7月12日受付　新型コロナウイルス感染症対策について

ご提案・ご意見の趣旨

市中心部に臨時のPCRステーションを開設しても、結局、陽性者はゼロでした。盛岡で緊急事態宣言が繰り返されるような事態にならないために、発生源に関係なく、定期的に全市民を対象とした検査をするのが一番無駄がなく、しかも経済が回ると思います。今は民間検査が広がり、短時間で多くの検体を検査できる機械もあるらしいので、大学などの研究機関に確認してみたらどうでしょうか。
積極的疫学調査により濃厚接触者を特定して、何日か後に感染者数を増やして飲食店がクラスターだと騒ぐのは止めませんか。

市の考え方

臨時PCRステーションについては、4月から6月にかけて市内中心部の繁華街、特にも接待を伴う飲食店やカラオケを設置した飲食店に関連した新型コロナウイルス感染症の感染者が多く発生し、感染したご本人から、家族、友人、職場、学校などへの感染の連鎖により感染者数が高い水準で続いたことから、感染状況を確認し、早期の収束と今後の地域経済の回復を目指して、岩手県の協力をいただきながら、PCR検査を実施したものです。延べ260人の方にPCR検査へのご協力をいただき、感染拡大防止の呼びかけに大いに効果があったものと考えております。
また、多くの皆様のご協力により、当市における新型コロナウイルス感染症の感染者数は減少してきている状況ですが、これからオリンピックや夏休みなど人流の増加する時期を迎えること、変異株の存在や感染経路が不明な事例が散発的に確認されていることから、いまだ予断を許さない状況であり、新型コロナウイルスが入ってきても広げないよう、しっかりと感染者数を抑えていくことが重要です。
そのため、新型コロナウイルス感染症の感染者発生時には、的確かつ迅速に積極的疫学調査を実施し、感染源、感染経路を探索し、クラスター発生の端緒を捉え、早期に対策を講じていきます。
全国で感染が広がりを見せている中、不安を抱かれていることと思いますが、今後も感染予防について、ご理解、ご協力をお願いします。

• 保健所　企画総務課