市長定例記者会見(令和6年2月1日)

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広報ID1047129  更新日 令和6年2月29日 印刷 

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1 「美食王国もりおかフレッシュ便」及び「もりおかエール便」について

市長:

皆さん、おはようございます。まずは「美食王国もりおかフレッシュ便」及び「もりおかエール便」についてお話をしたいと思っております。盛岡市では、親元を離れて生活している、そして、物価高騰によって影響を受けています学生さんを対象に食品などを無償で配布する2つの学生支援を実施をしております。1つ目は「美食王国もりおかフレッシュ便」。これは市内在住で、盛岡市外の出身の学生さんに盛岡地域産のお米、そして農産物の加工品を詰め合わせたものを贈るというものであります。
また、「もりおかエール便」、これは県外に今在住している盛岡市出身の学生さんに盛岡市の特産品を詰め合わせをお送りするという事業であります。これ、どちらも1500セット先着、先着限定という形で1500セット用意をしております。この事業を通じまして、学生の皆さんの生活の支援、そして、盛岡市を愛してもらうというところを期待するとともに、生産している方、事業者の方の売上の貢献、応援にもつながるものだというふうに思っております。
もう少し詳しくお話しますと「美食王国もりおかフレッシュ便」には、ここにありますね、岩手県産の食味ランキングにおいて5年連続特Aということの「銀河のしずく」を中心にいたしまして、盛岡りんご、そしてアロニアなど、盛岡にゆかりのある加工品の詰め合わせをまず用意しています。
「もりおかエール便」につきましては、3大麺、盛岡の3大麺、そして盛岡を思い出してもらえるようなお菓子や加工品を詰め合わせをやっております。受け付けは1月24日の水曜日から既にもう開始をしております。まだご存知ない方、応募をこれからできる方には、ぜひどんどん応募していただきたいというふうに思います。皆さんからもアナウンスのほう、ぜひお願いしたいというふうに思います。

記者:

これは、コロナ禍で始まったものと考えていいですか。

市長:

盛岡市出身の学生さんへの応援は以前からやっておりまして、盛岡市に住んでいる盛岡市外から来ている皆さんに対する応援は新しく始めたということです。名前で言いますと「美食王国もりおかフレッシュ便」は、新しく始めた事業ということになります。

記者:

今回が初ということですね、美食王国。

市長:

はい。

記者:

「もりおかエール便」は市長は盛岡出身とおっしゃっていますが、この書面からはそういうふうには条件は読めないんですが、盛岡出身である必要があるんですね。

市長:

「もりおかエール便」ですね。はい、そうです。

記者:

盛岡出身ということは、生まれが、ということですか。

商工労働部長:

商工労働部でございます。記者会見の配布資料のほうに対象者を記載してございますけれども、県外在住の15歳から25歳以下の学生で、なおかつ市に住所を有する方のお子さんという形になります。

記者:

出身というのが読めないんですけれども。
私なんか単身赴任しているんですけれども、では私の東京にいる子供がこれ該当するのか、みたいな、そういう話ですよ。

商工労働部長:

該当になりますね。盛岡市に住所を有している方のお子さんということになりますので。本来の趣旨は、始めた頃はコロナ禍でなかなか盛岡に帰れないお子さんに対して、こういうものを始めたというふうな経緯がございます。

記者:

それぞれの事業ですが、24日から受け付けが始まりまして、現状の受付状況というのが分かれば教えていただきたいです。

商工労働部長:

「もりおかエール便」の申込状況についてお知らせします。1月31日、昨日現在で899の申し込みがございまして、上限が1500ということになりますから、大体6割ぐらいの応募があるという状況でございます。

農林部長:

「フレッシュ便」のほうは1月30日現在で815件の申し込みをいただいております。出足400件以上の申し込みがありましたけれども、ここ何日かはですね、70件、20件とか、そういった数字になって、815件というふうになっております。

記者:

半分以上来ている状況だと思うんですが、仮に1500達してしまった場合に追加とか、そういったお考えはあるんでしょうか。

商工労働部長:

今回の部分については、予算の上限が1500セットになっておりますので、1500で打ち切りというふうな形でございます。

記者:

「フレッシュ便」のほうで、対象者は年齢の上限がないのかどうかということと、あと留学生の方たちは対象になるのかということがあるのと、あと見れば分かるんですけれども、「フレッシュ便」「エール便」それぞれ何品目でセットなのか数字をそれぞれを教えていただきたいと思います。

農林部長:

年齢については、学生であるというところであれば対象になりますし、留学生についてもですね、対象としております。あと、「フレッシュ便」の品数についてはですね、お米が2キロのものがですね、2個。それからリンゴジュースが1パック、アロニアカレーが1つ。あと、いちにのせんべい汁も1つ。サバコンソメ缶詰も1つ。あとコーヒードリップ、ナガサワコーヒーのドリップパックが2つというふうになります。
品目で言えば6品目となります。

記者:

「エール便」のほうは。

市長:

「エール便」のほうは、3大麺を中心にしておりまして、品目について今ちょっと把握していないので、後でお知らせしたいと思います。

記者:

両方の事業について、発送は順次行われるのかという時期の確認をさせていただければと思います。

農林部長:

「フレッシュ便」のほうにつきましてですね、2月の今月上旬からの発送ということでですね、商品の調達具合とか見ながら順次発送させていただきたいと思っております。

商工労働部長:

「エール便」についても同様でございます。

記者:

「エール便」と「フレッシュ便」、今回の予算というか、事業費、いくらになりますでしょうか。どういった予算から捻出されたかも教えていただけますか。

農林部長:

「フレッシュ便」のほうはですね、全部、事務費と人件費も含めてですね、1793万円というふうになります。それから予算については「エール便」も同じですが、物価高騰対策の国の臨時交付金を充てております。

商工労働部長:

「エール便」のほうの予算、1230万円であります。

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2 地域の公共交通について

記者:

先日、報道で岩手中央タクシーの事業停止、従業員解雇の報道があったんですけれども、先日、連合岩手さんの方からも要請書、市に出されていると思います。市としての今後の対応というのを何かお考えがあれば、お願いします。

市長:

まずは、突然のことでしたので、驚いたことと、真っ先に頭に浮かびましたのは、今まで働いていた従業員の方、ドライバーの方々に対して、心が大変、まずは痛みました。あとは、地域交通の件も含めてちょっと考えていかなきゃないなということを考えていますと同時に、この報道を聞いた盛岡市民の皆さんも不安を覚えている方もいらっしゃると思いますので、早急に、すぐにできること、少し時間をかけてやらなきゃないことがあると思うんですが、盛岡市としても一生懸命取り組んでいく、従業員の方々、ドライバーの方に次の就職も含めて、そのことはメッセージを出して、皆さんにあまり不安感を与えないようにということを、まず今、思っております。
明日、まず、明日、2月2日ですか、明日ですね、職業安定所の所長さんと一緒に盛岡地区タクシー協会の方に行ってまいります。個人的にも盛岡市内の各タクシー会社さんから、市役所あてに、私あてにも相談や連絡が入っているところであるんですけれども、まずは正式に、職業安定所の所長さんと一緒に協会のほうに行ってきたいというふうに思っております。まずは今の中央タクシーさん以外のタクシー会社さんの状況と、そして、できるだけ早急に、中央タクシーさんの従業員、ドライバーの方を受け入れていただくようにお願いするとともに、その状況をちょっと詳しく、お聞きをしていきたいというふうに思っております。
あとは公共職業安定所と連携していくということにつきましては、1月29日、そして1月31日に職業安定所の職員さんが岩手中央タクシーさんを訪問して、そして従業員の皆さんに対して雇用保険の説明、求職申込書の受理を行ったと聞いております。2月6日に雇用保険の失業給付の集合の受付を行うといういうふうに連絡をいただいております。私自身も明日詳しくですね、安定所の方とゆっくりちょっと話をして、そしてまた協会のほうに行って詳しく話をしてきたい。そして、冒頭の話に戻りますけれども、不安に思っている市民の皆さんに対しても、きちんと取り組んでいくということをメッセージとしてお伝えしたいと思いますので、マスコミの皆さんもぜひですね、もし報道等ご協力いただけるのであれば、お願いしたいと思っております。

記者:

明日、協会のほうでお話をしてくるということだったんですが、これは何か要請書、要望書を出すとか、そういった形になるんでしょうか。

市長:

どうでしょう。ちょっと今、昨日今日のことでバタバタしておりまして、今ちょっと打ち合わせている最中でございます。

記者:

地域公共交通ということで、一方で県交通のバスの大幅減便、4月からの減便というのも報道で出ているんですけれども、それに対しての市長の受けとめと今後市としての対応というのをお聞かせください。

市長:

私が今まで訴えてきたこと、そしてこの半年間、まあ、今ちょっとまだ話せないこともあるんですが、来年度の方針等につきましても、地域の公共交通というのは大変重要に考えております。市民の皆さんからも、市長への手紙も含めてですね、車がなくなった時のこと、車がなくても買い物や病院に不便のないようにしてほしい、そういう声が、私のところにもたくさん届いております。そういう意味で公共交通については大切に思っている中での、先日の発表でありました。その運転手さんの不足の状況と、あと令和6年4月に改善基準告示の改正、いわゆる2024年問題と皆さんおっしゃっていますけれども、その対応のために県交通さんはですね、4月1日実施予定のダイヤ改正において利用便の少ないところ、経由地の見直し等行っていくというふうに話をお聞きしました。路線バスの運転士確保支援事業、盛岡市が行ってきました支援事業で、ある一定の運転士さん確保はできたということをお聞きしていますが、その減便幅の圧縮を図ろうというふうに思ってきたが、ダイヤ改正に伴う減便は、ちょっと今避けられない状況だというふうにお話を伺っております。冒頭に戻りますけれども、公共交通については大変重要な問題でありますので、引き続き考えていきたいというふうに思います。

記者:

市長、公約でですね、よりやさしい盛岡のところでミニバスですとか、AIオンデマンドタクシーとか自動運転を見据えた公共交通の整備ということを掲げていた中で、その後ですね、バスの運賃の引き上げもありますけれども、今回の大規模な県交通さんの減便、あるいは県内でも2位だったタクシーの会社の事業停止と、かなり公共交通をめぐる環境が一気に変わりつつあります。当然、運転手不足だったり、2024年問題だったりというのがあるんですけど、大局的に公約の実現のためにも、新たなというか、既存の公共交通機関事業者も協力しながら取り組んでいかないといけないと思うんですが、その点に対するビジョンや、今後見通し、やりたいと等があったら、ぜひお聞かせください。

市長:

さっきも触れましたけれども、公共交通というのはこれから人口が減少していくという予測の中、大変重要なことだと思っています。で、さっきの繰り返しになりますが、車が無くても、それは安全の面からも、免許とかですね、団塊世代の方がみんな75歳以上になってくる、そういう中で早急に公共交通については考えていかなきゃならないと、そういうふうに思っています。今日の時点で具体的に、これこれだ、とちょっと話せることは、ちょっと今は無いんですが、来年度の方針等については、公共交通のことについては盛り込んでいく予定であります。非常に重要なことだと思っております。今時点ではちょっとそういうことでお願いしたいと思います。

記者:

恐らく予算にかかわっていることですので、当然今言えないんだと思うんですけども、今市長おっしゃったように今解雇されるドライバーさんはじめ、公共交通を利用している市民の皆さんの不安ということは十分把握し承知されている上で、今、情報収集に努めるために明日タクシー協会さんにも行かれるということなんですが、いずれ何も手をこまねいて状況把握だけではなく、来年度にはある程度具体的な事業とか予算の規模はともかく、市としても事業者さんや、連携しながら取り組んでいくという、そういう姿勢であるということは間違いないのかなと思うんですが、それでいいですか。

市長:

はい。

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3 岩手公園のPFI事業について

記者:

岩手公園のPFI事業について伺いたいんですけれども、事業者の決定から来月で5年が経とうとしている中、まだ進展がみられないという状況でして、この件について市長、率直にどのようにお受け止めかというのをお聞かせください。

市長:

今、最終的なお話、庁内でも、いろいろ協議しておりまして、なるべく皆さんにもお伝えできるようにと、今、思っておるところであります。

記者:

それは何かしらかの動きというのをできるだけ早く皆さんにお伝えしたいということでしょうか。何かしらの動きがあるというふうに思ってよろしいでしょうか。

市長:

庁内と全体的にお話をしている最中で、もう少しお待ちいただければというふうに思います。

記者:

わかりました。で、市長、この間コロナ渦を通じて、いろいろ(不明)が続いていった事業だと思うんですけれども、賛否も一部割れたという事業だと受けとめているんですけれども、この間の議論のあり方とか、あそこの商業施設のあり方とかいうものについて、市長の何かイメージというか、お考えがあればその点伺いたいんですけれども。

市長:

ちょっとですね、今度、予算議会もありまして、もう少しなるべく早くお話しできようにしたいと思っています。

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4 能登半島地震について

記者:

能登半島地震の発生から今日で1か月ということになります。発生直後に、職員や給水車、派遣されたりということがあったと思いますが、この1か月間のその支援の体制、そして今後への思いというようなもの、あと現状など、あれば伺えますでしょうか。

市長:

まずは1月1日に大きな地震があったわけですけれども、亡くなられた皆さん、そして今も被災をしている皆さんにお見舞い、ご冥福をお祈りしたいとまずは思っています。
盛岡市としましては、1月6日に給水車を派遣をいたしました。今、第6次の部隊まで、昨日までで、給水車は行っております。職員の派遣という意味でありますと、家屋の調査について、人が足りないということでございましたので、職員を1月30日に派遣をしております。そして2月19日にも、さらに派遣を予定しております。あと現地の状況を見まして、現地に迷惑をかけないように、そして出来ることはすぐに出来るように、という心づもりで、今対応をしております。
ちょっともう少しですね、きちんとした詳しい話の仕方をしますと、1月6日の支援につきましては、日本水道協会の岩手県支部の要請がありましたので、石川県に派遣。七尾市、そして珠洲市、最初は七尾市で、その後、珠洲市において6次隊に及ぶ応急給水活動を実施をしてまいりました。まず、被災地では、食べ物もそうですけど、まず水が、とにかくないというお話でありました。
で、対口の支援といたしましては、岩手県が実施をしております能登町での住家被害認定調査、先ほど話ししました、住家被害認定調査のために、岩手県、そして県内の市町村とともに職員を1名派遣をいたしまして、2月19日にももう1名派遣を予定しております。
そして、盛岡市の市営住宅の無償提供、そして物資の、義援物資の事前登録などすぐにでも支援を実施できるように、盛岡市で体制を整えております。中長期の支援になるというふうに思っております。目の前の事、そして中長期的にも切らさずにですね、支援を続けてまいりたいというふうに思っております。
もう一つですね、盛岡市民の皆さんも大変心配をしておると思います。市民の皆さんも自分たちに何かできないかと思っている皆さんもたくさんいらっしゃると思います。そんな中で、被災地の方で、バタバタして受け入れ出来る、出来ないという状況もあります。そんな中で、市民の皆さんとともに盛岡市もやっているという気持ちで、市民の皆さんとともに、やっているということを市民の皆さんにも気持ちをお伝えしながら、支援活動を続けていきたい。そういうふうに思っております。

記者:

市営住宅での受け入れというところで、何か申し込み、打診のようなものはあるのでしょうか。

市長:

盛岡市に直接はまだですね、ございませんけれども、距離的に少し盛岡はですね、離れているということもありますが、何か盛岡に御縁があってですね、盛岡を頼ってきた場合には、すぐに、提供できるようにというふうに今準備はしております。

記者:

少し関連するかもしれないですけども、今日で能登半島地震から1か月というところで、改めて市内の、例えば備蓄品ですとか、対策の面でこれから見直したいこと、もしあれば教えてください。

総務部長:

まだ、被災1か月経っていろいろな課題が見えてまいりましたので、その辺は危機管理防災課中心に情報収集しているところですけれども、市の備蓄については、備蓄の方針を定めて計画的備蓄をしておりますので、それについて今回の能登半島地震の状況なり課題を踏まえて、今の備蓄方針が今の状況に合っているのかどうかの確認は必要かと思いますけれども、今すぐに具体的に何か足したり引いたりということまでは想定しておりませんけれども、いずれ現地の状況、課題を十分に踏まえて確認はしていきたいと思います。

記者:

例えば、避難所の運営とかで、かなり混乱が起きている状況、能登半島地震でもありますが、例えばですけれども、受け入れるに当たっての例えばDXの推進ですとか、何か今後、避難所運営についても見直したいところとかあったりしますでしょうか。

総務部長:

先ほどとも重複しますが、いずれ1か月たって今お話しされたとおり、避難所についての課題も見えてきていると感じておりますので、それも十分情報収集して、今の避難所の運営マニュアルというのもありますので、それが今回の能登半島地震の状況も踏まえて、まず実態に合っているかどうか。それから、盛岡市ではなかなか長い期間の避難所開設という経験があまりないので、そういったことも踏まえて十分に現地の状況、課題を捉えていきたいと思っています。

記者:

能登半島地震では広域避難というところで二次避難を石川県、進めているんですけれども、盛岡市も逆に受け入れる側になるということが震災でもあったかと思いますが、またそういった状況になるということはあり得ると思うんですけれども、そうした場合の他の市町村との連携ですとか県との協力が必要になってくると思います。その辺の計画の見直しだったりとかというところは、今後、何か考えはありますでしょうか。

総務部長:

おっしゃるとおりですね、二次避難という言葉が出てきましたので、それこそ東日本大震災のときの経験とか教訓も踏まえながら、重複になりますけれども、課題も十分に情報収集して必要な見直しなんかも出てくるかなと思っております。

市長:

市長としてもですね、私も市長に就任するときに、防災っていうのは行政の大きな役割だというふうに認識をして仕事をしておりますけれども、改めて市民の安全安心、生活守っていく防災っていうのは、改めて考えてやっていかなきゃならないというふうに思っています。

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5 副市長人事について

記者:

私からは、副市長人事について伺いたいんですけれども、現在、ポストひとつ空席になっていると思いますが、その後任の人事について、いつごろまでに、という考えがあるのかという点と、お決めになるときに、行政出身であるとか、民間出身であるとか、どういった方を想定しているのか、というところについて伺えればと思います。

市長:

考え中です。深く考え中です。

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6 monaka(モナカ)について

記者:

先月1月27日に景観シンポジウムというのがありまして、市長も表彰で出席されてました。今、建設が進んでいる肴町、中ノ橋通のmonaka(モナカ)の設計の方も参加されていて、「こういう感じです」というイメージの説明があったんですけれども、今年の夏ぐらいにもオープンという話がありましたが、あの地域、市としてもかなりの補助金を出されている再開発事業の一環ということで、ちょっと改めてという感じになると思うんですけど、あのエリアどういうふうな場所になってもらったらいいかなというので、期待するところをちょっとお話しいただけたら、と思うのですが。

市長:

まずは、この盛岡というのは、盛岡駅からmonakaのある河南、八幡のあたりまで、ずっと道が続いてあるわけですね。で、ニューヨーク・タイムズさんも、歩いて楽しめる街盛岡、ということをニューヨーク・タイムズさんも評価してくれた。それは、どういうことかと言うと、昔、駅は北から人が集まって来て、そして、汽車でたくさんの人が駅に集まってきた。で、八幡、バスセンターには南から人が集まって来て、昔の人はその間を歩いたんですね、今の人たちはちょっと遠いという方もいますけどね。その中で、駅から材木町、大通、桜山さん、材木町、中の橋、肴町、八幡、とこう街が出来てきました。もしかしたら、この何十年間の間にですね、市外のほうに色んな施設もできてきて、もしかしたらほかの街のように中心市街地も、もう少し元気がなくなってしまったかもしれない。だけど、盛岡は、なんとか元気できたという認識。それは市民が守ってものであると思うんですね。それこそがちょっと非効率だけれども、この盛岡で残していかなきゃない、非効率だからこそ、オリジナルで残していかなきゃない、駅から河南地区だというふうに思っています。そんな意味で、その民間、補助金は入っていますけれども、もちろんですね、だけど民間の方々が頑張って、そしてまずmonaka、あそこの地域を盛り上げていこう、それは大変ありがたい、うれしいことだというふうに思っています。市役所の整備の問題等もありますけれども、盛岡のまちづくりの中で、市民、民間と一緒に行政も作っていく、そういう意味ではmonakaも、一つの象徴的なことかな、というふうに思って、大変期待しております。

記者:

Nanak(ななっく)が閉店してから、賑わいっていうのは大分なくなって、ちょっと活力がちょっと落ちてるような状況があって、再びそこの中心を、駅前だけではなくて、河南地域につなげる新たな中心を創りたいというような、そういうイメージということでよろしいですか。

市長:

はい。そしてmonakaは、経緯として、もともと肴町の若い商店街の方々が、何かしたい、自分たちの力だけでは難しいけれど、何かして盛り上げていきたい、そういう一つ一つの積み重ねがあって、行政とそして民間と、力を合わせてmonakaができる、そんな経緯だったように思っています。その意味でも、商店街の皆さん、市民の皆さんがやっていきたい、そういう思いでできてくるものですから、そういう意味でも大変期待をしています。

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7 新市庁舎整備について

記者:

先日行われた新庁舎の整備審議会の方で、市から示された新庁舎の整備規模に関してですね、今後縮小の方向だと報道等では出たんですが、それは縮小はもうありきになるのかどうか、その点、市長のお考えをお知らせください。

市長:

縮小が決まったとか、そういうことではないと思います。決定を少し延ばして市民説明会をやりました。市議会の新しく議員になった皆さんも含めて市議会の皆さんからも改めてお話を聞く場をつくりました。市議会の皆さんはその議論は十分承知をしているんだと思ってます。その中でいろいろな出た話の中でですね、将来世代の負担を考慮しなきゃないんじゃないかと。それは予算規模も含めてという意味であると思います。既存の施設の有効活用も考えていった方がいいんじゃないか、あとは、これからどんどんDXも進んでいくわけで、DXの事も含めて考えていかなきゃないんじゃないかと。そんな意見が市民の皆さんや議会の皆さんからも出たんだいたというふうに思っています。そのそういったたくさんの意見の中でですね、そういう意見もきちんと考慮に入れていきましょう、そういうことなんだ、というふうに思っています。盛岡市としてはですね、財政の中期の見通し、建設費の上昇、将来人口が減っていく、ここら辺のことは最終決定では十分考えていかなきゃないんだろうということは思っておりますが、まずは今、審議会の皆さんが最終的に一生懸命話しておりますので、そこにちょっと予断を与えるような形には今できないと思っています。審議会の皆さんが、市民の意見、そして議会の皆さんの意見も踏まえた上で、どういう話になっていくかということを注視をしております。

記者:

そうすると方針、方向性が固まったっていうよりは、新たにそれを検討課題として審議していくという状況だということですかね。

市長:

審議会の方でそういう方向が固まったというのは聞いておりません。今、一生懸命話し合っている最中だというふうに、そういうふうに認識してました。

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