舞田 文雄 略歴

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広報ID1003418  更新日 平成28年8月21日 印刷 

略歴

南部絵暦の版元「舞田屋」の直系で本県創作版画の草分けとなる。「自画・自刻・自摺」の創作版画の精神を信条とし、温もりのある独自の画風を確立する。

  • 1904年(明治37年) 4月29日現在の一関市千厩町で生まれ、のちに盛岡に移る。
  • 1920年(大正9年) 3月盛岡市下ノ橋高等尋常小学校卒業。6月盛岡地方裁判所雇員。
  • 1927年(昭和2年) 盛岡地方裁判所書記となる。地元の美術団体「素顔社」の結成に参加。
  • 1936年(昭和11年) 日本創作版画協会展に《田舎風俗》等2点を出品し、初入選。自刷版画による第2版画集「HAN」を20部限定で刊行。
  • 1940年(昭和15年) 大審院書記に補され、東京に転居。
  • 1948年(昭和23年) 盛岡市立厨川中学校助教諭。
  • 1957年(昭和32年) 日本版画協会展 準会員。
  • 1971年(昭和46年) 「舞田文雄・慶文・信也 三人展」を開催。
  • 1975年(昭和50年) 盛岡市市勢振興功労者表彰
  • 1980年(昭和55年) 日本版画協会会員となる。
    岩手の文化振興に貢献した功績により教育表彰を受ける。
  • 1999年(平成11年) 肺炎のため盛岡市内の病院にて死去。
    遺族から作品200点が盛岡市へ寄贈された。
  • 2001年(平成13年) 盛岡市民文化ホール展示ホールにて、「優しさとぬくもりを刻む─木版画家舞田文雄展」が開催された。

参考文献

  • 『優しさとぬくもりを刻む-木版画家「舞田文雄」展』、2001年
  • 『舞田文雄木版賀集』、舞田文雄木版賀集刊行会、1991年
  • 『いわて近代洋画100年展』、いわて近代洋画100年展実行委員会、2005年
  • 『萩原吉二と創作版画展 岩手の創作版画とその時代』、岩手県立博物館、1996年
  • 『いわて未来への遺産 岩手県立美術館収蔵作品・県人美術作品』、岩手日報社、1999年
  • 『シリーズIV岩手の現代作家 版・六態』、萬鉄五郎記念美術館、1997年   

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