もりおかの食と農バリューアップ推進戦略

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広報ID1022663  更新日 令和3年9月16日 印刷 

策定の趣旨

盛岡市は、農業と第2次及び第3次産業との連携を強化しながら、盛岡産農畜産物の高付加価値化と販路拡大を推進し、更なる認知度向上や利用促進・消費拡大を図ることで、農家所得の向上(儲かる農業)や食関連産業の活性化を目指すため、「もりおかの食と農バリューアップ推進戦略~盛岡産農畜産物の利用拡大を目指して~」を策定しました。

戦略の期間

令和2年度から令和6年度までを集中取組期間とします。

もりおかの食と農バリューアップ推進戦略

戦略の全体版と概要版です。

もりおかの食と農バリューアップ推進戦略の一部改定について

平成29年度に策定した「もりおかの食と農バリューアップ推進戦略」を引き続き推進していくために必要な改定を行いました。
改定に当たっては、基本的な方向性を維持しながら、各調査結果や社会情勢などから明らかとなった課題の解決に向けてより効果的な取組を展開できるよう、主に指標、目標値及びアクションプランを見直しました。

主な改定内容は次のとおりです。

  1. 戦略の一部改定の趣旨を追記
  2. 「第5章 もりおかの食と農バリューアップ推進戦略の一部改定(令和2年3月)」を追記
  3. 資料編に令和元年度に実施した各種調査結果を追記
     

盛岡の食と農の現状と課題

平成29年度に行った、生産者・事業者・消費者への各種調査や、「もりおかの食と農バリューアップ推進円卓会議」での議論などの結果、見えてきた盛岡市の食と農の課題。それらを整理し、必要なことを次の4点にまとめました。

  • 課題1 盛岡産農畜産物の認知度向上
  • 課題2 作る側と売る側の交流と連携の促進
  • 課題3 盛岡市が「食と農」のまちというイメージの確立
  • 課題4 使う側のニーズと生産状況を踏まえた戦略的な事業展開

もりおかの食と農の目指す将来像

スローガン「みんなでバリューアップ!私たちのまち 盛岡の食と農」

生産者だけに限らず、食産業に関わる事業者、市民などが一体となり、盛岡産農畜産物への理解を通じて消費や利用を拡大することで、盛岡市の「食と農」の価値を認め合う関係性を築いていきます。

そのことによって、盛岡市内のさまざまな主体が誇りを持って盛岡市の「食と農」を発信することで、市内外から多くの人が集うまちを目指します。

こうした状態を目指していくことで、長期的には、人口減少の抑制や循環型経済の確立による地域経済の活性化、地域の成長(維持・発展)につなげ、人が集い活力を生むまちづくりの実現に寄与していけるものと考えます。

戦略に基づき、関係するさまざまな主体と連携しながら各種事業に取り組んでいく中で、実現していきたいことを3つの段階(フェーズ)で定めています。

フェーズ1 消費者・事業者の認知度アップから消費拡大へ

イラスト:フェーズ1 消費者・事業者の認知度アップから消費拡大へ

盛岡産農畜産物やそれらの生産者、産地などに対する認知や理解の向上を通して、まずは、市民や市内の食産業に関わる事業者が、愛着を持って「盛岡産農畜産物」を消費・利用していくことを目指します。

フェーズ2 「食と農」でもりおかの魅力向上へ

「食と農」でもりおかの魅力向上へ

「盛岡産農畜産物」に愛着を持って消費・利用する人とのつながりを深めていくことで、価値あるものとして認識されるようになり、食と農をきっかけとして、まちの魅力が向上していくことを目指します。

  • 生産者が、消費者等の使う側との交流を通じて喜びと誇りを感じながら生産し、所得の向上につなげることを目指します。
  • 食産業に関わる事業者が、盛岡産農畜産物を利用することで、さらに収益を確保できることを目指します。
  • 市民が、誇りを持って盛岡産農畜産物の特長や魅力を発信することで、興味や関心のある人を広げていくことを目指します。

フェーズ3 盛岡への来訪者・新規就農者・食に関わる担い手の増加へ

イラスト:フェーズ3 盛岡への来訪者・新規就農者・食に関わる担い手の増加へ

本市の魅力を発信する価値あるものの1つとして、食や農が、多くの人に認知され消費されるようになることで、次のような状態になることを目指します。

  • 市内外から、本市の食や農を目当てに来訪する人が多くなることを目指します。
  • 本市の農業や食産業が、魅力ある産業・職業になり、担い手を確保できるようになることを目指します。

生産者の将来像

生産者

誇りを持って農業生産に取り組み、品質改善や異業種連携等による新たな商品・サービスの開発・提供といった取組に着手することで、売上や所得の向上を実現している。

事業者の将来像

事業者

盛岡産農畜産物を自社の事業推進のために積極的に活用し収益を確保できている。

消費者の将来像

消費者

盛岡産農畜産物と、それを使った商品・メニュー等について、愛着を持って消費するとともに、市内外の人に推奨している。

戦略の方向性と4つのリーディングプロジェクト

盛岡市の食と農のバリューアップを実現するため、大きく2つの戦略の方向性に基づき、4つのリーディングプロジェクト(核となり、先導的な役割を果たすプロジェクト)で戦略を展開します。

戦略の方向性(1)もりおかの食と農の基盤となる戦略

盛岡産農畜産物への愛着や食に対する興味・関心の醸成

もりおかの食と農をバリューアップするための基盤となる戦略として掲げる次のプロジェクト。この2つは、盛岡の「食と農」を将来にわたり継承し発展させていくさまざまな取組の土台として位置づけられます。

リーディングプロジェクト

(1)盛岡産農畜産物への愛着や食に対する興味・関心の醸成

(2)農商工連携・産学官などの異業種による連携

 

農商工連携・産学官金などの異業種による連携

戦略の方向性(2)もりおかの食と農のバリューアップを実現するための事業戦略

品目や生産者の現状・課題に合わせて、2つのプロジェクトを掲げます。

リーディングプロジェクト

(3)コミュニティをつなぎ、食と農をベースとした地域の活性化を推進

(4)ビジネスを磨き、農業・食産業の強化を推進

基本戦略を踏まえて実行する、10のアクションプランについてはこちらから

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農林部 農政課
〒020-8531 盛岡市若園町2-18 盛岡市役所若園町分庁舎4階
電話番号:019-626-7540(農政企画係)、019-613-8457(生産振興係)、019-613-8458(経営支援係)、019-613-8459(農村整備係)、019-626-2270(食と農の連携推進室) ファクス番号:019-653-2831
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