危険ドラッグについて

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広報ID1006761  更新日 令和1年12月20日 印刷 

最近、合法ハーブなどと称して販売される薬物(いわゆる危険ドラッグ)を吸引して、意識障害やおう吐、けいれん、錯乱などを起こし、救急搬送された事例や、死亡事故・事件も全国各地で発生しています。危険ドラッグは、繁華街やインターネットなどで「合法」であると偽って販売されていますが、覚醒剤や麻薬などの規制薬物よりも危険な物質が含まれていることもあり、大変危険な薬物です。

違法ドラッグは絶対に使用しない!

覚醒剤や麻薬、危険ドラッグなどの薬物はたった1度の使用でも、死につながる危険があります。

また、脳を刺激して興奮させたり、鎮める作用、幻覚を起こす作用などがあります。そのため「一度だけ」のつもりでも、再び同じ感覚を味わいたくなり、繰り返し薬物に手を出してしまうようになります。さらに薬物には、「耐性」といって、使っているうちに同じ量や回数では薬物の効果が現れなくなる性質があります。薬物の効果が切れるとイライラしたり落ち着かなくなったり気分が落ち込んだりするため薬物をまた使用したくなります。薬物によっては特有の禁断症状が現れるため、禁断症状の苦しさを解消するために、さらに乱用を繰り返すことになります。薬物に依存するようになると自分の意志だけではやめられなくなります。

一度の使用が人生を台無しに!

「合法ハーブ」などと偽って抵抗感をなくしていることなどから、軽い気持ちで手を出す人が少なくありません。危険ドラッグを乱用するうちに、さらに強い刺激を求めて、覚醒剤や麻薬などの薬物に手をだしてしまうケースもあります。このことから、危険ドラッグは、薬物乱用への入り口となる「ゲートウェイドラッグ」とも言われています。規制されていないから大丈夫と思うのは間違いで、一度の使用で死んでしまうこともあり、危険ドラッグを使うことは、とても危険です。ゼッタイに使用しないでください。

2014年4月1日より指定薬物の所持、使用、購入などが新たに禁止!

薬事法により指定薬物の輸入、製造、販売、授与、販売もしくは授与目的での貯蔵または陳列の禁止に加え、所持、使用、購入、譲り受けについても禁止することになりました。これにより、指定薬物を含む危険ドラッグを使用しても罰せられないとの軽い気持ちから、入手、使用することを防止し、新たな薬物乱用の根絶を図ります。違反した場合は3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金またはどちらの罰も科せられます。

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