盛岡市立羽場小学校 学校紹介

本校は、1874年(明治7年)5月羽場因幡に紫波郡羽場小学校として設置され、後に羽場尋常小学校となる。1900年(明治33年)飯岡尋常小学校と合併し、その後飯岡小学校羽場分校となる。1978年(昭和53年)4月都南村立羽場小学校として開校した。1992年(平成4年)には盛岡市との合併に伴い、盛岡市立羽場小学校となる。2008年(平成20年)に創立30周年を迎えた。

田園とりんご畑の広がる静かな農村地帯であったが、1972年(昭和47年)以降学区南側に岩手流通センターができ、またその後湯沢西地区に大規模な住宅団地としての湯沢団地造成計画が策定され、児童数の増加が見込まれたことから開校に至った。児童数は、1992年(平成4年)の631人(各学年3クラス)をピークに年々減少し、平成15年度からは全学年2クラスとなり、本年度の児童数は286人である。

学区内には、西に盛岡工業高等学校、東に東北自動車道盛岡南インター等があり、西部の奥羽山脈沿いには、都南つどいの森、老人福祉センター、都南歴史民俗資料館等の施設がある。地区は、大きく羽場地区、湯沢地区、そして児童数の4分の3を占める湯沢団地の3つに分けられる。

学校では、特に低学年の生活科や3年生以上の総合的な学習で、学区探検やりんご畑・「つどいの森」で学ぶ「地域を知る」学習や福祉についての学習を活発に行っている。