2月1日_広報もりおか特集(祝!ユネスコ無形文化遺産登録 永井の大念仏剣舞)

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広報ID1041691  更新日 令和5年2月23日 印刷 

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広報もりおか2月1日号の特集は「祝!ユネスコ無形文化遺産登録 永井の大念仏剣舞」です。
「永井の大念仏剣舞」は盛岡市永井に古くから伝わる民俗芸能です。
 表紙は、12月に行われた公演「東北の風流踊」の1コマ。音頭あげによる南無阿弥陀仏の唄に合わせ、大笠が華麗に、激しく回ります。紙面では、華やかな衣装の特徴や踊りの役割の解説、ビジュアルがとても気になる「大笠」の意味、保存会員のインタビューを掲載しています。
 ここでは、紙面構成の都合により掲載できなかった公演、練習風景の写真などを紹介します。広報もりおかと併せて、ぜひご覧ください。

令和4年11月30日 ユネスコ無形文化遺産に登録

11月30日、「永井の大念仏剣舞」を含む「風流踊」のユネスコ無形文化遺産への登録を祝し、当日夜に市役所本庁舎に横断幕を掲出しました。盛岡では初の登録で、世界的にも注目される明るいニュースに市内が湧きたちました。

横断幕の掲出

令和4年12月3日 公演「東北の風流踊~岩手の念仏剣舞、秋田の盆踊~」に出演

「風流踊」の公演「東北の風流踊~岩手の念仏剣舞、秋田の盆踊~」が12月3日に、さくらホール(北上市)で開催されました。
ユネスコ無形文化遺産として登録された「風流踊」の岩手県、秋田県の計7団体が一堂に会し、公演しました。

大笠

各保存会会長の集合写真
前列右端が小笠原康則会長です
準備の様子
本番に向け、準備を進めます

準備の様子
保存会員総出で丁寧に着付けをします

準備の様子


準備の様子

準備の様子


準備の様子

準備の様子

準備の様子


準備の様子
準備は万全!
いざ本番へ!!

準備の様子

準備の様子


公演
「道行」とよばれる歩き太鼓で入場
公演
太夫を先頭に、中立、踊り手の順で列になり
念仏唄をうたいながら 輪になります。

公演

公演

公演

公演

公演

公演

集合写真
公演直後の集合写真。皆さま大変おつかれさまでした!

令和4年12月25日 定期練習

永井地区活性化センターなどを中心に、原則第二・第四日曜日に練習しています。
会員は随時募集中とのこと。興味がある方はぜひ練習をのぞいてみませんか?

公演の様子

練習

練習

練習

練習

練習
真剣に練習を見守る未来の踊り手たち
舞台に立つ日が楽しみです
練習
着実に、確実に、若い世代に
地域の宝が受け継がれていきます

保存会員:八重樫 岬(やえがし みさき)さん

八重樫さん

唐団扇の八重樫 岬さんは保存会に所属して6年目。小学校1年生の時に練習を見学した際に、扇子などの道具の色鮮やかさや、踊りの形の多さに惹かれ、保存会に入ることを決めました。

「一回転や、しゃがみ、立ちが多いので、公演では絶対にふらつかないように、いっぱい足に筋肉を付けなきゃいけないかも」

と笑顔で話します。

練習では、指先まで神経を使い唐団扇を操ります。この日は、広報の撮影のために衣装を着てもらいました。回転するたびに、五色の帯が華麗に回ります。

「練習の雰囲気がとても良くて、みんな仲良くて話すのも楽しいです。もっと上手く踊れるように保存会の方たちもたくさんアドバイスしてくれます。」

姉の潮(しおり)さんも、同保存会の会員。姉妹二人の話す姿、踊る姿は、これからの未来そのもののようにキラキラと輝いて見えました。

これからどうしていきたいか、との問いに岬さんは、ユネスコ無形文化遺産に登録されたので伝統を絶やさないよう伝承していきたいと前置きしつつ、

「ずっと盛岡に残って、大好きな保存会の活動を続けたいです」と力強く話しました。

保存会員:小笠原 成二(おがさわら せいじ)さん

小笠原さん

太刀担当の小笠原成二さん。
成二さんは四人兄弟で、なんと四人全員が保存会の会員とのこと(!)
また、定期練習に参加するため、秋田市から通っています(!!)

「最初は唐団扇から始まり、扇、太刀、ふくべ、とできる役割は増えていくことが楽しいですね」

踊りを覚えるのは早くはない方と自身を分析しつつ、それを補うため、庭元の蔵で、薄暗い中練習に練習を重ねました。今では、練習でも本番さながらにキレのある動きで太刀を操ります。ユネスコ無形文化遺産登録を機に「もっとこの剣舞を皆さんに観てほしい」との思いで踊る成二さん。

「今自分が踊れるのは一部ですが、これからだんだんと覚えていける楽しみがあります。他の演目もしっかりと覚えて、次の世代に継承していきたいと思います」
と笑顔で話しました。

 

令和5年1月15日 「永井の大念仏剣舞」ユネスコ無形文化遺産登録を祝う会

祝う会

祝う会
同保存会の踊りを見るため、
この日は満員御礼です
祝う会
公演同様、観客の皆さんが見守る中
厳かに道行で入場します
祝う会
小笠原会長は、遺産登録を喜びつつ、
どの保存会も後継者不足が課題と話しました
祝う会
重さはなんと25キログラム!
大の大人でも担ぐのは一苦労
祝う会
来賓の方も実際に大笠をかぶり
重さを実感
祝う会
大笠の小笠原秀之さん。「重みに負けぬよう
しっかりと舞いたい」と話します
祝う会
大学生の保存会員も。
若い世代の会員が多いです
祝う会
八重樫姉妹。
手前が姉の潮(しおり)さん、奥が妹の岬さん

祝う会

祝う会

祝う会

祝う会

祝う会

祝う会
庭元の小笠原丈起さん。
一言一言に重みがあります

祝う会

祝う会

祝う会
多くの取材陣も来ており、
注目度が高いことが分かります
祝う会
滅多に見れない大笠の中は、
保存会員もやはり気になります

祝う会

 小笠原会長の「『永井の大念仏剣舞』を、まずは『知ってほしい』そして『観てほしい』その先に『ぜひ一緒に踊ってほしい』」という言葉が印象的でした。
 民俗芸能に触れたことがない人にとっては、もしかしたらハードルが高いと思うかもしれません。しかし、練習をのぞいてみると決してそんなことはなく、どの保存会もその雰囲気の良さに驚かされます。また、一度でも練習に参加すると、その奥深さや動作の美しさに魅了される人が多いように思います。民俗芸能自体の魅力はもちろんのこと、何より保存会の皆さんの人柄やそのエネルギッシュさに惹かれるのかもしれません。
 各公演などを観て、少しでも「練習を見てみようかな」「やってみたい」と思った時は、ぜひ各保存会へお問い合わせください!

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