取組概要：8.信頼される質の高い行政

施策の柱：8.信頼される質の高い行政

財政基盤の強化による健全な行財政運営など、市民に身近で総合的な行政主体として、住民ニーズに沿った質の高い行政サービスの提供に努めました。

施策：1.健全な財政運営の実現

公有財産については、財産の把握に努め、財産台帳の整備を促進するとともに、財産活用推進室において、未利用市有地の販売促進に努めました。また、財政運営については、予算編成において、引き続き行政評価と総合計画の連動による施策体系別枠配分方式を実施し、市債発行額を歳入予算総額の8％以内かつ元金償還額以内にとどめました。

施策：2.計画的で効率的な行政運営の推進

総合計画実施計画については、計画された 174事業全てに着手しました。また、新市建設計画については、平成27年度までに計画されている 126事業のうち104事業に着手し（着手率82.5％）、37事業まで完了しました。

施策：3.盛岡市民とともにつくる行政の実現

市民から意見を募集するパブリックコメントを実施したほか、業者による工事の入札関係などの情報開示請求に対応しました。また、地域協働推進計画に基づき、モデル地区（青山地区、本宮地区および城南地区）での試行・検討を行い、市民協働のまちづくりを進めました。

施策：4.盛岡市民の負託に応える組織の構築・人材の育成

自律的、主体的な能力開発と組織の支援を柱とした「人を活かす人事システム」関連施策を展開することにより、職員の能力および資質の向上ならびに組織の目標の達成および活性化に努めました。また、職員の職務に関する逮捕事案が発生したことに伴い、コンプライアンス条例に基づく職員倫理規程の制定、職員服務ハンドブックの策定を行うなど、公務員倫理および法令遵守に関する職員の意識の徹底と職場風土の改革に努めました 。

施策：5.より便利な行政サービスの構築

施設の狭隘と老朽化を解消するため、簗川支所移転整備を実施するとともに、接遇改善を図るため、窓口利用者アンケートを実施したほか、接遇研修を2回開催しました。また、市民登録課では、繁忙期にフロアマネージャーを配置し、窓口での手続が円滑に行われるように努めました。

施策：6.自治の確立を目指す取組みの強化

広域連携推進事業においては、盛岡広域8市町村による復興支援事業（福島県被災地の子どもたちリフレッシュ支援事業、復興支援シンボルマークの看板、シールなどの作成など）を実施しました。　また、岩手県の権限移譲プログラムにより事務移譲を進めました。