盛岡市立見前小学校 学校紹介

令和2年度　盛岡市立見前小学校　学校紹介

　本校は1873年（明治6年）の創立で、都南村立の学校を経て、長い歴史を刻んできた。

　当学区は市内中心部から約7キロ離れた旧都南村見前地区に位置している。かつては田畑が多く「盛岡の台所」とも言われたが、現在は商業地化・宅地化等の急速な変化が見られる。

　本校創立100周年を記念して建てられた校舎前の石碑には「希望にみちて たゆまぬ努力」と刻まれており、我々教師や地域の人々は、その言葉を校訓とし、児童が「こつこつ努力することの先に大きな希望の実現がある」という精神で歩んでいけるよう教育的愛情をもって見守っている。そして、学校教育目標「思いやりのある子ども」「進んで学ぶ子ども」「たくましい子ども」の育成を目指し、組織的・計画的に家庭や地域と連携し教育活動に日々勤しんでいる。

　令和2年度より、研究主題を「自らの読みを深める子どもが育つ国語科指導法の改善～『読むこと』領域における単元構成と対話的な学びの指導を視点として～」とし、国語科の学習指導を中心に、論理的に思考する力や友達と共同して学習課題に取り組む力を身に付けさせるべく研究を始め、日常生活から言葉を意識して考えたり、話し合ったりするように意識して指導を進めている。

　今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため活動を自粛しているが、PTA活動等も盛んで、広報「みるまえ」は毎年各種コンクールで入賞しており、家庭や地域の教育への関心を高めるための一翼を担っている。図書ボランティアの読み聞かせや学校ボランティアの方々の行う校外学習等の引率補助も特徴的な活動の一つである。

　児童会の今年度のスローガンは「ベストスマイル」である。日本中のスマイルが少なくなっている今だからこそ、笑顔あふれる学校にしようということで児童会執行部より提案がなされ、「笑顔で挨拶 笑顔で学習 笑顔で遊ぶ」ことを全校で心掛け、活動に取り組んでいるところである。