5月13日受付　盛岡劇場での公演について

ご提案・ご意見の趣旨

盛岡劇場で予定しているシネマ歌舞伎を楽しみにしていますが、なぜ客席の1列目を販売しているのでしょうか。他の劇場を利用する際は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、舞台から近いとの事で1列目は使用しないように言われています。少し不公平だと思います。

市の考え方

新型コロナウイルス感染症拡大防止の中での、劇場などでの催しの実施に当たっては、公益社団法人全国公立文化施設協会が「劇場、音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン（以下「ガイドライン」という。）」を示しています。ガイドラインでは、客席の配席に当たり、客席の最前席は舞台前から十分な距離をとることとし、最低でも水平距離で2メートル以上を設けることになっています。
また、盛岡劇場を含む市文化会館（市民文化ホール、都南文化会館、渋民文化会館）では、このガイドラインを基に、「新型コロナウイルス感染拡大対策チェックリスト」により、主催者に対して事前に会場内の配席計画の確認を行っています。
シネマ歌舞伎は、舞台上で歌舞伎を演じるものではなく、歌舞伎の舞台公演をスクリーンで上映し、盛岡劇場に縁のある「高麗屋」十代目松本幸四郎さんをお迎えして芸談を語っていただく内容になっています。このため、ガイドラインに示されている舞台上と客席の距離を十分に保てるものと判断し、1列目の客席から販売していることをご理解願います。
今後も、ガイドラインに基づいた安全、安心な環境の下に芸術文化の活動や鑑賞ができるよう、施設管理者や公演主催者と一体となって新型コロナウイルスの感染拡大防止に引き続き取り組んでまいりますので、更なるご理解をお願いします。

• 交流推進部文化国際課