野生動物との接し方
広報ID1001645 更新日 令和7年10月14日 印刷
「秋のクマ被害防止取組強化月間」について
秋の行楽シーズンを迎え、きのこ採りや登山などで、人がクマの棲み処である山間部に入る機会が増えること、また、今年度はクマのエサとなるブナの大凶作が予想され、人里への出没の増加が懸念されることから、岩手県では令和7年10月から11月の期間を「秋のクマ被害防止取組強化月間」に設定しています。
今年度は、盛岡市内においても、クマによる人身被害が2件発生しています。クマを寄せ付けない対策を積極的に行い、被害を未然に防ぎましょう。
また、早朝や夕方は、クマが活発に活動する時間帯です。
クマと遭遇した場合は、慌てずゆっくりとその場を離れましょう。
クマが攻撃してきたら両腕で顔や頭を守り、体を丸くして地面に伏せましょう。
- (岩手県HP)「秋のクマ被害防止取組強化月間」について(外部リンク)
- (岩手県HP)令和7年度ツキノワグマの出没に関する警報について(外部リンク)
- 令和7年7月4日付け「ツキノワグマの出没に関する警報」の発表について (PDF 295.4 KB)
- 令和7年4月18日付け「ツキノワグマの出没に関する注意報」の発表について (PDF 186.3 KB)
クマにご注意ください!
- 音の出るものを持つ!
- 複数人で行動!
- 明け方、夕方には入山しない!
<山はクマの家と考えましょう>
岩手県内の山林のほとんどがクマの生息地です。山林に入る際は、予期せずクマと遭遇し被害に遭う危険性が常にあることを意識し、入山するかどうか十分に検討するとともに、入山する際は十分な対策を講じるようお願いします。
- 飼料や生ごみを外に置かない!
- 果樹は残さず収穫!
- 自宅や農地周辺の藪を刈払い、見通しを良くする!
- 家屋や倉庫を施錠し、クマを侵入させない!
<民家近くにもクマは出没しています>
令和7年度は、秋に入り人里での人身被害が多発しているほか、クマのエサとなるブナ類の大凶作が予想されており、クマの人里への出没が増加することが懸念されます。今までクマが出没したことがない地域でも注意が必要です。
- 走って逃げない!
- 背を向けず静かに下がる!
<クマは顔(特に目)を狙ってきます>
クマが攻撃してきたら両腕で顔や頭をカバーし、地面に伏せて防御しましょう。(顔を攻撃されることが多いため、顔と頭を優先して守りましょう)
- 「クマ注意」リーフレット (PDF 587.5 KB)
- 「秋のクマ被害防止取組強化月間」クマ注意リーフレット(山編) (PDF 817.2 KB)
- 「秋のクマ被害防止取組強化月間」クマ注意リーフレット(人里編) (PDF 810.0 KB)
野生動物との接し方
盛岡市内の野生動物
盛岡市内ではニホンジカ、ツキノワグマなどの哺乳類、北上川や高松の池などで越冬するハクチョウ類などの鳥類をはじめ、多種多様の野生動物の生息が確認されており、豊かな生息環境が残されています。
野生動物との接し方
近年、気候の温暖化により、市街地におけるハクビシン等の生活環境被害(糞害、鳴き声、ゴミの散乱など)の相談が寄せられています。
被害を軽減するためには、野生鳥獣を駆除するだけではなく、身の回りで野生鳥獣のエサとなる生ゴミや収穫しない野菜・果実を放置しない、野生鳥獣の隠れ家になる下草や藪を刈り払い見通しを良くするなどの対策を講じ、野生鳥獣を人の生活圏に誘引しないことが必要となります。
今一度、各家庭における対策の徹底をお願いします。
野生動物は、野生本来の生活を維持していくことが望ましいため、人からは積極的にこれらの動物の生活にかかわらないというのが基本的な考え方になります。野生動物を観察する時は、正しい知識を持ち、適度な距離で行いましょう。
また、野生動物はさまざまな病原体を持っていることがあるため、餌付けなどの場所から人間の靴などに病原体が付着し、拡散する恐れがあります。過度におそれる必要はありませんが、野生動物にむやみに接触することは控えましょう。
渡り鳥など野生動物への餌付け防止のお願い
渡り鳥などの野生動物に餌を与えたり、ごみを放置することによって、生態系や鳥獣の保護などに影響が生じるおそれがあります。
希少鳥獣などの保護のために行われる給餌などの特別な場合を除き、野生動物への餌付けや渡り鳥の飛来地などにごみを放置しないよう、協力をお願いします。
- 餌付けは、野生動物がそれらの食べ物に依存したり、人馴れが進むことによって増えすぎたり、渡りの時期を遅らせたりし、生態系を乱す原因となります。
- 渡り鳥など野生動物には静かな環境が一番です。安易な餌付けはせず、静かに見守ることが大切です。
けがをした野生動物を見つけたら
けがや病気などで弱っている鳥獣を見つけた場合、むやみに手を触れたりせずに、元気があればそっと様子を見守るようお願いします。
けがや衰弱のため動けないようであれば、盛岡広域振興局保健福祉環境部環境衛生課(電話:019-629-6563)へ連絡してください。
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