盛岡市立山王小学校 学校紹介

山王小学校は、城南小学校の児童数急増により1958年(昭和33年)に開校され、創立65周年を迎えている。校舎は岩山の麓に位置する藤が森と呼ばれる小高い丘をけずって造成して建設されており、学区の多くは高台からなっている。

開校当時、学校に関わりのあるかたがたが献身的に緑化を進められ、現在は約300本の樹木に囲まれた緑豊かな学校である。

高台にある校舎からは、東に岩山、北西に雄大な岩手山、南に河南の市街地や八幡の森、西に気象台を臨むことができ、国道4号線の直ぐ側にありながら騒音のない自然に恵まれた素晴らしい教育環境にある。

本校の校地内には学校田があり、長年5年生が「米づくり」に取り組み学びを広め、深め、校訓「耕心田」を具現する場となっており、本校の宝物のひとつである。

また、本校は岩手県書写書道コンクールにおいて、1973年(昭和48年)の第1回から昨年の第51回までのうち、50回学校賞を受賞している唯一の学校である。その伝統を守るべく、全校で書写の学習に力を入れて取り組んでいる。