協働のまちづくりの推進（平成22年度中間）

(1)地域協働の推進

進捗状況

• 2010年4月に地域活動推進事務局(専任3人、兼務18人)を設置し、地域協働の仕組みづくりを行っている。この仕組みづくりに向け、他都市の先進事例を調査研究するとともに、まちづくり懇談会を活用しての説明や同懇談会が開催されない地区においては「意見交換会」(16地区235人)を開催し、地域が抱える課題や現在の市の支援制度等について、意見を伺いながら「盛岡市地域協働推進計画(案)」を作成中である。
• 地域と行政の関係を考えるワークショップについては、2010年9月下旬にワークショップ運営団体が決定し、2010年10月から2011年1月にかけて旧盛岡市域6会場で計12回のワークショップを開催予定である。

(2)協働の環境整備

進捗状況

• もりおか市民活動支援室では、町内会等地域活動団体や市民活動団体を対象とした各種講座や研修会を開催するほか、地域活動団体や市民活動団体の活動状況の情報発信を行い、団体の活動支援と情報交換の機会に努めている。
• 公募型協働推進事業は、本年度から、応募要件を市内に事務所を有する団体から、市内で活動実績のある団体に拡大し、事業を募集した結果、2事業の応募があり、審査の結果2事業が採択され、提案団体と事業担当課の協働により事業を実施している。
  また、市民活動自立支援事業については、市民活動団体や地縁団体を対象として運営団体を募集し、実施する事業に対し補助を行う予定である。

(3)協働の仕組みづくり

進捗状況

• 公民連携のあり方について、先行自治体の取組や、当市における地域協働に向けた仕組みの構築・NPOとの協働を推進する事業の展開・ワークショップの開催などの現状を踏まえ、検討を行っている。

(4)協働事業の推進

進捗状況　

• グラウンドワークによる公園整備 2カ所
• ワークショップ：実施件数 4件、開催回数 10回、延べ参加人数 181人
  1.中央公民館「郷土展示資料室の後利用みんなで考えよう」　開催回数：1回、延べ参加人数：16人
  2.永井地区公園再整備ワークショップ　開催回数：5回、延べ参加人数： 89人
  3.渋民地区街区公園整備ワークショップ　開催回数：2回、延べ参加人数： 56人
  4.盛岡南地区街区公園整備ワークショップ　開催回数：2回、延べ参加人数： 20人
  今後「郷土展示資料室の後利用みんなで考えよう」「永井地区公園再整備ワークショップ」「評価から始めるまちづくり！2010」などワークショップの開催を予定している。
• 指定管理者の業務の履行状況確認等の制度構築について検討を行っている。
• 2010年4月より新たに2施設が指定管理者制度に移行した。