令和4年度市民アンケート調査:調査結果と考察「中心市街地活性化について」
広報ID1041700 更新日 令和5年1月27日 印刷
問7 よく訪れる中心市街地のエリア
「盛岡駅周辺エリア」が46.0%で一番多く、次に「菜園・大沢川原エリア」が41.4%、「大通エリア」が36.7%と続きました。盛岡駅西口地区や盛岡南地区など、他地区への移動にあたり、盛岡駅が拠点としての役割が強まっていることが要因の一つとして考えられます。「内丸エリア」19.2%、「肴町・中ノ橋通一丁目エリア」31.6%や「八幡町・中ノ橋通二丁目・南大通一丁目エリア」16.1%となっており、各エリアにおいて、一定程度の来訪があることから、盛岡城跡公園の利活用や、令和4年10月の盛岡バスセンターの開業や複合商業施設monakaの整備などを良いきっかけとし、各エリアの商店街の魅力向上を図る取組が効果的であると考えられます。
- 八幡町・中ノ橋通二丁目・南大通一丁目エリア:16.1%
- 肴町・中ノ橋通一丁目エリア:31.6%
- 内丸エリア:19.2%
- 大通エリア:36.7%
- 菜園・大沢川原エリア:41.4%
- 中央通エリア:10.7%
- 盛岡駅周辺エリア:46.0%
- 材木町エリア:9.3%
- 神明町・紺屋町エリア:6.4%
- 中心市街地には行かない:18.8%
- 無回答:1.2%
問8 中心市街地のイメージ
「交通が便利」が26.4%で一番多く、次に「ショッピングが楽しめる」が24.9%、「歩いて楽しい」が21.2%、「何でも用事を足せる」・「治安がいい」がそれぞれ20.4%でした。一方で、「特になし」が21.7%、「分からない」が5.1%の回答があり、中心市街地になじみがない人にも、訪れたくなるような取組を進めていく必要があります。
- 歩いて楽しい:21.2%
- 交通が便利:26.4%
- 居住し暮らしやすい:13.4%
- 何でも用事を足せる:20.4%
- ショッピングが楽しめる:24.9%
- 観光客がたくさん訪れる:4.9%
- バリアフリー化が進んでいる:2.4%
- イベントや伝統行事がたくさんある:13.6%
- 歴史的街並みや伝統産業が活かされている:16.5%
- 働く場所が多く、ビジネスが活発である:7.7%
- 治安がいい:20.4%
- 特になし:21.7%
- 分からない:5.1%
- その他:9.6%
- 無回答:1.8%
問9 5年前と比較し活性化していると思うエリア
「盛岡駅周辺エリア」が29.5%で一番多く、盛岡駅周辺以外のエリアは10%未満にとどまっています。コロナ禍においても、各商店街での新たな取組や、盛岡バスセンターの開業など、プラス要因があることから、多くの市民にその取組を周知する機会を確保していく必要があるものと考えます。
- 八幡町・中ノ橋通二丁目・南大通一丁目エリア:4.1%
- 肴町・中ノ橋通一丁目エリア:8.8%
- 内丸エリア:2.6%
- 大通エリア:5.6%
- 菜園・大沢川原エリア:7.6%
- 中央通エリア:2.3%
- 盛岡駅周辺エリア:29.5%
- 材木町エリア:3.8%
- 神明町・紺屋町エリア:1.5%
- どちらとも言えない:10.8%
- 分からない:24.5%
- 活性化していると思わない:28.3%
- 無回答:1.8%
問10 魅力的と感じるために重要と考える点
「歩いて楽しい」が48.9%と最も多く、「交通が便利」が47.8%、「ショッピングが楽しめる」が44.4%と続きました。前回(平成29年度)の市民意識調査においても「歩いて楽しい」、「交通が便利」が上位を占め、それぞれ45.3%、33.9%でした。いずれの項目も、問8の中心市街地に持つイメージの上位であることから、強みを伸ばしつつ、何でも用事を足せる、治安がいい、というニーズに応える取組が必要になるものと考えます。
- 歩いて楽しい:48.9%
- 交通が便利:47.8%
- 居住し暮らしやすい:16.8%
- 何でも用事を足せる:38.7%
- ショッピングが楽しめる:44.4%
- 観光客がたくさん訪れる:16.9%
- バリアフリー化が進んでいる:14.5%
- イベントや伝統行事がたくさんある:26.6%
- 歴史的街並みや伝統産業が活かされている:29.9%
- 働く場所が多く、ビジネスが活発である:16.2%
- 治安がいい:34.8%
- 特になし:7.5%
- 分からない:4.0%
- その他:3.7%
- 無回答:1.7%
問11 1か月間にお出かけする回数
平均で週に1~2回程度お出かけしていると考えられる割合(「4~9回」と回答した割合)が、飲食は21.6%、買い物は32.8%、娯楽は8.9%となりました。一方で、問12の結果から、お出かけはするものの行き先として中心市街地を選ばない人が一定数いると考えられます。普段中心市街地に行かない人に足を運んでもらえるよう、中心市街地の魅力向上に係る取組の検討が必要となります。
飲食
- 0回:17.3%
- 1回~3回:45.1%
- 4回~9回:21.6%
- 10回~19回:4.2%
- 20回~29回:1.3%
- 30回以上:0.5%
- 無回答:10.0%
買い物
- 0回:6.1%
- 1回~3回:27.7%
- 4回~9回:32.8%
- 10回~19回:19.0%
- 20回~29回:6.7%
- 30回以上:1.2%
- 無回答:6.4%
娯楽
- 0回:42.2%
- 1回~3回:27.1%
- 4回~9回:8.9%
- 10回~19回:2.7%
- 20回~29回:0.5%
- 30回以上:0.2%
- 無回答:18.4%
問12 中心市街地にお出かけする回数
問11(1か月に飲食・買い物・娯楽にお出かけする回数)のうち、中心市街地に1か月間で1回以上お出かけする割合を合算すると、飲食は43.8%、買い物は52.4%、娯楽は23.2%となりました。一方で、問11で月に1回以上お出かけをすると回答した人のうち、中心市街地へのお出かけは0回と回答した割合は、飲食は36.7%、買い物は37.0%、娯楽は38.4%と、それぞれ4割近くを占めているため、商店街などで開催されているイベントやその魅力を周知しながら、普段中心市街地に行かない人も来訪機会を確保する取組が必要と考えます。
飲食
- 0回:42.8%
- 1回~3回:35.1%
- 4回~9回:6.5%
- 10回~19回:1.3%
- 20回~29回:0.7%
- 30回以上:0.2%
- 無回答:13.4%
買い物
- 0回:38.1%
- 1回~3回:37.3%
- 4回~9回:10.0%
- 10回~19回:3.7%
- 20回~29回:1.2%
- 30回以上:0.2%
- 無回答:9.5%
娯楽
- 0回:55.4%
- 1回~3回:19.4%
- 4回~9回:2.9%
- 10回~19回:0.7%
- 20回~29回:0.1%
- 30回以上:0.1%
- 無回答:21.4%
問13 お出かけする回数が多いエリア
「お住まいのエリア」が52.8%と最も多く、「お住まいのエリア外(郊外のショッピングエリア)」が30.2%、「お住まいのエリア外(中心市街地)」が11.9%と続きました。お出かけの回数のうち、郊外のショッピングエリアを選択する割合が高くなっており、郊外との差別化を図りながら、中心市街地の魅力向上に取り組む必要があると考えます。
- お住まいのエリア:52.8%
- お住まいのエリア外(郊外のショッピングエリア):30.2%
- お住まいのエリア外(中心市街地):11.9%
- 市外:1.0%
- その他1.2%
- 無回答:2.9%
問14 中心市街地のお出かけで1回に使用する金額
飲食・買い物・娯楽それぞれについて、1回のお出かけで使用するお金が10,000円未満の割合は半数程度となっています。その中でも、買い物の場合が、1回あたりの単価が高い傾向にあります。お出かけの際に、複数のエリアや店舗を巡っての消費行動が地域経済の活性化につながるため、これを促す喚起策や複数の商店街が連動したイベントの企画提案などが効果的であると考えられます。
飲食
- 1,000円未満:15.9%
- 1,000円以上~5,000円未満:38.1%
- 5,000円以上~10,000円未満:9.0%
- 10,000円以上~20,000円未満:2.3%
- 20,000円以上~30,000円未満:0.3%
- 30,000円以上~50,000円未満:0.1%
- 50,000円以上:0.0%
- 無回答:34.3%
買い物
- 1,000円未満:7.9%
- 1,000円以上~5,000円未満:30.9%
- 5,000円以上~10,000円未満:22.4%
- 10,000円以上~20,000円未満:7.7%
- 20,000円以上~30,000円未満:1.2%
- 30,000円以上~50,000円未満:0.2%
- 50,000円以上:0.1%
- 無回答:29.6%
娯楽
- 1,000円未満:19.8%
- 1,000円以上~5,000円未満:24.2%
- 5,000円以上~10,000円未満:7.4%
- 10,000円以上~20,000円未満:1.3%
- 20,000円以上~30,000円未満:0.4%
- 30,000円以上~50,000円未満:0.1%
- 無回答:46.8%
問15 中心市街地へお出かけする際の交通手段
最も多かったのが自家用車で73.9%、バスが34.6%、徒歩が21.1%と続きました。駐車場が充実していることや、自家用車の利便性が高いことなどが要因と考えられます。問10の結果から、中心市街地の魅力向上には、歩いて楽しい、交通が便利であることへのニーズが高いことから、公共交通機関の充実も含めて中心市街地へのアクセスの利便性の向上を図るとともに、商店街等のイベント開催の促進や、エリア内を移動しやすい環境を整えるなど、中心市街地における回遊性を高める取組が重要であると考えます。
- 徒歩:21.1%
- バス:34.6%
- 電車:8.3%
- 自家用車:73.9%
- バイク:1.5%
- タクシー:8.2%
- 自転車:14.6%
- 中心市街地エリア内に住んでいる:2.3%
- 無回答:1.9%
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