有限会社サンファーム

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広報ID1031824  更新日 令和5年2月2日 印刷 

全国でも珍しい、ラズベリーとブラックベリーの果汁を発酵させた「飲む果実酢」を開発しました。

はちみつジンジャーラズベリー酢・北国のブラックベリー酢

飲む果実酢

・はちみつジンジャーラズベリー酢
・北国のブラックベリー酢

 盛岡で様々な品種のベリーやりんごなどを生産する有限会社サンファームと醤油醸造100年の実績がある株式会社浅沼醤油店が共同開発した「飲む果実酢」です。
 時間をかけて作られた果実酢はまろやかで飲みやすく、素材本来の香りを楽しむことができます。

 ここでは、有限会社サンファームの吉田 聡さんと株式会社浅沼醤油店 浅沼 宏一さんに伺った商品開発のストーリーを紹介します。

飲む果実酢作りのきっかけ

吉田さん サンファームのすごく酸っぱいりんごやラズベリーなど珍しい果実を酢にしたら日本のシェフやパティシエに使ってもらえるのではないかと考えたのがきっかけです。というのも、フランスに行った際にとても高価なフルーツ酢に出会って、調べてみると日本のシェフもわざわざ海外から取り寄せて使っているようでした。それであれば、自分で作ってみようと思ったわけです。
 ただ、実際に自分の果実がどのようにすれば酢になるのかは分からなかったので、まずは試していただければと思い浅沼醤油店さんにお願いしました。

果実酢作りはとっても時間がかかります

浅沼さん 開発に当たって苦労したことは、とにかく時間がかかることです。微生物が上手く発酵してくれるか分からない中でも、まずは信じて待つしかないので、開発途中は祈るような気持ちでいました。
 また、いろいろな果実がある中でどの果実が酢に向くのか、どのような特徴になるのか分からなかったです。りんごでも試作をしたのですが、最初シードルっぽさがあったり、品種によって個性に違いが出てくるところが面白かったです。

苦労を乗り越えて商品化へ

浅沼さん およそ1年半の長い時間をかけて開発を進めてきましたが、ラズベリーはとても優秀でした。酢の角がとれてまろやかな味わいになり、あまり酸っぱさを感じさせないので、そのままでも飲めてしまうくらいです。ラズベリー本来の香りを楽しめる機会は多くないので、この商品でぜひ味わっていただきたいですね。

フルーツ酢

冷たい水や炭酸水で4~5倍に割って飲むのがオススメです。

生産者×事業者 ~異業種連携の可能性~

浅沼さん 生産者は農産物は持っているけれど、自分で加工して商品開発をすることが難しいケースが多いです。また、事業者は加工して商品開発をすることができるけど、どういった農産物があるのか知らないケースが多いです。1者ではできないことを生産者と事業者がそれぞれ協力することで、世の中にはまだない商品を生み出せる可能性があることは非常に夢があると思います。
 盛岡の農産物を使った商品が盛岡で買える。商品を買ってもらうことで魅力的な生産者がいることを知ってもらえる。そういった循環で盛岡の食と農の魅力を多くの人に伝えていきたいですね。

生産者×事業者

株式会社浅沼醤油店 浅沼 宏一さん × 有限会社サンファーム 吉田 聡さん

販売場所

浅沼醤油店 食楽日和(くらびより)

  • 所在地 盛岡市中ノ橋通1-8-2
  • 電話 019-601-5312

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