経緯（旧盛岡競馬場跡地整備事業）

旧盛岡競馬場は、昭和8年11月に新黄金競馬場として完成し、平成8年に新庄字八木田地区に新競馬場がオープンするまでの約65年間、競馬場として機能してきました。閉場に伴い、旧競馬場跡地としての利用について検討を始め、平成10年度に旧盛岡競馬場跡地利用計画を、また、平成13年度に旧盛岡競馬場跡地整備基本設計をまとめ、旧競馬場跡地全体(約21ヘクタール)のうち、市街化調整区域(注)(約17ヘクタール)を市で整備することとしました。
(注)…市街化を抑制すべき地域で、開発が制限されている。

計画では、周辺環境への配慮を第一に、緑地としての機能や高齢社会における保健福祉機能、環境問題に対する学習機能などを併せ持つ区域として活用することとし、中でも跡地南側は、高松公園と一体となって利用される公園ゾーンとして位置付けています。

• 平成8年度　新盛岡競馬場が八木田地区にオープン
• 平成9年度　跡地利用の基本的な考えかたをまとめる
• 平成10年度　旧盛岡競馬場跡地利用計画を策定
• 平成12年度　民間地権者の所有地を盛岡地区広域土地開発公社及び盛岡市土地開発基金により取得
• 平成13年度　旧盛岡競馬場跡地整備基本設計を実施
• 平成14年度　岩手県競馬組合の所有地を盛岡地区広域土地開発公社により取得
• 平成20年度　保健・福祉ゾーンにおいてケアガーデン高松公園が開所
• 平成21年度　保健・福祉ゾーンにおいて高松地区保健センターが開所
                    岩手県の所有地を市有地との土地交換により取得
• 平成26年度　環境ゾーンにおいて環境学習広場（エコアス広場）が供用開始
• 平成27年度　公園ゾーンにおいて高松公園が供用開始
• 平成28年度　盛岡地区広域土地開発公社により取得した土地の買い戻しを完了
• 平成30年度　自由広場ゾーンにおいて高松多目的広場の一部（クレー広場、駐車場、トイレ）が供用開始
• 平成31年度　自由広場ゾーンにおいて高松多目的広場が全面供用開始
                    跡地全体の愛称を「こがねパーク高松」に決定