市長定例記者会見(令和6年2月28日)

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広報ID1047389  更新日 令和6年3月21日 印刷 

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1 東日本大震災13周年追悼行事の実施について

市長:

まずは東日本大震災の13周年の追悼事業の実施についてということをお話しさせてもらいます。

東日本大震災の発生から13年が過ぎようとしております。盛岡広域首長懇談会では、盛岡広域の皆さんとともに震災で犠牲になられた方々を追悼し、そして思いをつないでいくために東日本大震災13周年追悼の行事を実施いたします。なお、今年は報道にも一部ありましたが、追悼行事のうち追悼式を岩手県が主催をし、盛岡広域首長懇談会の共催で実施をしたいというふうに思っております。
お手元の資料をごらんください。
3月11日月曜日午後2時40分からトーサイクラシックホール岩手において、岩手県東日本大震災津波追悼式を行います。盛岡歴史文化館前の広場祈りの灯火2024、午後5時には灯篭の点灯式を行い、それぞれの思いを込めて皆さんに作っていただきました約1万個の灯篭に火を灯したい、そう思っております。盛岡市として、心からの哀悼の意を表するために、3月11日は、終日、本庁舎等に弔旗を掲揚いたします。また、震災で犠牲になられた皆様のご冥福をお祈りするために、午後2時46分から1分間サイレンを吹鳴し、市民の皆さんと共に黙祷をしたいというふうに思っております。祈りの灯火の会場におきましては、能登半島地震の災害に対する募金箱を設置いたします。また、募金活動のほかには、NPO団体が能登半島地震の被災地において炊き出しの支援等行ってくれておりますので、その様子をパネルで展示もしたいというふうに思っております。

記者:

まず、震災から13年、間もなく迎えるということで、改めて市長の所感をお聞きできればと思います。

市長:

はい、あの時に私自身、そして私たちは、内陸・盛岡市にいたものが多かったわけですけれども、あの時の思いや気持ち、被災した身内や、知り合いの方々もたくさん被災をいたしました。10年経って、13年経って、毎日の生活の中で忘れがちになりそうな時もあるかもしれませんが、その気持ちを忘れずにやっていかなきゃないというふうに思っています。ただ、経済活動や毎日の生活も私たち、そして市民の皆さんに大切でもありますので、少なくとも3月11日にはですね、一旦、気持ちを整えて、その気持ちを思い出していくと、そして追悼の思いをつなげていくと、いうことが大事なんじゃないかなというふうに思っております。

記者:

今年このように追悼行事も行われるということで、この機会に市民の皆さんに防災ですとか助け合いですとか、そういったところに関して改めて呼びかけたいことなどはございますでしょうか。

市長:

そうですね。一つには、これはいつも話すことですけれども、行政として、盛岡市役所として、大きな役割の一つに防災、盛岡市民の安全安心、命、生活を守っていくということがあると、市長になって改めて感じています。そういう意味で、不幸なことに今年1月1日にも能登半島の地震が起きましたけれども、盛岡市民の皆さんもですね、常に防災、自分たちの安全安心を守っていくという気持ちを忘れないで、先日も避難訓練等行いましたけれども、日頃、そういう気持ちを怠らないでやっていくということが大切なんじゃないかなと思います。そして、またちょっと加えて話しますと私たち岩手県民、盛岡市民は、13年前にそういうことを経験しておりますので、今回の能登半島の地震の支援についてもですね、私たちの感じてきたこと、やってきたこと、学んだことをこうお伝えする、お手伝いをしていくということが大切なんだと思います。盛岡市民の皆さん、本当に能登半島についても心配されていると思いますけれども、今、盛岡市役所でも支援をしております。それらの盛岡市民の皆さんとともに、という気持ちでですね、やっていきたいというふうに思っています。

記者:

13年経って、今回は県と(盛岡)広域(首長懇談会)の共催となりますけれども、今、沿岸の方では、追悼式を続けるところもあれば、遺族の思いとして、続けないでやめてしまうという自治体も出てきているわけですが、市として、広域での判断になって、まだ当然決まってはいないと思うんですが、来年度以降とか、これからについての追悼式について、市長としてのお考えがあれば教えてください。

市長:

今年、形としてはですね、今、日報さんから話がありましたけど、初めての、形としては、なります。沿岸の実際、被災をされた、沿岸の各市町村の皆さんのお考えもあります。私もお話を聞いたりしております。その中で盛岡市としてはですね、広域の7市町の皆さんと一緒にやっていこうと。そして岩手県がやるということでですね、一緒に、ではやっていこう、ということになりました。今のところはまずやってみて、ですけれども、これは先ほども言いましたとおり、だんだんと市民、私たちの生活暮らしに、経済に集中していく。そういうふうになっていくわけですけれども、3月11日、その日はですね、盛岡市としても防災、あと亡くなった方々への思いを馳せる日というのは、何らかの形で続けていった方が、続けていきたい、というふうには思っております。これは7市町の皆さんと、そして岩手県の皆さんとの話し合いにはなると思いますが、盛岡市としては続けていきたいというふうには今は思っております。

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2 能登半島地震の被災地支援について

記者:

能登半島地震の支援のお話ありましたが、今後、市として予定している支援などは現時点でありましたら教えていただきたいです。

市長:

先ほどもお話ししました、能登の大きな地震につきましては、今年の1月1日ですね、間もなくもう2か月が経つというふうな状況です。まずは心痛めております。亡くなられた方々のご冥福、そして被災された方々にお見舞いを申し上げたいというふうに思っております。この2か月のまず話をしますと、1月6日の早朝に給水車を派遣いたしました。これは日本水道協会の岩手県支部の要請でありました。職員さんに話したところ、手を挙げてくれる職員さんがたくさんいらっしゃって、第1次の部隊から第6次の部隊まで派遣をいたしました。七尾市、そして次に珠洲市で支援を実施しております。あと、今は、岩手県が実施しています支援の一環として、岩手県内の市町村の皆さんとともにですね、住家被害認定調査で、まずは1月30日から職員が1名行っております。公費の解体申請と受付業務のために、2月の26日から職員1名がまた派遣、また行ってるところであります。盛岡市としても、距離は遠いわけですけれども、市営住宅の無償提供や義援物資、これ、私の備蓄の物資の一部を事前登録をしております。すぐにでも要請があればですね、現地で支援していけるような体制をとっているというところです。繰り返しになりますけれども、本当にその距離的なことでいうと、少し遠いということもあって、盛岡市民の皆さんも何かやりたいなと思ったり、心配を本当にされてる方々が多いと思います。ですから、その思いを背負ってといいますか、その思いを一緒にという気持ちで支援を続けていこうと、そういうふうに市役所の中ではみんなで話しております。

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3 地域交通・公共交通について

記者:

昨日、松園地区の方から地域交通についての要望があったとお聞きしています。なかなかこれは本当に厳しい問題だなというのも改めて私も理解したところなんですが、県交通の社長さんの方から、現状、バスの維持は非常に困難である、と。一方で、乗り合いタクシーのようなイメージをおっしゃったと思うんです。小型のオンデマンド交通については、選択肢としてあるのではないか、というような趣旨の発言があったと思います。そういう、ちょっと提案なのかどうか分かりませんが、そういうオンデマンドを導入していくということについて、市長はどのように現状を評価されていらっしゃるんでしょうか。

市長:

まず、公共交通、これから人口減少、そして松園地区のお話もありましたけれども、高齢の方が増えてくる。で、いろいろな意味で車がなくても、買い物や病院に不便のないまちづくりをしてほしいという声が非常に強い。「市長への手紙」でもたくさんいただいています。市民との対話の中でも、そういう話が出てくることがあります。そして、私自身もそういうふうに、まずは思っております。それで、今年度、私もまだちょっと市長になって5か月で、やりたいことはたくさんあったわけですけれども、その中で盛岡市全体でどういうふうな公共交通を考えていけばいいかということは、今年、やはり、もう少し時間を、スピード感を持ちながらも、もう少しこの1年考えてやっていきたいと思っているんですね。それで予算も計上をいたしました。ところが、この私たちが思っている以上のスピードで、バスの減便や公共交通タクシーも含めてですね、いろいろな問題が起こってきています。一つには、昨日バス会社さんの方からもお話、いろいろありましたけれども、これはバス会社さんだけにこうしてくれ、ああしてくれということではなくてですね、バス会社さんや公共交通の民間の会社さんも交えて、盛岡市も一緒に、そして市民の皆さんと一緒に、どういう公共交通を創っていけば良いかということは、皆さんで話し合っていかなければならないと思っています。新しくまず公共交通を何か創る、例えば新しいことをやっていくためには、予算もかかる。そうすると、何かこういろいろ考えなきゃないこともあるなと思いながら、まずはそう思っています。で、オンデマンドの交通に関しましては、大きなバスを、昨日ありました、0人だ。バス会社さんがですね、0人だったり、一人だったり、二人。で、市民の方はそれでも残してほしいと。バス会社さんは、やはり0人、一人では、なかなか難しいこともあると思っていると。そこら辺を解決するのに、ちょっと繰り返しなんですが、大きな車ではなくても、小さなその地域地域に合った、例えば車やバスでありますとか、オンデマンドのタクシーですとか、それも早急に考えていかなきゃないというふうに思っています。

記者:

県交通の社長さんのほうからお聞きして、私も、そうなんだ、と思ったんですが、駅前のロータリーの誘導員を確保するための予算が今年度で打ち切られて、来年度はない、ということなんでしょうか。で、ぜひとも来年度もお願いしたいという希望が出されたと思いますが、この話はちょっと予算に関することなので、即答は難しいかもしれませんけれども、方向性としてはこれはどうなりますでしょうか。

市長:

今、JRさんとも相談、いろいろどうしたらいいかということを話をしたりしているんですが、人を置くということが、人を置くということは、永続的にお金もかかって。で、そのことが一番いいことなのか、例えば他に方法がないのか、ということを今考えている最中でございます。

記者:

昨日の説明の場で、市の担当の方からですね、運転手確保のための予算を確保してはいるものの、そもそものところで、なり手で手を挙げる方がいらっしゃらないということで、予算を消化できていないというお話があったと思います。それはどうするというのは、もう決まってるんでしょうか。執行できていないもの。それをちょっとどういうふうに執行していくかっていうのは、方向性として考えていることはあるんでしょうか。

市長:

まず、運転手の、ドライバーさんの確保については、これからもまず、昨日、バス会社さんの方からも話ありましたが、まず、だいたいにしてドライバーさんが足りないんだ、そういう話もありましたね。ですから、今、タクシーのほうの話もありますが、運転手さん確保は大事なことだろう。それは運転手さんということもあります。公共交通において運転士さんということもありますし、盛岡で働いていただける人を確保していく、少しでも多くしていくと、そういう面でも大事だと思っています。で、市役所の中でも、今、予算を立てて、少しその人数に達しなかったというところ。だから、果たして今後、そのやり方がいいのか、他の支援の仕方がいいのか、今話し合いが始まったところです。
大事なことだというふうに思っています。

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4 盛岡タイムス紙の廃刊について

記者:

盛岡タイムスさんがですね、廃刊をされるという紙面上での発表がありました。本当に地域のニュースをきめ細かく報じてこられてる新聞社さんだと思うんですけれども、衝撃を受けられた市民の方も私の体感でも多いのかなと思ってますが、市長はこの点についてどのようにまず受け止められましたでしょうか。

市長:

まず個人的にはですね、何十年というふうに、個人的には紙のタイムスさんを自宅でとって、毎日読んできました。で、大きな新聞社さんだとか、例えば、ネットの記事とかと比べる、比べるという言い方がいいかどうか分かりませんが、盛岡市のことを細かくですね、行事のことだとか、市民の皆さんが地域で活動していること、ごみ拾いだったり、なんだりですね、なかなか自分だけでは、日ごろの生活だけで、大きい新聞だけでは知り得ないことを楽しくですね、皆さんはこうやって頑張ってるんだ、というふうなことを感じてきました。そういう意味で、タイムスさんが、これから4月1日からですね、自宅にですね、ポストに、ちょっとまだ想像できないんですが、非常に残念。残念と言いますか、寂しく思います。これから紙の新聞がどうなっていくか、ネットがどうなっていくか、ということはあるんですが、やはりそのネットだけでは、いろいろな論議ありますね、ネットだけでは、やはり自分の好きな情報しか入ってこなかったり、自分でを探して、どうしても偏ってしまう傾向があるんじゃないかという議論もあります。そんな意味で、私自身はですね、紙の新聞で、あれよく考えてみると、毎日あれだけの量を、空白のページを作らずにですね、よく毎日皆さんですね作られてるなっていうふうに思います。それの感謝もあるんですが、やはり紙で、自分が欲しい情報だけでなくてですね、そういうものを得られるという言い方がいいのかどうかですね、それは本当に大切なことだと思っています。だから私たちも残していくためにですね、ずっと購読を続けるということが一番なんでしょうかね。私は、まずは寂しく感じていますし、新聞というのは残っていく意味、とても大きな意義があるんだろうというふうに思っています。

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5 市長のメディア観について

記者:

この機会にちょっと市長のメディア観みたいなところをちょっとお聞きできたらと思うんですが、メディアと行政のいろいろ緊張関係であったり、協力関係であったり、さまざまあると思いますが、その地域におけるメディアの存在意義でありましたり、どうあるのが望ましいのかですとか、これまでも本当に市長選挙にも重ねて挑戦をされてこられて、いろいろ見てこられたと思うんですけれども、何かこう、こういうあり方が望ましいなとか、意義的なところで聞かせていただけることがあれば教えてください。

市長:

まず事実を中立公正に、市民、県民、国民に届けていただけることがとてもありがたいことだと思いますね。私自身がですね、選挙とか、市長としてのっていうお話もありましたが、そういう観点でいきますと、厳しいことを書いていただいたこともありますし、自分としては、自分の思いがうまく書いていただけたな、ということも今までありました。それはそれとして、やはり是々非々といいますか、きちんと事実を市民、県民、国民の方に届けて、今までいただいてきたように、そういう形でですね、これからもやっていってほしいなというふうに思います。そしてまた、あとはですね、そういう意味でいうと、選挙的な話と言いますと、私も、全く無名で挑戦をしてきました。それについても是々非々で中立公正に報道をいただいてきたことには、心から感謝を、個人的に心から感謝をしております。

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6 盛岡城跡公園のPark-PFIについて

記者:

この前、全員協議会でもありましたけども、盛岡城跡公園のPark-PFIでミナが撤退してですね、計画自体が撤回されたということなんですけども、改めて市長の所感をお伺いできればと思います。

市長:

まずは残念な気持ちもあります。で、その中で株式会社ミナさんとの関係は、これからも大切にしていきたいというふうに思いますし、今後とも連携を図っていければというふうに思っています。具体的なことにつきましては、令和4年、5年に「北のクラフトフェア」を開催していただいただいた、ミナさんだけではないですね、ミナさんから触発をいただいて、盛岡の市民が一生懸命頑張ってですね、あれだけ大きなとても素敵なイベントを開くことができました。そして、外からもたくさんの人が来ていただきました。非常に素晴らしいイベントだったと思いますので、そのこともミナさんあっての「北のクラフトフェア」だったという部分もあったと思いますので、これからもぜひ続けていってほしいな。そして私たちも協力をしていきたいな、というふうに思っています。あとは紺屋町のあたりで、直営店の準備を進めているというお話も少しお聞きをしました。岩手公園の件は少し残念な部分もありましたが、そちらの直営店の方もあるということですので、これからも連携を続けていければな、というふうに思っております。

記者:

今回の撤退をめぐっては、埋蔵文化調査の必要性なんかを市と事業者間で事前にきちんと確認していなかったことなど、一定の不備というか、そういったものが指摘されたかと思うので、議会等でもあったかと思うんですけれども、こういった事態を招いた要因というところについて、市長、何かお考えとか、ご所感があればお聞かせください。

市長:

それは、一つの要因ということではないと思いますし、例えば誰か担当者、担当部、担当課が悪かったということでも、いろいろな複合的なですね、ちょっと不幸な要素がちょっと重なってしまったということだと思います。まずは、これからやっていくこととしては、庁内で横の連携、担当の責任の部長さんがいるわけで、担当というのはそのことの担当という意味じゃないですよ。部長さん方の責任者がたくさんいるわけで、やっぱり横の連携、横で情報を共有していく。で、例えば、やはり、それは私自身もそうなんですね。一人では気づかなかったり、担当部だけで気づかないこともあるんだと思います。それをフランクに、積極的にですね。お互いに気付いたことは、横同士でも話をどんどんしてですね、より良い形にしていくということが大切なんだろうと思います。そのことを反省点とこれからやっていく、その反省点を生かしてやっていくってのは、そういうことなんだろうというふうに思っています。

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7 monaka(モナカ)について

記者:

関連してという訳じゃないんですが、monaka(モナカ)の方でですね。4階に入居予定だった盛岡信用金庫さんが撤退するという話もありました。今回の株式会社ミナの件も含めてなんですけど、いろいろこれから市の賑わい創りだったり、経済を活性化していこうという中で、大きい事業が、monaka自体は市の事業ではないかもしれませんが、中心部で予定されたものがですね、撤回になったり、撤退になったりということで、少し経済的に今後どうなのかなっていう心配している市民だったり、経済人だったり、声が聞こえてくるんですが、その点に関して言えば、この新年度当初予算提案した立場で、市長はどのように考えているか、教えていただけますか。

市長:

まずは、盛岡市民の皆さんは、その話を見てですね、今お話があったように心配をされている市民の方がいるかも知れません。少しいるんだろうと思いますが、その不安はやはり払拭をしていかなきゃないんだろうというふうに思います。まずは事実として、そのmonakaさんの話もありましたけれども、予定どおり、まずは開業ができるように、あと、フロアの撤退という言葉を使っていいのかどうか分かりませんが、少し計画と変わったところがあるとすれば、そこのところを前向きに、またさらにもっといい形で、プランもよくなるように、monaka全体もよくなるように頑張っていくと、協力して頑張っていくと、まずは市民の皆さんが心配になるとすれば、その心配をそれ以上に払拭して明るく元気に中心市街地、そして中心市街地だけではなくて、盛岡市全体をですね、経済を盛り上げていく、そういう気持ちが、そういう行動をしていくということが大事なんだろうというふうに思っております。

記者:

もう1点、monakaのほうの事業組合さんのほうでは、4階の予定されなくなったテナントに関しても交渉するということだったんですけど、例えば盛岡市さんもですね、そういう誘致企業とかの関わりの中で何か紹介とかっていうのに、財政的じゃない支援、そういった紹介みたいなものは積極的に行うつもりがあるかどうかもあわせて教えてください。

市長:

そうですね。それはmonakaさんだけではなくて、盛岡市の中で、中心市街地で、中心市街地以外にもそういうことがあれば、常に頭に置いてですね、外に対して営業していくという部分と、そしてそのことでお話があれば、やはり中心部の、monakaさんだけではないですよ、monakaさんはもちろんですけれども、monakaさんだけではなく、市民の皆さん、事業者につないでいくということは、これからどんどん積極的にやっていかなきゃないというふうに思っています。

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8 学校給食について

記者:

所信表明でもありましたが、改めて学校給食の無償化に当たってなんですけれども、どのように進めていくかというところで、現時点でお示しいただける部分等あれば、お話しいただけますでしょうか。

市長:

これからの人口減少、そして街の、盛岡のあり方を考えた時に、やはり未来を創っていく子どもたちを大切にしていくと。「子どもたちを大切にする」という面と、親からの面の「子育てをしやすい街に、盛岡にしていく」ということは絶対に大事なことだと思っています。それであって、子育てが終わった世代に対しても、やはり街をつくって、経済も元気にしていくのが未来の子供たちなんだろうと思います。そういう意味で、今回の来年度の方向、予算についても、私も5カ月で、一生懸命、市役所の皆さんと考えて、子供と教育についてできることは、今現在でできることは、方針と、その予算の計画だけは、配慮したつもりです。で、給食につきましては、ほんとに大切だと思っています。で、その中で、やはりずっと考えてきましたが、まずは無償化、負担を減らしていくということも、もちろんとても大切だというふうに思っています。あとはですね、完全給食が、まだ盛岡市の場合はできていません。そういう意味で、まずは完全給食をやっていく。並行して考えていかなきゃないことではありますけれども、完全給食をまずは。マスコミの皆さんには、「1年でも早く」、そういう公式な言い方をしておりますが、市役所の中では、「1分でも早く」、やっていくことを考えていこう、というふうに話をしています。給食について、今はそういうふうに考えています。とても大切なことだということ。そして今、無償化、完全給食については、並行して考えていかなきゃない。ただ、完全給食は一刻も早くやっていかなきゃいけない。そういうふうに思っています。

記者:

ありがとうございます。1分でも早く、という中で…

市長:

ごめんなさい、「1分でも早く」は、言い過ぎだったと思います。

記者:

より早く、っていうところで、より具体的にどう進めていくか、というところまでは、まだ見えてきてないですか。

市長:

それはですね、まず、完全給食をやっていく上で、私はこの5カ月で、今度新しくできた給食センターの給食ですとか、いろんな給食を食べました。子どもたちと一緒に食べたりですね。その中で、今回の給食センターの給食がですね、これは想像以上に、と言うとあれですけれども、非常においしかったですし、あと工場内の設備も見ましたが、アレルギーのことですとか、冷たいものを冷たく出せる、温かいものを温かく出せるような、非常にすばらしい施設でした。そういう意味で、完全給食を実現していくときにですね、今ないところについては、給食センターがいい選択なんだろうと思いまして、そうすると、まず建物。建物ということは、土地が必要ですから。とにかく一刻も早く。その、条件があるんですよ。作って2時間以内とか30分以内とか、いろんな諸条件があります。あと、大きさの条件もあります。そこら辺をとにかく、まずはクリアしようということで、さっきの繰り返しになりますけど、まずその建てる場所をですね、条件がある中で決めなきゃなんですね。それをまず一刻も早く。そうすれば、あとは進めていけるんじゃないかな、というふうな今思いでやっております。

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