盛岡市立都南東小学校 学校紹介

本校は、120年、114年の歴史をもつ乙部小学校と大ヶ生小学校が統合し、1994年(平成6年)4月創立・開校した。児童数は、開校当時の263人を最大に平成23年度は199人と減少傾向にあり、現在、普通学級7、特別支援学級1の計8学級である。

本校は盛岡市の東南部、市の中心から12キロに位置し、大ヶ生・乙部及び黒川の一部の地区を学区としている。校舎は、乙部川やりんご畑に囲まれ、地域の特色を生かしながら総合の体験学習を進めている。また、近隣の盛岡聴覚支援学校と30年ほど交流を続けてきていることも、本校教育の特色の一つである。

校舎の正面には、開校当時に地域のかたがたから寄贈された樹木や石で造成された「輝光園」という庭園がある。記念碑には「輝光日新」と刻まれ、「日々新たに　ひとりひとりに輝きを」という願いのもと、子どもたちは健やかに育ち、この輝光園でのびのびと遊んでいる。

開校前旧乙部小学校、旧大ヶ生小学校ではそれぞれの地域の伝統芸能としてさんさ踊りを行ってきた。統合を期に保存会の方々のお力添えをいただき両地域の踊りを融合した「かがやけさんさ」を創作していただいた。交流運動会や教振まつり、さんさ引き継ぎ式などの行事で保護者・地域に披露し、伝承芸能として大切に引き継いでいる。