まだまだ元気なうちから予防しよう!ロコモティブシンドローム
広報ID1039343 更新日 令和3年1月14日 印刷
ロコモティブシンドロームってご存じですか?
ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ)とは、骨・関節・筋肉・神経などで成り立っている運動器に痛みや変形が生じ筋力が低下することで立ったり歩いたりすることが困難になる状態、または困難になるリスクが高い状態のことを指します。
ロコモになるとどうなるの?
ロコモを放っておくと立つ・歩くといった移動能力が低下し、将来的に要支援・要介護となり、寝たきりや介護が必要な状態になる可能性が高くなります。
要支援・要介護の原因として、「運動器の障害」つまりロコモが認知症・脳血管疾患を抜き第一位となっています。
ロコモになる仕組み
運動器の障害ってどんなものがあるの?
具体的な疾患として、関節疾患・骨折・骨粗しょう症・脊柱管狭窄症・サルコペニア(加齢による骨格筋量の低下)などが挙げられます。
便利な移動手段の多い現代社会では、日常生活に支障はないと思っていてもロコモになっていたり、すでに進行している場合が多いことが分かっています。
また高血圧や糖尿病など生活習慣病のある人は比較的若い頃からロコモの原因となる病気にかかりやすいことも分かってきています。
今すぐできる!7つのロコチェック
7つの項目は全て骨や関節・筋肉などの運動器が衰えているサインです。
1つでも当てはまればロコモの心配があります。
- 片脚立ちで靴下が履けない
- 家の中でつまずいたり滑ったりする
- 階段を上るのに手すりが必要である
- 横断歩道を青信号で渡り切れない
- 15分くらい続けて歩けない
- 2キログラム程度の買い物(1リットルの牛乳パック2個程度)をして持ち帰るのが困難である
- 家の中のやや重い仕事(掃除機の使用・布団の上げ下ろしなど)が困難である
もっと詳しく身体の状態や生活状況からロコモ度を調べてみましょう。
今日からやってみよう!ロコトレ
健康な足腰は1日では作れません。いつまでも元気な足腰でいるために毎日コツコツ、ご自身にあった回数や安全な方法で、無理せず運動を続けましょう。
ロコモにならない健康な体づくりのために
運動を継続するためにポイントを絞って行いましょう。
- 運動の種類や回数を多くしすぎない
(例)ロコトレ(1)片足立ち(2)スクワット、ウォーキング20分 - 運動する曜日を決める
(例)月・水・金は運動をする日 - 運動の目安は息が弾み汗をかく程度(3メッツ以上※)の運動を『30分×週2回』
※メッツ(METs)とは座って安静にしている状態を1として、様々な運動や日常の身体活動の強度を数値で表すもの
頑張りすぎず、自分のペースで行いましょう!
引用:ロコモ チャレンジ! 推進協議会 公式HP「ロコモONLINE」
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