盛岡市都南公民館開催結果

盛岡市都南公民館での懇談会開催日程と参加者数

• 開催日時：2005年2月27日(日曜日)14時から
• 参加者数：29人

主な質問・意見など

質問・意見

中核市の指定はいつか。

回答

中核市は2008年4月1日を目標に進めたい。2005年の国調人口が30万人を超えていることを確認し手続きに入る。中核市は人口が減り要件を欠いたとしても、1回なれば存続していくものである。

質問・意見

経常収支比率が80％を下回るのはいつか。

回答

経常収支比率は人件費、公債費、扶助費などの経費が関係してくる。本計画は経常収支比率80％を目標としているわけではないが、公債費につながる借金については、盛岡市では起債発行額を予算の8％以内に抑制することを目標とし、平成17年度も7.5％程度に抑えている。それから人件費については、独自の給料表を国県に準じたものにして、概ね5％カットのような形になるので、経常収支比率を構成する人件費、公債費が減り、次第に比率が下がっていく見通しをもっている。

質問・意見

除雪の対応はどうなるのか。

回答

玉山村は直営が主体、盛岡は委託が主体と違いがあるが、合併後、新たな除雪計画を作り、地域の事情を考慮しながらサービスが低下しないようにしていきたい。

質問・意見

玉山総合事務所の機構はどうなるのか。

回答

総合事務所は、住民生活に密着した事業の執行、現在ある出張所についてもそのまま業務を行っていく。事務所の長に代えて任期2年の特別職の長を置くことにし、急激にサービスが低下しないようにするものである。

質問・意見

同じ議員で報酬に3倍の格差はいかがなものか。

回答

議員の報酬につきましては、他の東北の市と比較するなどしても適正なものと考えている。現在も厳しい財政状況をふまえ、2％の減額と配慮いただいている。

質問・意見

建設計画の予算は策定されているのか。

回答

新市建設計画の主要事業は、下水道などの特別会計も含め、盛岡市分814億円、玉山村179億円となっている。

質問・意見

玉山村の動向は。

回答

合併の住民投票条例制定を求める直接請求があったが、村議会では16対2で否決された。今後の動きはまだはっきりしていない。

質問・意見

都南の建設計画の状況は。未着手事業はどうなるのか。

回答

朝島山の展望台などまだ着手していないものもある。今後、行政評価を行いながら計画に取り込んでいきたい。

質問・意見

自治区の所長、区長の権限は。

回答

玉山の地域自治区については、今回は総合事務所の長に代えて常勤特別職の区長を置くこととしたものである。区長は市長の権限に属する事務の一部を補助執行し、玉山総合事務所の事務全般を統括するものである。

質問・意見

事務事業の調整のために、協議会は存続するのか。

回答

合併協議会では調整方向のみを決め、今後は具体的な内容を2市村の職員間で詰めていく。専門部会や事務レベルで詰めていくことになる。

質問・意見

行政連絡員についてどのように再編するのか。

回答

盛岡は地区担当員、玉山は行政連絡員という名称であるし、業務内容も玉山の方がやや広い。合併を機に業務内容と名称の統一を図っていこうというものである。

質問・意見

玉山村の建設計画は計画期間に実施してほしい。都南のときの積み残しもお願いしたい。

回答

都南との合併の際の整備していない事業があるが、状況を見ながら検討していきたいし、玉山村分についてもご意見のとおり進めていきたい。

質問・意見

負担が高くなる場合は、不安のないように進めてほしい。

回答

行政サービス内容が変わる場合については、情報提供に努めていきたい。

質問・意見

市職員の給与、職員数はどうなるのか。類似団体と比較してどうか。

回答

住民一人あたりの職員数もそう高くはなかったし、行革のなかで、平成16年度から17年度まで約70人の職員数の削減見込みである。3年で70人を予定していたが、2年で達成できる見込みである。給与額についても独自の給料表をやめ、国県に準じた給料表に改めるとともに、給料の3％削減を進める予定である。