環境省が実施した地下水の放射性物質濃度測定結果について

環境省が2月から3月までに実施した、東北・関東7県（岩手県、宮城県、山形県、茨城県、栃木県、群馬県および千葉県）の地下水の放射性物質濃度の測定結果が公表されましたのでお知らせします。

• 地下水質のモニタリング調査における放射性物質濃度の測定結果（第6報）について（お知らせ）（環境省報道発表）（外部リンク）

調査概要

結果概要

下記の全ての地点で放射性ヨウ素131、放射性セシウム134・137を測定（検出限界値：1リットル当たり1ベクレル）した結果、いずれの項目とも不検出でした。

※食品衛生法上の基準、水道水の放射性物質の基準：1リットル当たり10ベクレル

• 食品中の放射性物質への対応（厚生労働省ホームページ）（外部リンク）
• 水道水中の放射性物質に係る管理目標値の設定等について（厚生労働省ホームページ）（外部リンク）

各県の調査地点数および調査期間

1. 岩手県（全42地点）　3月5日から13日まで
2. 宮城県（全39地点）　3月1日から13日まで
3. 山形県（全37地点）　3月9日から14日まで
4. 茨城県（全44地点）　2月12日から28日まで
5. 栃木県（全38地点）　2月23日から28日まで
6. 群馬県（全40地点）　2月20日から27日まで
7. 千葉県（全54地点）　2月29日から3月8日まで

盛岡市内の調査地点および調査日

1. 盛岡市玉山区松内地内　3月13日
2. 盛岡市向中野地内　3月13日

上記のとおり、両地点において放射性ヨウ素131、放射性134・137を測定（検出限界値：1リットル当たり1ベクレル）した結果、いずれの項目とも不検出でした。

今後の予定

環境省は、福島県の分析結果をとりまとめ公表するとともに、平成24年度においても福島県およびその近隣地域において継続的に地下水の放射性物質濃度の調査を実施することとしています。