市長定例記者会見(令和3年4月2日)

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広報ID1034701  更新日 令和3年4月9日 印刷 

1 新年度を迎えてのあいさつ

市長:

新年度がスタートしたところであります。

昨年度は、新型コロナウイルス感染症への対応として、市民の皆さまの生命と健康、生活を守ることを最優先に、総力を挙げて取り組んでまいりました。

本年度におきましても、市民の生命と健康そして生活を守るため、新型コロナウイルス感染症の対策に、国や県、医療関係者の皆さまと連携し、引き続き、万全を期すとともに、雇用の維持・事業継続への支援はもとより、飲食・観光関連サービス等の再活性化などを進めてまいります。

また、コロナ禍にあってこそ、将来の市勢の発展を見据え、本年を「新たなまちづくり元年」と位置付け、内丸地区の将来ビジョンの策定などを通じた「都市機能の強化」、バスセンターやMONAKA(もなか)を中心とする「賑わいの創出」、そしてデジタル化を前提とした「新たな日常の構築」など、盛岡ならではの強みを生かした多様な取組も前進させるなど、地方創生に向けたあらゆる施策を積極的に展開してまいる所存であります。

総合計画についても、感染症の流行により生じた社会情勢の変化を踏まえたまちづくりを進めることとし、引き続きその推進に努めるとともに、特にも3つの戦略プロジェクトに重点的に取り組むこととしております。

「未来のもりおかを創る若者・しごと応援プロジェクト」においては、若者の地元定着と農林業の担い手確保、働く場と魅力ある仕事の創出に向け、スマート農業などの支援強化や、盛岡産農畜産物の魅力向上と消費拡大を図るとともに、AI・IoTプラットフォーム事業、新産業等用地の第2事業区への整備着手などに取り組んでまいります。

次に、「みんなが支える子ども・子育てプロジェクト」においては、これまでの取組の積み重ねにより、「4月1日時点での待機児童数0人」を5年連続で達成したほか、「4月、10月及び1月の3つの時点全てで、待機児童数0人」を初めて達成するなど、大きな成果を上げたところであります。今年度におきましては、支援対象児童等見守り強化事業や、学習支援事業の拡充など、ひとり親支援や子供の貧困対策に重点的に取り組むとともに、医療的ケア児や産後ケアへの支援体制の充実などにも取り組んでまいります。

「2020あつまる・つながるまちプロジェクト」においては、昨年、市民のみならず、全国の皆様が待ち望む様々なイベントが、開催中止などを余儀なくされましたが、本年は、本市イベントの強みである多くの市民総参加の取組を活かしながら、安全かつ安心に開催できるよう努めてまいります。また、東北デスティネーションキャンペーンの期間中に、つなぎ温泉の宿泊施設における「つなぎでつなぐ盛岡さんさ踊り」を実施するほか、「東京2020オリンピック・パラリンピック」のホストタウンとしての取組などにより、国内外への本市の魅力の発信や賑わいの創出に努めてまいります。

結びに、感染症拡大の影響は長期に及び、依然として厳しい状況にありますが、地方への意識の高まりやデジタル化など、盛岡を取り巻く環境が大きく変容しておりますことから、未来につながる取組を積極的に展開し、地域経済を活性化させるとともに、本市が将来ともに魅力あふれる東北の拠点都市となるよう、全力で取り組んでまいりますので、皆様の市政への御支援・御協力をよろしくお願い申し上げ、新年度にあたりましての挨拶とさせていただきます。

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2 新型コロナウイルス感染症への対応について

市長:

新型コロナウイルス感染症につきましては、緊急事態宣言の解除後も、首都圏をはじめとして新規感染者数が下げ止まり、東北地方でも宮城県や山形県でも独自の緊急事態宣言が発出されております。また、本市においても、クラスターが確認されるなど新規感染者の増加がみられますことから、なお一層の警戒が必要です。
進学や就職など、人の往来による感染拡大の可能性が高まることから、感染が拡大している地域や外出の自粛などが要請されている地域との往来については、慎重な判断をお願いするとともに、あらためて、マスクの着用、手洗いや手指消毒の徹底、3つの密の1つでも当てはまるものを可能な限り避けるなど、市民1人ひとりにお願いしたいと存じます。

さて、感染収束への切り札として大いに期待されている新型コロナのワクチンでありますが、国が定めた接種の順位に従い、65歳以上の高齢者の皆さまから接種を開始いたします。先月26日には、その対象者約8万4千人に接種券を発送いたしました。
本市への4月分のワクチン供給量は、約1、400人分と非常に限られておりますことから、患者の重症化や病院内・施設内でのクラスターの発生を防ぎ、医療・介護提供体制を確保するため、長期入院患者や高齢者施設の入所者に限定して接種を始めることとし、準備を進めております。
このことから、今後のワクチン供給量にもよりますが、そのほかの高齢者の皆さまへの接種は、早くても5月以降となる見通しです。現在は、ワクチン接種の予約は開始しておりませんので、接種券を大切に保管のうえ、今しばらくお待ちいただきたいと存じます。
なお、65歳未満の方の接種券につきましては、6月以降の発送となりますが、時期などが決まり次第、市ホームページなどでお知らせいたします。

また、感染拡大防止の観点から、盛岡城跡公園と高松公園で、例年、開催しておりました「盛岡さくらまつり」につきましては、今年は、公園内へのぼんぼりの設置や点灯、桜のライトアップは行わないことといたしました。
なお、桜を鑑賞される際は「公園内での宴会や飲食の自粛」はもとより、「マスクの着用や咳エチケット」「人と人との距離の確保」など感染防止対策への御協力をお願いいたします。
また、今年は、御自宅でもお花見の気分を楽しんでいただけるよう、桜の開花時期に合わせて、盛岡城跡公園と高松公園の桜の様子を、本市のYouTubeチャンネル「ウェブもりおか」で動画配信することとしております。御家族と一緒に、満開の桜をお楽しみいただければと存じます。

記者:

コロナの対応について、先ほど「本市においてもクラスターが確認され、なお一層の警戒が必要」としたうえで、「山形や仙台については、往来について慎重な判断をお願いする」というお言葉がありました。達増岩手県知事は来週、もっと強い警戒を呼び掛ける方針もあると昨日おっしゃっていましたが、その点、盛岡市はどのように対応されるのか改めてお願いします。

市長:

感染の拡大している地域については、往来を可能な限り控えていただくということです。いろいろ調べてみますと、その地域に行った方が感染されているというような状況もございますことを考えれば、仕事の関係等も当然、気にしなければならない場面もあるとは思いますけれども、感染防止・予防をしっかりしたうえで、ある意味危険な地域に行かざるを得ないというような気持ちをきっちり持ちながら、対応をしっかりしたうえでお出かけをいただきたいと思っております。願わくば、落ち着いた時期に対応できるのであれば、その時期にずらしていただくとか、そうしていただくことが望ましいのかなと思っております。

記者:

不要不急はよしていただきたい、ということまで言ってよろしいでしょうか。

市長:

私とすれば、できるだけ控えていただければと思っております。

記者:

4月12日から始める高齢者へのワクチン接種について、何カ所の施設で、どのような体制で実施するのか、また集団的個別接種の場所の選定状況を伺います。

市長:

新型コロナワクチン接種の準備状況ですけれども、ワクチン接種の実施医療機関については、23の病院等から協力の意向を確認しているほか、現在、盛岡市医師会の御協力をいただきながら、診療所等の調整を行っているところです。現段階で具体的な数字は確定しておりませんが、できるだけ多くの医療機関に御協力をいただけるよう、接種体制の構築に努めています。

なお、4月中の接種の見通しについては、一部の高齢者施設の入所者や長期入院患者に限定して行うこととし、現在、4月5日の週に配給される1箱については4月12日以降に、また、4月19日の週に配給される1箱については4月26日以降に、それぞれ7つの医療機関等が接種を行うこととし、最終的な確認・調整を行っているところです。

また、集団的個別接種の場所につきましては、医療機関以外の公共施設等で集団的な接種が必要な場合に備え、一部小学校の体育館や地区活動センター、地区保健センターなど、候補となる施設を確保しているところです。現在、盛岡市医師会の協力のもとで調整中の接種機関の地域的なバランスや、市全体の必要接種数、医療機関の意向などを確認しながら、その要否や場所について、検討を進めています。

記者:

ワクチンの接種について、3月26日に8万4千人に対して接種券を発送されたというお話でしたが、早くとも5月以降に、一般の高齢者へ接種というお話だったのですが、発送するのが早かったのかなというふうに思うのですが、早めに発送したことによって問い合わせが結構あったのかなというのと、なくしてしまう方が結構いらっしゃるのではと思うのですが、そのあたりはどのように御対応される予定でしょうか。

保健福祉部長:

発送時期については確かに、期間があるなということではありました。4月12日の週から一部高齢者へのワクチン接種が始まります。その方々に接種券が届いていないと、接種が受けられない状況になってしまいますので、必要性としますと4月初めくらいにはお手元に届いて、準備を始めていただくという必要がありました。また、盛岡市民の方にお送りをしておりますけれども、市民の方でも盛岡市外の施設に入っていらっしゃる方、市外の病院に入院されている方、こういった方々も、その地域地域によっては接種が始まる可能性があり、接種券がないと接種を受けられないという不都合が生じないよう、3月末に発送し4月初めにはお手元に届いていることを目指しました。確かに早いということでコールセンターのお問い合わせにも出てきているかと思います。これについてはコールセンターの想定内の数に今のところは収まっている状況です。お問い合わせに対しては、予約の開始については改めてお知らせし、現在はまだ始まっていないということと、折を見つけまして、なくさないようにということをお願いしているところです。

記者:

つまり長期入院されている方や優先的な接種の対象になる方を、そうでない方と見分けるのが難しいから、一斉に発送したということになるのでしょうか。

保健福祉部長:

実際に、どこにどのような市民の方が入院されているのかという把握が難しかったものですから、間に合わせるということもありまして、早めの発送ということにしております。

記者:

なくした方に、再発行されるものなのでしょうか。

保健福祉部長:

紛失ということは想定されており、当然、再発行という手続きが用意されております。

記者:

先月16日に設置した、市の新型コロナワクチンコールセンターへの相談状況について伺います。

市長:

新型コロナワクチン接種のコールセンターの相談状況等ですが、接種会場の問い合わせや、電話での予約に対応するために「盛岡市新型コロナワクチンコールセンター」を、3月16日に開設いたしました。
開設当初は、接種券がまだ届いていないこともあり、1日当たり数件から30件ほどの問い合わせがありましたが、3月26日に高齢者の接種券を郵送して以降、3月29日は約800件、3月30日には約1、800件、3月31日には約2、100件と、急激に問い合わせ件数が増えております。
相談内容につきましては、開設当初は、医学的なものも含め、ワクチン接種全般に関しての問い合わせがありましたが、接種券がお手元に届いてからは、その多くが予約に関する問い合わせとなっております。

記者:

接種券が配布されてから、予約に関する問い合わせが増えたということですが、それはいつ予約できるかということの問い合わせだったのか、またそれに対して、予約が開始していないので待っていてくださいという回答をされているのかということをお聞きします。

保健福祉部長:

コールセンターへのお問い合わせは急激に増加しておりますが、問い合わせ内容の詳細については、予約受付の申し込みについては二番目になります。一番多いのは、説明書が入っているのですがその中身について、具体的にどういうことをすればよいのかについて確認する問い合わせが一位となっております。3月31日で締め切った内容で申し上げますと、5513件のうち2832件が、予約の受付を除く予約に関する御質問で、1148件が予約の受付の申し込みをしたいというお問い合わせです。架電が4892件あり、応答は同数ですので、電話に出られなかった件数はないという状況です。

記者:

桜の開花時期を迎え、盛岡城跡公園や石割桜などの観光名所には例年多くの花見客が訪れます。コロナ渦における花見について、注意喚起や市民へ呼び掛けについて伺います。

市長:

例年であれば、桜の開花時期を迎えますと、盛岡城跡公園や石割桜などの観光名所に、多くの花見客に訪れていただいております。
コロナ禍の今年の花見にあたりましては、政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」が示す「5つの場面」に「飲酒を伴う懇親会」や「大人数や長時間におよぶ飲食」があげられ、感染リスクが高まるとされていることからも、「公園内での飲食や、宴会・集会の自粛」をお願いするとともに、「常時マスクの着用、咳エチケット・手洗いの徹底」をしたうえで、「3密を避け」、満開の時期などにおいても、一つの場所に留まらず、人と人との距離を確保するなどの感染防止対策への御協力をお願いします。
またそれぞれの会場には看板等を設置しながら、呼びかけをさせていただくことを想定しているところであります。

記者:

昨日発表された、市内の教育・保育施設でのコロナのクラスターについて、検査数から、多くの子どもが通っている施設だと思われます。現在休園中ということで、働いている親御さんにとっては預ける場所の確保が課題となっていると思いますが、現時点で市で把握していれば、どのような対応を取っているか教えてください。

子ども未来部長:

昨日、記者会見で、17人の陽性者が出たと御報告をしており、現在保健所のほうで最終的な陽性者の確定を急いでいるという状況でございます。まずはそれをみて保健所と協議の上、どの程度の休業が必要かということを判断し、施設と協議をして最終的に決定ということになります。現状は、休業ということで保護者の方にお知らせをしておりますけれども、御相談に応じながら、保健所としてどの程度休業する必要があるかというところが重要だと思います。安全確認をして再開という運びになりますけれども、現状は、PCR検査結果の集計を急いでいるという状況になります。

記者:

現時点でほかの施設にお子さんを移すということはされていない、ということでよろしいでしょうか。

子ども未来部長:

現時点では家庭なり、親族、お知り合い、そういった所で対応していただいている状況だと思います。

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3 宮古盛岡横断道路全線開通記念 盛岡・宮古絆フェスタの開催について

市長:

「宮古盛岡横断道路全線開通記念 盛岡・宮古絆フェスタ」の開催についてですが、東日本大震災から10年、「宮古盛岡横断道路」は、かつてないスピードで事業が進められ、令和3年3月28日に全線開通いたしました。
全線開通により、宮古-盛岡間の移動時間が大幅に短縮することから、物流の効率化に伴う地域産業の活性化や周遊観光圏域の拡大による経済効果、更には沿岸部から内陸部への救急搬送の安定性・迅速性の確保など「ストック効果」が大いに見込まれるものと期待しておるところです。

このたび「宮古盛岡横断道路」の全線開通を宮古市とともに祝い、両市の産業や観光、物産、文化など、多岐にわたる連携と交流を深める場として、5月1日(土曜日)の午前11時から、宮古市にございます道の駅やまびこ館の芝生広場において、「盛岡・宮古絆フェスタ」を開催することといたしました。
当日は、ステージイベントとして、宮古市民劇ファクトリーの皆さんによる合唱や盛岡さんさ踊り、宮古の山口太鼓を披露するほか、芝生広場イベントとして、物産の販売コーナーやチャグチャグ馬コとの触れ合いコーナーを設ける予定としております。

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4 広域ごみ処理施設の建設予定地決定について

記者:

広域のごみ処理施設の建設予定地が決定しましたけれども、そのことについての改めての受け止めと、反対住民の方々がいらっしゃるので、そちらへの対応について改めてお伺いします。

市長:

先日の広域の首長の会議で、10年近く協議を重ねてきた経緯と、広域の施設がかなり老朽化してきているということを踏まえていくと、そろそろ結論を出す時期に来ているだろうという声が大勢でありました。そしてまた、地域の福祉協議会の方々から、方針が示された場合には、そのことに賛同して、次のステップへの新たなまちづくりへの取組をしていきたいというような要請書も届けられたということもございましたので、一定の方向をこの時点で出していく必要があるんだろうなと。一方、いろいろなお考えの方々、思いの方々がおられますので、引き続き丁寧な説明等をしていただきながら、新たなまちづくりへの一歩を進めていくことの理解を深めていただくことが、今後大切ではないかと思っております。

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