高間 惣七 略歴

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広報ID1003498  更新日 平成28年8月21日 印刷 

略歴

一貫して色彩の追求に徹し、健康的自然美を表現するその色彩は清潔で鮮明である。室内や生活風景、自宅で育てている鳥をテーマに制作した作品も多く、陰りのない豊かで明るい色調の詩的画風で知られている。1955年(昭和30年)には「自由に創作に向かいたい」と日展審査員を返上し、第23回独立美術協会展に一般出品し、会員となった。
夭折の女流画家・高間筆子は妹。
橋本八百二は、高間を先輩の画家として尊敬し、若い頃から交遊を続けた。

  • 1889年(明治22年) 東京・京橋生まれ
  • 1908年(明治41年) 東京美術学校西洋画科入学
  • 1913年(大正2年) 第7回文部省美術展覧会で初入選
  • 1916年(大正5年) 東京美術学校西洋画科卒業
  • 1919年(大正8年) 第1回帝国美術院展覧会で特選。以後、第5回展まで連続特選。
  • 1924年(大正13年) 金沢重治、田辺至らとともに槐樹社(かいじゅしゃ)を創立し、第1回展を開催。(第9回展までで解散。)
  • 1933年(昭和8年) 堀田清治、橋本八百二らと東光会を創立。
  • 1937年(昭和12年) 文部省美術展覧会に無鑑査として出品。
  • 1955年(昭和30年) 日本美術展覧会審査員を返上し、独立美術協会へ参加。
  • 1960年(昭和35年) 横浜文化賞を受賞
  • 1973年(昭和48年) 勲三等瑞宝章受章
  • 1974年(昭和49年) 1月26日、84歳で亡くなる。

財団法人盛岡市文化振興事業団 佐々木繁美氏の資料から引用

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