若林 利重 略歴
広報ID2000460 更新日 令和4年2月28日 印刷
略歴
三重県に生まれる。
東京大学医学部を卒業し,東京警察病院の外科部長,副院長などを歴任。
本業の傍ら絵に親しみ,30歳の頃からデッサンを安井曾太郎に,油彩を田崎広助に師事した。
一水会優賞,日展特選などの大賞を受賞している。
現在,一水会常任委員,日展委嘱。岩手の作家である深沢省三・紅子夫妻との交流も深く,深沢紅子野の花美術館で開催されている一水会選抜展の際には盛岡に足を運んでいる。その縁もあり,深沢省三をモデルに描いた作品「老画伯」を盛岡市に寄贈する。
- 1951年(昭和26年) 第4回全国勤労者美術展奨励賞受賞。
- 1953年(昭和28年) 第15回一水会展初入選。
- 1958年(昭和33年) 一水会会員推挙。
- 1966年(昭和41年) 第28回一水会展で会員佳作賞受賞。
- 1972年(昭和47年) 第34回一水会展で会員佳作賞受賞。
第5回日展初入選。 - 1975年(昭和50年) 第37回一水会展で会員優賞受賞。
- 1977年(昭和52年) 一水会委員。
- 1979年(昭和54年) 第4回日伯美術展日伯賞受賞。
- 1985年(昭和60年) 第17回日展特選となる。
- 1989年(平成元年) 一水会改組により委員は会員となる。
- 1991年(平成3年) 第53回一水会展に「老画伯」を出品。
- 1992年(平成4年) 第24回日展特選。
- 1995年(平成7年) 一水会常任委員。
参考資料
- 展覧会図録『若林利重油絵展』株式会社三越発行,2001年