保健室の冷房の設置を進める必要があると考えています。
 

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7 盛岡さんさ踊りについて

記者:

今年の盛岡さんさ踊りについて伺います。
8月1日に開幕する盛岡さんさ踊りですが、何か新しい企画や見所がありましたら教えてください。また、盛岡さんさ踊りも出演している東北絆まつりは、2020年東京五輪の開会式への参加を要望中ですが、現時点での手応えや何か進展などがあれば教えてください。

 

市長:

「盛岡さんさ踊り」は、今年も中央通をメイン会場に8月1日から4日までの4日間開催され、延べ254団体、35,100人の参加が予定されています。
第41回目となる今年の盛岡さんさ踊りでは、2日(木曜日)に、盛岡さんさ踊り観覧ツアーで来盛されている文京区の皆さんに、桟敷席からパレードをご覧いただくほか、文京区長と区議会議長が、盛岡市職員チームの花車に搭乗して参加いただく予定となっています。
また、パレードに併せて、昨年第40回を記念して初開催となった高校生によるさんさ踊りの競演「盛岡さんさ踊り高校選手権大会(さんさ甲子園)」を、参加5校により今年も引き続き開催します。
3日(金曜日)には、7月31日から盛岡で合同事前キャンプを行っている「男子水球カナダ・日本代表チーム」の選手から、カナダチーム20名全員と日本代表チームの希望者が、盛岡青年会議所の団体でパレードに参加予定となっています。
関係各位のご協力をいただきながら、東北を代表する夏祭りに成長した「盛岡さんさ踊り」を、今年も大いに盛り上げてまいります。
また、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開会式等への東北絆まつりの参加を目指した要望活動については、本年4月に、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の会長や復興大臣、オリパラ担当大臣に対し、6市連携の下、実行委員会が揃って要望し、その思いを直接伝えてまいりました。
6月に開催した「東北絆まつり2018盛岡」では、吉野復興大臣、鈴木オリパラ担当大臣が開祭式等に来賓として御臨席され、小池東京都知事からも祝辞を頂戴し、代読させていただきました。
現時点で組織委員会から具体的な出演要請や意向調査等はありませんが、東京オリパラ競技大会の開閉会式等の内容については、年内をめどに取りまとめられる予定と伺っています。
組織委員会は、「復興オリンピック・パラリンピック」としての位置づけを強く意識されており、東京2020オリンピック聖火リレーは、「2020年3月26日福島県」が出発地となり、被災3県は、3日間聖火リレーが行われると伺っており、実行委員会といたしましても、東日本大震災で犠牲となった多くの方の鎮魂と東北の復興を目的とした「東北絆まつり」が式典に参加することで、被災地に勇気と希望を与え、「復興五輪」にふさわしい演出になると確信していますことから、引き続き6市連携の下、絆まつりパレードの実現を目指し、活動を展開してまいります。

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8 ブラジル訪問について

記者:

谷藤市長や達増知事らが8月中旬から下旬にかけてブラジルやカナダも含めて訪問されるということですが、その活動の目的や思いがあれば教えていただきたい。
 

市長:

8月にブラジル訪問ということですが、これは知事、また、他の首長というところもございますが、あとは民謡の団体、その連盟のみなさんなど幅広い方々が、2018年はブラジルの岩手県人会の創立60周年、ブラジルへの岩手県人移住 100周年を迎える記念すべき年であり、ブラジル県人会から、記念行事へのご招待をいただいていますことから、8月19日から8月30日の間、ブラジル・サンパウロ市を訪問いたします。
また、ブラジル訪問に際して、中国の香港、カナダのトロントも訪れることとしています。
香港では、イオン香港コーンヒル店を訪問いたしまして、市産品の販路拡大を目的として市場調査を行ってまいります。
また、イオンストアーズ香港副社長の生田氏とお会いいたしまして、店舗視察また、意見交換を行う予定としています。
ブラジルでは、今回の海外出張の目的でありますブラジル県人会創立60周年・岩手県人移住
100周年記念式典に参加するほか、開拓戦没者慰霊碑を参拝し、献花を行います。記念式典前後に予定されています県人会の皆様との交流会では、60年という長い年月を、全く環境の異なるブラジルの地で過ごされてこられたという計り知ることの出来ない大変なご努力とご苦労を労い、また、東日本大震災の際には、ブラジルからもご支援きましたことから、そのことに対する感謝の気持ちを、お伝えして参りたいと思っています。
特にも、先に開催されました、復興を願う絆祭り2018の様子を県人会の皆様にお伝えできればと思っています。DVDも用意し、現地で放映をしていただこうと思っています。
帰路で立ち寄るカナダ・トロントでは、カナダオリンピック委員会(COC)の最高経営責任者であります、クリス・オーバーホルト氏を訪問し、2020東京オリンピックホストタウンの取組みの説明、及び協力要請を行う予定としています。ホストタウンの取り組みについては、様々活動を行ってきたところではございますが、今回の訪問も、またとない有益な機会と捉えており、盛岡市を存分にアピールしたいと存じます。

 

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