紺屋町番屋を紹介します!

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広報ID1047441  更新日 令和6年4月12日 印刷 

オシャレな内装の中にある当時の面影

盛岡市紺屋町にある旧盛岡消防よ組番屋として建てられた「紺屋町番屋」。現在の番屋は1913年に建築され、かつては消防団の事務所として使われた施設ですが、紺屋町番屋保存 ・活用委員会から盛岡市に寄付を受け、現在はカフェや雑貨販売、裂き織製品の展示・販売を行う交流・体験施設として運営しています。現在、紺屋町番屋は改装されオシャレな雰囲気のある内装となっていますが、所々に番屋として使われていた当時の面影を見つけることができます。今回はそんな場所を紹介してみようと思います。

テスト
紺屋町番屋

まずは入ってすぐにクラフト作品が目に入ります。機織り工房で作った裂き織や刺繡製品、陶芸、木工細工などが売られています。そのクラフトコーナーの石畳に注目してみてください。この石畳は、消防団の事務所として使われていた当時、消防ポンプ車の駐車場所となっていました。紺屋町番屋は景観重要建造物であることから、外観を保持することとして利活用が図られましたが、内装部分にもこだわって改装されました。

入り口すぐに広がる石畳
入り口すぐに広がる石畳

他にも梁や窓ガラスなど、まだ使用できるものはそのまま残しているようです。窓ガラスは、現在は二重窓となっていますが外側の窓は所々、番屋当時のものが残っています。その窓ガラスは大正時代からのものということもあり、現在のものと比べると少し“もや”がかかったように見えます。いちおう、写真を載せてはいますが、分かりにくいと思うのでご自身で見てみてください。いくつかあるので全て探してみるのも楽しみの一つかと。

番屋当時の窓ガラス(左)
番屋当時の窓ガラス(左)

またスタッフさんにお話を聞いていると、紺屋町番屋の特徴でもある望楼(物見やぐら)の内側を見せてもらえることに。現在は望楼の中に入ることはできませんが、もともと望楼の入り口だった部分をガラス張りにして下から覗くようにして中の様子を見ることができます。当時は望楼の中へは、取り外し式の階段を立てかけて登っていたそうです。

望楼の中の様子
望楼の中の様子

2021年に改装を行った紺屋町番屋ですが、今でも番屋だった時の面影を見ることができます。カフェでくつろいだり、お買い物を楽しんだりできるのも魅力の一つですが、建物を見て楽しめることも紺屋町番屋の魅力なのではないでしょうか。

今回紹介した紺屋町番屋も載っている盛岡ノスタルジックトリップまち歩きマップには、盛岡を代表する観光スポットのほか、懐かしくて新しいノスタルジックタウンである盛岡の魅力を体感することができる4つのモデルコースを掲載しています。

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