盛岡市立仙北中学校 学校紹介

学区は盛岡市の南部に位置し、学校から半径1キロほどの円内に広がっている。生徒のほとんどが仙北小学校卒業生で、一小学校に一中学校の地域である。
藩政時代からの商業的・近郊農村的性格に加え、近年は企業進出と新興住宅の激増、都市整備計画などで、より都市的性格が強まっている。しかし、旧来の義侠心に富み進取的といわれる仙北衆の気質も残っており、PTA活動なども積極的で教育への関心は高い。歴史的には、奥州街道が盛岡城下に至る南関門の役目を果たした地域で、町名は南部藩第27代南部利直公の時代、秋田県仙北郡からの移住者が住む地区と町割りされたことによる。文化年間からの「火消し組」が現在の消防第一分団に、また「舟っこ流し」が、伝統として引き継がれている。
「仙北」のルーツでもある秋田県大仙市立仙北中学校(旧仙北郡仙北町)とのPTA・生徒会の交流が、1991年(平成3年)から継続されている。生徒会は、JRC・合唱・応援を三大文化とし、活発に活動している。