不特定多数の人が集まる公共施設と公園の放射線量調査結果（ 平成24年度までに発表）

盛岡市は、2012年7月から不特定多数の人が集まる公共施設と公園、その他の公共施設などを対象に調査を実施しましたので、その結果をお知らせします。

調査方法

調査箇所

• 不特定多数の人が集まる公共施設　147施設
• 公園など　467施設
• その他の公共施設など　3施設

調査方法

岩手県のマニュアルに準じて、盛岡市が所有するシンチレーション式サーベイメーターを使用し、地上5センチメートル、50センチメートル、1メートルの高さで、各施設の庭などのほか、雨どいの直下や排水溝など局所的に線量が高いと思われる地点で放射線量の測定を行いました。

「局所的に線量が高いと考えられる場所」とは

1. 雨水が集まるところおよびその出口
   例)建物の雨樋から直接排水される犬走り、側溝、集水マス、排水口、雨だれが落ちている場所など
2. 植物およびその根元
   例)花壇・植栽、芝・草地、コケ、落ち葉だまりなど
3. 雨水・泥・土がたまりやすいところ
   例)水たまりができやすい低くなった地面、縁石や塀際の土だまり、コンクリートと表土の境など

調査結果

全ての測定地点における、施設や公園の基準となる中央の地点及び、基準地点以外で局所的に線量が高かった地点について、地上5センチメートル、50センチメートル、1メートルの測定値を掲載しました。

測定値

• 不特定多数の人が集まる公共施設 （PDF 331.3KB）
• 公園 （PDF 706.7KB）
• その他の公共施設など （PDF 57.8KB）

調査結果の評価

調査した施設全ての測定地点において、地上5センチメートル、50センチメートル、1メートルの高さで毎時1マイクロシーベルト（2011年8月26日に文部科学省が通知した「福島県内の学校の校舎・校庭等の線量低減について」における「学校において児童生徒等が受ける線量と対策の目安」）を下回っています。

空間放射線量マップについて

盛岡市が2012年7月9日から2013年2月末までに実施した全ての教育施設や児童福祉施設、公園、不特定多数が利用する施設の調査結果をもとに、校庭や広場などの中央における地表面から5センチメートルの高さの測定結果を空間放射線量マップに反映しています。

• 盛岡市環境部のサイト「ecoもりおか」（外部リンク）

平成23年度の調査結果

• 不特定多数の人が集まる公共施設と公園の放射線量調査結果