盛岡市立土淵中学校 学校紹介

盛岡市の中心部より西方6.5キロに位置する東西約6キロ、南北4キロの長四角形の学区を持つ学校である。南側に雫石川が流れ、また、東側には歴史的伝説を残す諸葛川が流れており、雄大な岩手山が裾野まで望める田園風景を残す自然環境豊かな地域である。さらに、学校の脇を南北に東北自動車道が走っており、盛岡インターの出入り口でもある。田沢湖線や国道46号線が走る交通要衝の地でもある。谷地上、土淵、上厨川、平賀、前潟という5つの地区からなっており、農業に従事する家が多く、2世代、3世代が一緒に暮らす家庭が多い。近年46号線沿い前潟地区に、巨大ショッピングモールが出店し、同時に、大型電気店などが次々と出店し、大型商店地域に変貌した。東側に大規模住宅造成が行われ、転入する生徒の数が増加している。校訓の「自主・連帯・創造」を校舎の前面に掲げ、平成3年度より始まった「環境保護活動」、さらに平成5年度から「福祉活動」を加え、全校生徒会を中心にリサイクル活動や「けやき荘訪問活動」「しいのみホームとの交流」など福祉活動を続け、今日まで継承している。さらに今年度は、歴史ある農業用疎水「越前堰」の水生生物調査やホタル観察会、さらに全校生徒によるクリーン活動を展開した。学習はもとより、ソフトテニス部や卓球部、特設陸上競技部より代表選手を県大会に、特設スキー部は、東北大会や全国大会にも送り出すなど運動面でも活発に活動している。