盛岡駅を紹介します!

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広報ID1047455  更新日 令和6年4月12日 印刷 

盛岡駅の歴史をたどる

2023年にデジタルマップで閲覧数が特に多かったスポットを紹介します。新しい発見があるかもしれませんのでぜひご覧ください。今回紹介するのは盛岡駅です!

盛岡の玄関口であり、通勤、通学に欠かせない盛岡駅は、JR東北新幹線をはじめとする6つの路線が乗り入れ、盛岡市や岩手県だけでなく、近隣の秋田県や青森県をつなぐ北東北の重要な駅の1つです。

また、盛岡駅は新幹線の連結と切り離しを見ることができる全国的にも珍しい駅の1つです。新幹線の連結と切り離しを見ることができるのは盛岡駅と福島駅の2駅だけ。盛岡駅では「はやぶさ」と「こまち」の連結と切り離しを見ることができます。

このほかにも盛岡駅には、岩手県内のお土産を取りそろえるお店や、盛岡名物を堪能できるお店があり、市内外の多くの人に利用されていますが、今回は盛岡駅の歴史をたどりながら紹介したいと思います。

盛岡駅
盛岡駅
連結と切り離し
東北新幹線「はやぶさ」と秋田新幹線「こまち」の連結の様子

日本で最初に鉄道が開通してから18年後の明治23(1890)年に、盛岡駅は開業しました。当時の盛岡駅周辺地域は「厨川村平戸(へど)」と呼ばれ、駅開通まで集落がほとんどない広大な荒地でした。

また、藩政時代には、一帯にアシが茂る湿地帯で、タヌキやキツネ、キジなどが棲息しており、狩場としても使われるような場所でした。

当初、盛岡駅は現在の仙北町駅周辺に建設される予定でしたが、計画が変更され、現在の場所に建設されることになった経緯があることは、あまり知られていません。

また、盛岡駅開業当時、中心市街地から盛岡駅へ行くには夕顔瀬橋を迂回するしかなかったため、盛岡駅開業に合わせて開運橋が架橋されました。もし、現在の場所に盛岡駅が建設されていなかったら、現在とは全く異なる街になっていたかもしれませんね。

開運橋
開運橋
盛岡駅から見た景色
盛岡駅から見た駅前の広場

そして、盛岡駅開業後は、鉄道利用者のための旅館や荷物預り所ができたり、バスやタクシー、人力車が集うようになったりするなどして、盛岡駅と周辺地域は盛岡の交通の中心として発展していきました。

その後、昭和56(1981)年には駅ビルのフェザンが開業し、翌年には大宮~盛岡間で東北新幹線が開通するなど、盛岡駅は時代とともに大きく発展しました。

旅行客にも市民にも親しまれている盛岡駅ですが、そんな歴史に思いをはせながら、あらためて盛岡駅を訪れてみてはいかがでしょうか。

今回紹介した盛岡駅も載っている盛岡ノスタルジックトリップまち歩きマップには、盛岡を代表する観光スポットのほか、懐かしくて新しいノスタルジックタウンである盛岡の魅力を体感することができる4つのモデルコースを掲載しています。

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