9月6日受付　盛岡市子育て世帯への臨時特別給付金について

ご提案・ご意見の趣旨

盛岡市子育て世帯への臨時特別給付金について、児童手当の特例給付の受給者は対象外とされていますが、対象外とする理由や、仮に特例給付の受給者に追加で臨時特別給付金を支払った場合の合計金額の概算、その金額を盛岡市独自の財源で支給を行わない理由を教えてほしいです。
今後、特例給付は廃止されることが決まっているので、現在、特例給付を受けている世帯は、子育てに関する支援がほとんど受けられないことになり、市政や国政に対する不平等感、不信感を感じています。物価高は特例給付の受給世帯にも大きな影響を及ぼしています。子どもには、保護者の所得や家庭の状況に関わらず、公平な支援をお願いします。

市の考え方

盛岡市子育て世帯への臨時特別給付金は、中学校修了前の児童1人あたり1万5千円を支給する岩手県の「いわて子育て世帯臨時特別支援金」に、盛岡市が同額の1万5千円を上乗せして合計3万円を支給するもので、令和4年5月分の児童手当受給者の方を対象とし、ご指摘のとおり特例給付の受給者の方は支給対象外となっています。
今回の給付金の支給に当たっては、支給対象とする児童の年齢の上限や特例給付の方への支給も検討しましたが、県の制度と同様の支給対象としたところです。
なお、仮に特例給付の受給者に今回と同様の給付金を支給することとした場合の概算額は、支給対象となる児童数は約2500人と見込まれ、児童1人あたり3万円を支給することとした場合は、7千5百万円の財源が必要となるものと試算されます。
物価高騰による子育て世帯への影響については、所得に関わらず影響が生じていると考えられることから、今回のご意見を参考として、今後の子育て世帯への支援策について検討します。

• 子ども未来部　子ども青少年課