盛岡市でおこりうる災害について
広報ID1001084 更新日 令和4年10月3日 印刷
地震災害
阪神・淡路大震災のような大地震が発生すると、現在の耐震基準を満たしていない古い建物では、その多くが倒壊すると想定されます。
また家屋が密集した地域では、倒壊した建物により避難路がふさがり、消防や救援活動の妨げとなることが、地震の被害を拡大する要因となっています。
水害

河川沿いの地域では、梅雨や台風の大雨で、洪水により家屋が浸水するおそれがあります。平成14年7月には台風第6号の影響による大雨で避難指示を必要とするほどの浸水被害が発生しています。
また、市街地では、下水道などで処理しきれないほどの豪雨になると、マンホールから水があふれ出します。特に地下室のある建物では、地上が冠水すると、一気に水が流れ込み、地下室に取り残されるおそれがあります。
土砂災害
盛岡市では、市街地の近くに山地や丘陵がせまっており、大雨や地震により土砂災害が発生する危険性があります。
- がけ崩れ
地震や大雨により、斜面が突然崩れ落ちる現象が「がけ崩れ(急傾斜地崩壊)」です。時には、前ぶれもなく突発的に発生し、がけの下の人家などをのみこみます。 - 地すべり
特殊な地質条件のところで、地震や大雨等により大きな土のかたまりが動き出す現象が「地すべり」です。 - 土石流
谷などにたまった土砂が、長雨や集中豪雨により、一気に流れ下る現象が「土石流」です。土石流の先端部分では、大きな岩や流木などが集まり、すさまじい勢いで家屋や田畑を押し流します。
火山災害
盛岡市の北西にある岩手山は、気象庁が観測している活火山の一つです。最近では、平成10年に地震活動が活発になり、岩手山西側でマグニチュード6.1の地震が発生しています。過去には、溶岩流が流出する噴火も起こしています。火山による被害は、火山活動や気象条件により異なりますが、市内に火山灰が降り、諸葛川流域等では火山泥流*の氾濫も想定されています。
- 火山泥流
積雪時に火砕流が発生した場合に、雪が融けて泥流となって流れ下る現象が「火山泥流」です。
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