令和4年度市民アンケート調査:調査結果と考察「お墓について」

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広報ID1041702  更新日 令和5年1月27日 印刷 

問24 お墓の所有状況

「将来、自分や家族が入るお墓を持っている、もしくは引き継ぐ予定のお墓がある」が半数以上の64.0%で最も高いです。「親族のお墓はあるが引き継ぐ予定はない。また、将来、そのお墓に自分や家族が入る予定はない」が21.1%、「自分や親族のお墓がどこにもない」が4.7%であり、自分が入る墓がない人の割合は25.8%です。今後も望まれるお墓の形態の動向を見ながら、市営墓園のあり方を考えていく必要があると思われます。

問24 問24 お墓の所有状況

  • 将来、自分や家族が入るお墓を持っている、もしくは引き継ぐ予定のお墓がある:64.0%
  • 親族のお墓はあるが引き継ぐ予定はない。また、将来、そのお墓に自分や家族が入る予定はない:21.1%
  • 自分や親族のお墓がどこにもない:4.7%
  • 分からない:8.3%
  • 無回答:1.9%

問25 お墓に関する不安や心配事

「子や孫、親族等にお墓の管理の負担をかけたくない」が46.7%で最も高く、次いで「維持管理にかかる費用」が39.0%です。墓の引き継ぎ手として子や孫などを想定しているものの、子や孫などは煩わしい問題と捉えるのではないかと懸念する傾向や、金銭的な面での負担を心配する様子がうかがえます。

問25 お墓に関する不安や心配事

  • 維持管理にかかる費用:39.0%
  • お墓を引き継ぐ人がいない:21.5%
  • 子や孫、親族等にお墓の管理の負担をかけたくない:46.7%
  • 特に心配事はない:23.7%
  • その他:4.3%
  • 無回答:2.4%

問26 持ちたいお墓の形態

「区画墓地(一家一区画の従来のお墓)」を持ちたいと考える人が50.8%で全体の半数を占めます。また、従来の区画墓地の形態ではない「合葬墓(家族・親族に限らず多数の方を1つのお墓に埋葬するお墓)」15.6%と「納骨堂(骨箱や骨壷に入れたまま遺骨を収蔵する建物)」14.3%の割合は合わせて29.9%です。全体の3割ほどは新しい形態のお墓を希望していますが、従来からの区画墓地の方が希望する人が多いことが分かります。

問26 持ちたいお墓の形態

  • 区画墓地(一家一区画の従来のお墓):50.8%
  • 合葬墓(家族・親族に限らず多数の方を1つのお墓に埋葬するお墓):15.6%
  • 納骨堂(骨箱や骨壷に入れたまま遺骨を収蔵する建物):14.3%
  • 持ちたくない:16.0%
  • 無回答:3.3%

問27 お墓の形態変更や新たにお墓を持つ予定

「予定はない」が83.7%で全体の大半を占めます。墓の形態の変更や新たにお墓を持つことについて、これまでの形態を維持する予定の人が多いことがうかがえます。

問27 お墓の形態変更や新たにお墓を持つ予定

  • 予定がある:13.9%
  • 予定はない:83.7%
  • 無回答:2.3%

問28 市営墓地への期待

「長期にわたる安定した管理」が24.9%、「手頃な価格」が24.0%で多いです。次いで「様々なニーズに対応したお墓の提供」が14.2%となっています。市営墓地に対して、公平で安定した管理・維持を継続することや価格を抑えた提供が求められていることが分かります。また、区画墓地の提供だけでなく、管理面も含めて使用者のニーズは多様化してきており、人々のお墓に対する価値観の変容を読み取ることができます。

問28 市営墓地への期待

  • お墓の安定した供給:11.4%
  • 長期にわたる安定した管理:24.9%
  • 手頃な価格:24.0%
  • 無宗派であること:13.2%
  • 様々なニーズに対応したお墓の提供:14.2%
  • 特に期待することはない:9.6%
  • その他:1.5%
  • 無回答:1.1%

問29 市営合葬墓の必要性

「必要だと思う」が半数以上の56.2%で、次いで「分からない」が35.1%でした。市営の合葬墓の設置については、市民の関心が高まっている傾向がうかがえます。

問29 市営合葬墓の必要性

  • 必要だと思う:56.2%
  • 不要だと思う:7.4%
  • 分からない:35.1%
  • 無回答:1.3%

問30 市営合葬墓の利用希望

「分からない」が44.9%で最も高く、合葬墓について理解が進んでいないことが考えられます。次いで「利用を検討したい」が23.2%でした。「利用したい」は9.9%で最も低いです。合葬墓を市が設置することについて、関心が高まっているものの、その関心は具体的な利用には直結しない様子が読み取れます。その背景には、お墓の問題を、個人の問題と捉えるよりも、これまでの引継ぎ手を必要とする区画墓地の考えが未だ根強く、家族や親族との繋がりの中で捉えている様子がうかがえます。

問30 市営合葬墓の利用希望

  • 利用したい:9.9%
  • 利用を検討したい:23.2%
  • 利用したくない:17.1%
  • 分からない:44.9%
  • その他:3.6%
  • 無回答:1.2%

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