岩手県指定文化財 時鐘 奥州路磐手郡盛岡県城北更鐘

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広報ID1009357  更新日 令和1年7月24日 印刷 

時鐘の写真

指定・区分

岩手県指定 有形文化財(工芸)

名称・員数

時鐘(ときがね) 奥州路磐手郡盛岡県城北更鐘(おうしゅうろいわてぐんもりおかけんじょうほくこうしょう) 1口

所在地

内丸3番7号

所有者・管理者名

盛岡市

指定年月日

平成27年(2015年)11月6日

概要

盛岡城下の時鐘は、江戸時代2か所にありました。1つは、城下外郭南東部にあたる河南地区の十三日町(現在の南大通2丁目付近)、もう1つは、北西部にあたる河北地区の三戸町(現在の中央通3丁目付近)です。現在、県指定有形文化財となっているのは、「日影門外時鐘(ひかげもんそとじしょう)」と称した三戸町の時鐘にあたります。

この時鐘は、4代盛岡藩主南部重信(なんぶしげのぶ)の子、行信(ゆきのぶ)の発願により1679年(延宝7年)11月に設置されました。

鐘銘は、聖寿禅寺大道和尚の作で、鋳物師小泉五郎八が鋳造したものと伝えられています。鐘の大きさは、竜頭まで2.03メートル(6尺7寸)、惣廻り3.79メートル(1丈2尺5寸)、指し渡し1.21メートル(4尺)、輪口の厚さ0.15メートル(5寸)、重量3,597キログラム(959貫100匁)あります。

明治維新後に、盛岡城跡の内堀、鶴ヶ池わき下曲輪(したくるわ)の土塁上の現在地に移転されました。その後、1955年(昭和30年)頃まで盛岡の人々に時刻を知らせ、生活のしるべとして親しまれていました。

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